建築実例 no.37

ユニバーサルホーム建築実例 no.37 ユニバーサルホーム建築実例 no.37

case 37 「都市型キャンパーになりたい!」
ビルトインガレージとテラスで
憧れの暮らしを実現

N様は、ご夫婦と3人のお子さまの5人家族。
年に10回以上キャンプに行くという大のアウトドア好きが高じて、
「都市型キャンパー」を目指して家づくりをされました。

社宅にお住まいの頃から、展示場で一目惚れした
ユニバーサルホームとアウトドアブランドDODのコラボレーションハウス
「キャンパーの住みか」で家を建てると決めていたご家族。

キャンプシーズンを迎えるのが待ち遠しくなる、
そんな「キャンパーの住みか」が誕生しました。

House Detail

建物概要
ご住所:北海道
完成年月:2023年11月
延床面積:120.00㎡(36.3坪)
ご家族構成
ご夫婦+お子さま3人
使用無垢フロア
ナチュラル(クリア)
外観
detail

家を建てるなら「キャンパーの住みか」と決めていた

家族があつまるリビング

以前は社宅に住んでいたというN様ですが、5人家族には少々手狭になってきたということで、家づくりを決意。大のキャンプ好きで、1年に10回以上キャンプに行くというご家族は、かねてから「家を建てるなら絶対にキャンパーの住みか!」と決めていたそうです。

「キャンプ好きな方は割と自然が多い郊外に家を構えたりするのですが、私たちは元々住んでいた札幌市内に家を建てたくて。『都市部でもキャンプに特化した家づくりができるのかトライしてみたい』と担当スタッフさんに伝えたところ『目指しましょう!』という心強いお返事をいただけたので、分譲住宅や他のハウスメーカーは検討せず、すぐにユニバーサルホームさんと家づくりを始めました」

吹抜けから光が差し込む土間が、
ビルトインガレージとリビングをつなぐ

ビルドインガレージの大容量収納

N様のご要望は、まずビルトインガレージをつくること。雪の日も雪下ろしをせずに車が利用できて、雨や雪にも濡れずに荷物の積み降ろしをしたいということで、ビルトインガレージの中には大容量の収納を設けました。

「ガレージにはキャンプギアはもちろん、タイヤやスキー板、ゴルフバッグなど、色々なものを収納しています。玄関にはシューズクロークもあるので、家の中の収納スペースを圧迫しないのがいいですね」

ご主人さまによれば、ビルトインガレージを設けた理由はもう1つあるとのこと。それは、テントやタープを干す場所の確保だといいます。

「キャンプでは雨に降られることもあります。雨に濡れたテントやタープの干す場所の確保は、キャンパーにとって収納場所と同じくらい大きな課題です。ビルトインガレージの天井には、着脱式の物干し用ポールを付けてもらったので、かんたんにテントなどを干すことができます」

リビングの「土間」スペース

ビルトインガレージの裏手は、リビングの「土間」につながっています。このスペースは、お子さまの遊び場として利用されているそうです。土間の上部は吹抜けになっており、冬でも明るい日差しがリビング全体に降り注ぎます。

「階段下のスペースは今、収納として使っていますが、将来、犬を飼ったらここを小屋にしてもいいかなと思い、小さなアーチ状の入り口をつくりました。この場所は家の中心ですし、土間になっているのできっとちょうど良いと思ったんです」

家事動線の良さは確保しつつも、生活感を見せない工夫

リビングが見渡せるキッチン

「うちは男の子3人なので、遊び方がかなりアグレッシブ(笑)目が離せないので、キッチンは対面式にしました。賑やかで物も多い我が家ですが、できる限り生活感は出したくなかったので、キッチンの奥にはパントリーをつくって、冷蔵庫はそこに置いています」と、奥さま。大容量のカップボードを造作したことも、キッチンがすっきり片付く理由です。

家事動線にもこだわり、洗面室や浴室をキッチンの近くに配置したことから、リビングや土間で遊ぶお子さまを見守りながら家事ができるといいます。お子さまたちが幼稚園や学校から帰ってきたときも、リビングに行く前に洗面室で手を洗ったり、入浴したりすることができます。

自宅でBBQができるテラス

キャンプだけでなく、BBQもお好きなご家族。リビングの南側の大きな窓から出られるテラスでは、自宅にいながらアウトドアが楽しめます。テラスへは、パントリーの奥の勝手口から出入りすることもできるため、食材の準備や片付けもかんたんです。

「札幌は冬が寒くて長いので、BBQやキャンプを楽しむのは春になってから。子どもたちもアウトドアが大好きなので、これからのキャンプシーズンがとても楽しみです」と奥さま。

「都市部でも、ここまでキャンプに特化した家をつくれると実証できたのではないでしょうか」と、ご満足げなご主人でした。

断熱×地熱床で、冬も寒さ知らず

地熱床暖房で家中ぽかぽか

ビルトインガレージや吹抜け、大開口の窓などがあると、冬の寒さが気になるところですが、N様邸は「地熱床暖房(1階全面床暖房)」を導入しているので家中ぽかぽか!土間にも床暖房が入っているので、お子さまたちは冬でも裸足で過ごしているそうです。さらに壁の中だけでなく外側にも断熱材を入れているので、G2レベルと同等の断熱等性能等級を取得。札幌の寒さも忘れるほどあったかいおうちが完成しました。

「真冬でも、1階はほかの暖房器具を使わず、床暖房だけで過ごせます。朝起きてから夜寝るときまで、洗面室も廊下もトイレも暖かいので、とても快適です。地熱床は、冬あたたかいだけでなく夏はひんやりして気持ちいいと聞いているので、夏も楽しみですね」と奥さま。

いつまでも、一緒にキャンプに行ったり、家のテラスでBBQをしたりできる家族であり続けたいですね

この家で暖かな冬を過ごし、これから迎えるキャンプシーズンに、ご家族は胸を高鳴らせているといいます。

「早速、次の連休にキャンプ場を予約しました。キャンプの準備も片付けも格段にしやすくなったでしょうから、ますますキャンプに行く頻度が増えそうです(笑)いつまでも、一緒にキャンプに行ったり、家のテラスでBBQをしたりできる家族であり続けたいですね」