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長崎県佐世保市の住みやすさを解説!

今住んでいる場所から新たな場所へ居住や引っ越しを考える際、周辺の様子や住みやすさを知っておくことはとても大切です。この記事では、長崎県の特徴や、長崎県に居住する際に考えられるメリットとデメリットを地域ごとにまとめました。また、長崎県のなかでも人気のエリアである佐世保市の魅力や住みやすさについて紹介します。

自然が豊かで美しい!長崎県の基本情報

長崎県の人口は137万7,780人。面積は4,132.09平方kmで、人口密度は333.43人/平方kmです。九州地方の西北部に位置する都道府県で、日本の都道府県のなかで最も島が多いことで知られています。
また、長崎は港が多く、古くから栄えている国際都市です。歴史をさかのぼると、縄文時代の早期に長崎県の対馬と朝鮮半島との間で交流や交易がおこなわれていたことをうかがわせる隆起文土器が見つかっています。また、室町時代には日本初のキリシタン大名である大村純忠が長崎を開港し、南蛮貿易の中心地としてにぎわいました。こういった歴史的な背景もあり、長崎県ではいたるところで今でも異国の文化が入り混じる独特な世界観を感じることができます。
長崎県は観光地としても人気があります。有名な観光地として「ハウステンボスリゾート」があげられます。毎年全国から修学旅行生も多く訪れ、県を象徴するテーマパークになっています。自然豊かな公園も多く、動物園と植物園が一体となった「長崎バイオパーク」や、坂本龍馬の銅像が建てられていることで有名な「風頭公園」もあります。各所の山々からは、長崎の独特な地形が生み出す美しく立体的な夜景を鑑賞することができ、平成24年には長崎の夜景が世界新三大夜景に認定されました。食文化に栄えており、日本三大中華街のひとつでもある「長崎新地中華街」では、ちゃんぽんや皿うどんなど本格的な中華料理店を堪能することができます。ほかにも、2015年に世界文化遺産に登録された軍艦島や、海岸にある大きな岩がまるで猿のように見える猿岩なども観光スポットとして有名です。

長崎県に居住するメリット

長崎県の県庁所在地である長崎市に居住するメリットは、便利な生活に欠かせない複合商業施設が複数あることです。長崎市内の主要な箇所は路面電車に乗って回ることができ、移動に困ることはありません。この路面電車には一律120円で乗ることができるため、交通費を格安で抑えることができます。また、長崎県の中でも都市部にあたる長崎市ですが、2018年に世界文化遺産に登録された長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産や、鎖国時代に貿易の窓口だった出島などもあり、歴史を感じることができる都市でもあります。
島原半島南部に位置する南島原市は、豊かな海や山に囲まれた自然豊かな地形が魅力です。豊かな大地に育まれた農水産物があり、田舎暮らしを満喫したい人におすすめです。全国的に大きな問題になっている待機児童問題ですが、子どもが少ない地方では子どもが保育園に入れないという心配はなく、共働き家庭でも安心して子育てをすることができます。
長崎県の中央に位置する大村市は、長崎の中でも数少ない平坦な地形をしています。そのため、自転車での移動に適しています。周囲にはスーパーやドラッグストアが多く、買い物にも便利です。また、大村市には県外へのアクセスに便利な長崎空港もあることがメリットです。

長崎県に居住するデメリット

魅力に溢れる長崎県ですが、居住に際して考えられるデメリットも地域ごとに考えられます。
長崎市は「坂の街」と呼ばれ、坂や急な階段が多いことがデメリットのひとつとして挙げられます。大通りには坂はありませんが、一歩中に入ると急な坂や階段が多くなってきます。自宅も山の斜面に建てられていることも多く、車で急勾配な坂を登る必要があります。道幅も狭いため小回りが難しく、運転初心者には難しい箇所も多いです。
南島原市は公共の交通機関がバスだけしかありません。そのため、生活するうえでは自家用車での移動が必須です。高齢者など運転ができない場合、日常的な買い物も難しい可能性が高いことが心配です。これに関しては、市が福祉事業の一環として、タクシーの無料券を配布するなどの制度があります。
大村市も交通の便に関して不便を感じる可能性があります。バスや電車はありますが、本数が少なく、また駅や停留所が自宅近くにあるとは限りません。家庭ごとに自家用車を複数台所有している家庭も多く、維持費もかかります。
西海市に関しては電車が走っていないため、移動は基本的には自家用車が必要です。バスも1時間に1本ほどしか通っておらず、県道沿いしか通過しません。また、田舎ならではの悩みとして、虫やムカデ、ヤモリが多くいて、家の中に入ってくることも考えられるので、苦手な人にとってはデメリットになります。

田舎と街のいいところどり!佐世保市とは

長崎県の佐世保市は、人口約25万人の長崎県北部地域の中心都市です。県庁所在地である長崎市ほど都会ではなく、また極端な田舎ではない佐世保市は、市街地の利便性と豊かな自然の両方を感じることができる、居住に際して理想的な街です。佐世保市は海と山が近接した複雑な地形でできています。そのため、都市部、山、海沿いなど、同じ佐世保市内でも地域によってさまざまな暮らし方を選ぶことができます。
また、レジャー施設が多いことも魅力のひとつです。四季折々の花が咲き誇る日本一広いテーマパーク「ハウステンボスリゾート」や、動植物園、遊覧船など、休日に大人から子どもまで楽しむことができる施設が数多くあります。九十九島では、シーカヤックや釣りなど、長崎の大自然を体感することもできます。佐世保には直線距離が日本一長い商店街もあり、地元食材の販売店や食事処などで賑わっています。戦後に米海軍の基地の街として発展してきた佐世保には、独特の食文化もあり、地元食材を使ったボリューミーな佐世保バーガーが有名です。

佐世保市の住みやすい?交通の便や子育て環境について

佐世保市には、JR佐世保線やJR大村線、松浦鉄道の西九州線が走っていて公共交通機関は充実しています。
また、家族で生活する際や子育て世帯にとって、福祉制度や教育機関も今後の住みやすさに関わってきます。佐世保市内には保育所、幼稚園、認定こども園などさまざまな保育・教育施設があります。どの施設を利用したら良いかわからない場合には、「保育コンシェルジュ」という独自の制度もあり、状況に応じた子育て支援サービスの案内など、保育に関する相談にのってくれます。教育機関としては、小学校が42校、中学校は25校、高校は9校あります。
医療費の助成には所得制限がなく、出生から小学校就学前まで通院時の自己負担分の助成を受けることができます。自己負担は医療機関ごとに1回800円、月1,600円までです。入院時の助成は、出生から小学校就学前までの自己負担分を助成してくれます。こちらも同様に所得制限はなく、医療機関ごとに1日800円、月1,600円までの自己負担となります。

長崎県の佐世保市に家を建てよう!

長崎県佐世保市は、市街地の便利さと、ゆとりある田舎の癒しの両方を感じることができる住みやすい地域です。魅力にあふれる長崎県佐世保市で田舎暮らしを満喫するなら、注文住宅で住みよい家を手に入れるのがおすすめです。

長崎県で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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