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年中暖かい!観光地としても有名な沖縄県那覇市の住みやすさとは?

のびのびと子育てをするためには、理想の住まいだけでなく周辺環境も重要です。子育てに理想的な地域へ引越しを検討している20代~30代の夫婦にとっては、将来的に見ても環境の良さは大切ですよね。そんな考えを持つ家族にぴったりなのが沖縄県の那覇市です。今回は、住みやすい地域として知られる那覇市の住みやすさや魅力について詳しく解説します。

年中温かい沖縄県那覇市の基本情報

沖縄県那覇市は、県の最大の島である沖縄本島南部の西海岸に位置する、県の県庁所在地です。地域面積は39.27平方km、総人口は2018年7月現在で32万2,372人となっています。那覇市を含む沖縄県は亜熱帯気候で、年中温暖で湿度も高く平均気温18.7度を記録しているため、4月でも初夏並みの気温です。台風の通過ルート上にあり年間の晴天率が低い特性であることでも知られています。
那覇市は、1,500kmの円周域に日本の東京、香港、ソウル、マニラ、北京など国内外の主要都市が入っているのが特徴です。したがって、昔から東南アジアのさまざまな都市を結びつける交通通信の地点となっており、アジア諸国との交易拠点として発展を遂げてきました。那覇市の南北と東側は市外の市町村と隣接し、西側は東シナ海が広がっています。中央部には平坦な地形の市街地があり、市街地を囲むように丘陵地帯が広がっているのが那覇市の地形の特色です。

沖縄県の中心地!那覇市の特色とは?

那覇市の交通アクセスは、空・海ともにさまざまな交通手段があり「沖縄の玄関口」との異名を持っているのが特徴です。空路は那覇空港、海路では那覇港や那覇新港、泊埠頭があります。那覇空港の特色は、国際貨物基地(沖縄貨物ハブ)が構築されていることです。この基地がアジア周辺国との商業貿易拠点となり、国内外からの注目を集めています。
那覇市は、沖縄県の政治や経済、文化の中心を担っている存在で、那覇市の都市化にともない周辺地域のベッドタウン化が進行しています。人口密度が8,051人/平方km(平成22年国勢調査確報値)と高くなっており、日本の県庁所在地のなかでは東京特別区、大阪市、横浜市に続いて4位です。また、2013年年4月1日から全国で42番目の中核市に移行しました。

ハブや害虫に注意!沖縄県那覇市の安全性

那覇市では、かつての戦争の名残である米国製の不発弾が発見されることがあります。主な発見場所は工事現場などで、採掘作業の際に発見されるパターンです。工事現場などで不発弾と思われるものを発見した場合、不発弾かどうかを確かめるために触るなどは避けましょう。不発弾に触れることは大変に危険な行為です。不発弾を発見したら触ったり動かしたりせずに、那覇市役所の総務課の「防災危機管理課」または警察に連絡する必要があります。また、不発弾の埋められた場所を知っている場合も、市役所か警察に連絡しなければいけません。
そして、那覇市は地域柄ハブが発生する地域です。ハブを見つけたりかまれたりした場合は、すみやかに対処法を実施しなくてはいけません。ハブを見つけた場合、被害が出たり広がったりしないように警察に連絡することになっています。そして、ハブに噛まれた場合は、119番に連絡です。すぐに救急車が来なかった場合に自身で行う対処法は、まずハブかどうかの確認です。ハブの場合は牙の跡が通常は2本で、噛まれたあとはほんの数分で腫れが出て激しい痛みが生じます。次に行うことは大声で助けを呼びかけて医療機関で受診することです。自身で走ると毒が回りやすくなるので、ゆっくり歩くか車で病院まで連れて行ってもらいましょう。病院までたどり着くのに時間がかかる場合は、包帯やネクタイなどで噛まれた箇所を指が1本入る程度にゆるく縛ることが大事です。
また、那覇市は温暖な気候のため、ネズミやゴキブリ、蚊などが発生しやすい地域といわれています。害虫対策を常に取ることが那覇市では重要です。大量発生して手に負えない場合は、市役所の那覇市環境衛生課に連絡することが解決の近道となります。

公共交通機関で便利に移動!沖縄県那覇市の交通網

那覇市は人口密度が高いことに加え観光客も多いため、交通網が大いに発達していることが特徴として挙げられます。那覇市で重要な役割を果たしている交通手段はモノレールです。観光客の入り口である那覇空港にある那覇空港駅から首里駅を運行している沖縄都市モノレールは、地元では「ゆいレール」と呼ばれ親しまれています。台風の通過ルート上である沖縄県では、風速25m/毎秒以上の場合はモノレールの運転は中止という決まりです。そのため、台風時に利用を考えている人は運行状況のチェックが必要となります。
那覇市をふくめた沖縄本島では、ほぼ全域を路線バスが走っていることも特徴です。また、観光スポットをめぐる「定期観光バス」や那覇市内で使える「1日乗り放題パスポート」、空港からホテルまで行く「空港リムジンバス」など、観光客を対象としたものも多数用意されています。レンタカー利用の観光は自分のペースで回れるので便利です。しかし、免許を持ってない人やペーパードライバーの人は、沖縄観光タクシーを利用する手段もあります。観光タクシー資格認定ドライバーが運転するタクシーなので、安全に観光を楽しむことが可能です。

買い物には困らない沖縄県那覇市の利便性

那覇市は、利便性があり生活をするのに不自由しないことが特徴です。市内の移動の際は、バスやモノレールが市内を網羅しているので車の運転ができなくても移動が楽に行えます。また、大型ショッピングモールやスーパー、ホームセンター、家電販売店などが充実しているため、買い物に困ることがありません。また、おしゃれなカフェもいくつか営業しておりカップルや友人たちと楽しい時間を過ごすことができます。特に小禄や新都心には大きなショッピングセンターがあり、バスなどのおかげで楽に行くことが可能です。不自由を感じさせないのが那覇市のメリットと言えます。

待機児童は多い沖縄県那覇市の子育て環境

小さい子どもがいる家庭にとって大変なのは、那覇市では待機児童の数が比較的多いため保育園に子どもを入れづらいということです。ただし、不足しているのは保育園のみで、幼稚園や小学校の数は沖縄県で那覇市が1番の数を誇っています。小学校では学校同士での交流も盛んに行われているのも特徴です。また、那覇市では公園も多いので子どもの遊び場には困ることがありません。

沖縄県那覇市の土地価格相場

2018年における那覇市の公示地価は、平均19万2,100円ほど、坪単価は平均63万5,000円程度です。全国の公示地価および坪単価の平均は、それぞれ21万1,460円、坪単価69万9,041円となっています。全国平均と比較すると那覇市は全国平均より安価であり、那覇市の土地価格がいかに安価であるかがわかります。

街全体が見どころ!沖縄県那覇市の観光スポット

那覇市のなかで最も人気のある観光地が「首里城」です。県内最高の木造建築物といわれる首里城は、世界遺産に登録され「都市景観100選」も受賞しています。那覇市で唯一の海水浴場である「波の上ビーチ」は、沖縄らしい真っ白な砂浜と透明なブルーの海を堪能できるスポットです。地元民にとっては憩いの場として愛されています。「首里金城町石畳道」は、ドラマの撮影にも使われた琉球王朝時代の歴史を感じることができるスポットです。沖縄伝統の赤瓦屋根の民家が立ち並ぶ風景のなかを歩いていると、タイムスリップしたような気分にさせてくれます。

本州にはない魅力満載の沖縄県那覇市

沖縄県は、本州地域にはない魅力のある県です。そのなかでも那覇市は、古い街並みと近代的な都市の風景の両方を楽しめる地域と言えます。治安もよく利便性のある那覇市で、ぜひ理想の一軒家を建てて子育てのために住んでみてはいかがでしょうか。

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