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長野県のファミリーにおすすめ!住みやすさで人気の街は?

マイホームを建てるとき、景観の良さや交通の利便性など、周囲の住環境が住みやすさに大きく影響します。そのため、「結婚するからマイホームを手に入れたい」「子どものために注文住宅を購入したい」というような場合、どんな街に家を建てるのかが重要です。そこで、ここでは長野県内で人気の街について詳しく解説していきます。

 

長野県とはどんなところ?

長野県は、本州内陸部の中部地方に位置する県です。県庁所在地は長野市で、県内の市町村数は19市23町35村となっています。県の人口は約207万人、面積は1万3561.56平方キロメートルです。県木には白樺、県花にはリンドウ、県鳥にはライチョウが選ばれています。令制国名が信濃国だったことから、長野県を指して信州とも呼びます。海に面していない内陸県であり、大きな規模の山岳地帯があるのが特徴です。長野県出身の有名人には、久石譲・池上彰・美川憲一・峰竜太などがいます。

 

長野県はここがすごい!有名な観光名所は?

長野県は内陸に位置しているため、県全域的に内陸特有の気候が顕著です。1日の最高気温と最低気温、月ごとの最高平均気温と最低平均気温の差が、海岸地方に比べて大きい傾向が見られます。また、1年を通して比較的湿度は低く、降水量も少なめです。地域ごとに気候の微妙な違いがあり、北部地域は季節風の影響を受けるため雪の日が多くなります。中部地域と南部地域に吹き込む季節風は、山脈を越えてくるため乾燥し、晴れの日が続きます。標高の高い地域は、平地に比べて気温・気圧・湿度が低く、風が強いという性質を持ちます。盆地では昼と夜の気温差が大きいのが特徴です。

特産品には、リンゴ・ブドウ・西洋ナシ・桃などの果物、親田辛味大根や松茸といった野菜などがあります。さらに、アユ・ヤマメ・イワナ・ウグイなどといった川魚も有名です。地域によっては、馬肉やダチョウ肉も名産となっています。郷土料理として広く知られているのは、信州そばです。ほかにも、おたぐり・おやき・ローメン・ザザムシなどがあります。伝統的な工芸品・民芸品は、木曽漆器・信州紬・信州打刃物・南木曽ろくろ細工、そして内山紙・松本家具・松本手まり・天蚕糸など、種類が豊富です。

長野県の有名な観光名所としては、松本城・善光寺・諏訪大社・戸隠神社などが挙げられます。いずれの建築物も、古き日本の荘厳で美麗な雰囲気が満喫できるでしょう。スキーやスノーボードの楽しみたいなら白馬、自然や野生動物を観賞するなら車山高原などがうってつけです。湯畑やトンボの湯といった温泉スポットで、心身をリフレッシュさせるのも良いでしょう。

 

日本有数の観光地!長野市の住みやすさは?

長野市は、長野県北部に位置する街です。県庁所在地であり、中核市にも指定されています。2018年6月1日時点で人口は約37万人、世帯数は約16万世帯となっています。寺院や城跡などといった歴史的な観光スポットが市内に点在し、美しい自然が多いのも魅力です。特に、善光寺は長野市を代表する名所だといえます。日本有数の観光地としても有名で、市全体の観光客数は年間1000万人にものぼります。市内には大企業の支社や支店が多く、優れた中小企業も多数そろっており、小売業の販売額は長野県内でもトップクラスです。市内の有効求人倍率に関しても、県内で高い水準をほこっています。

子育てについては、子どもの年齢別にさまざまな支援を受けることが可能です。児童手当・ひとり親世帯の子育て支援・障害児の子育て支援をはじめ、妊婦相談・母子栄養食品支給・産後ケア事業などといったサポートが準備されています。ほかにも、もぐもぐ離乳食講習・子育てサークル・ショートステイ事業・トワイライトステイ事業などといったサービスを利用することができます。

交通面では、北陸新幹線と上信越自動車道を利用できるのが最大のメリットです。加えて、長野電鉄長野線の駅が市内に多くあるため、駅の近くであれば移動も快適に行えます。

 

昔ながらの町並みが懐かしい!松本市の住みやすさは?

松本市は、長野県のほぼ中央にある街で、本州規模で見てもだいたい中心辺りに位置します。2018年6月1日時点で人口は約24万人、世帯数は約10万世帯です。江戸時代に松本藩の城下町として栄えた松本市には、その象徴たる松本城があります。松本城は現存する五重六階天守のなかでは日本最古であり、国宝にも選ばれています。また、商業都市としての側面もあり、信州中南部の商圏の中心的な役割を担ってきました。芸術を尊重する気風も強く、美術館や芸術館の建造、音楽フェスティバルの開催などにも積極的です。

子育て支援も手厚く、妊婦健康診査・出産手当・不妊治療助成などを受けることができます。さらに、児童手当・扶養手当・松本市地域子育て支援事業補助金などといったサポートも準備されています。交通の利便性も高く、長野自動車道・安房トンネル・松本空港などを利用することで、市内はもちろん市外へもスムーズにアクセス可能です。

 

真田幸村といえば上田城!上田市の住みやすさは?

上田市は、長野県の東部に位置する中核都市です。2006年3月6日に、上田市・丸子町・真田町・武石村が新設合併することで誕生しました。2018年6月1日時点で人口は約16万人、世帯数は約6万人となっています。上田市を語るうえで欠かせないのが、戦国時代に活躍した真田幸村の存在です。真田地域には今も真田氏の史跡が点在し、上田地域にそびえる上田城は人気の観光名所となっています。また、真田地域にはスポーツリゾート地である菅平高原もあり、毎年多くの観光客が訪れているスポットです。ほかにも、別所温泉・鹿教湯温泉・美ケ原高原などといった観光スポットがあります。

子育てに関するサポートも豊富です。初めての出産で不安だという人も、子育て支援センターや子育て支援施設を利用することで、安心して育児に取り組めるでしょう。子どもが学校に通い出した家庭では、家庭児童相談・教育相談・放課後児童対策などの支援が役立ちます。もちろん、保育園や幼稚園などに対する相談や、児童手当の給付などといった基本的サポートも行っています。

 

長野県でこれから人気の出そうな街は?

長野県でこれから人気の出そうな街としては、諏訪市・安曇野市・上伊那郡が挙げられます。諏訪市は、長野県の南部にある街です。2018年6月1日時点の人口は約5万人、世帯数は約2万世帯となっています。山と湖のある風景は雄大で、東洋のスイスと称されることもあります。諏訪神社・霧ヶ峰高原・高島城などといった観光スポットが有名です。子育て支援として、妊婦一般健康診査・育児相談・離乳食教室、さらに児童手当・福祉医療費給付などがあります。児童遊園や都市公園も多数あるので、子どもの遊び場として利用可能です。交通アクセスの手段には、中央自動車道・上信越自動車道・JR中央線・高速バスなどがあります。

安曇野市は、NHKの連続テレビ小説「おひさま」の舞台になった街です。2018年6月1日時点での人口は約10万人、世帯数は約4万世帯となっています。常念岳を正面に望む雄大な山並みや、清涼な湧き水によって育まれた豊かな田園が魅力です。大王わさび農場や安曇野ちひろ美術館などの観光名所、天蚕糸などの伝統工芸が街の特色となっています。子育て支援には、宿泊型産後ケア事業・安曇野市入学準備金貸付制度・児童手当・就学援助制度などがあります。交通アクセスには、長野自動車道・JR大糸線などが利用可能です。

上伊那郡は、長野県の中部から南部にかけて広がる郡です。辰野町・箕輪町・飯島町・南箕輪村・中川村・宮田村からなります。2017年4月時点の人口は約8万人、世帯数は約3万世帯です。歴史と文化に彩られた自然が豊かで、産業もバランス良く発展しています。駒ヶ岳ロープウェイ・南アルプス林道・宮田村総合公園ふれあい広場・大芝公園などの観光スポットで、美しい自然を楽しむことができるでしょう。どの町や村でも基本的な子育て支援を受けることが可能です。特に子育て家庭がいろいろなサービスを受けられる「ながの子育て家庭優待パスポート事業」はどの地域でも共通して受けられます。中央自動車道・中央道高速バス・JR中央線などの交通手段があり便利です。

 

長野県で楽しく暮らそう!

長野県は、歴史と伝統のある建造物や工芸品、そして雄大な自然が魅力的です。「念願のマイホームを建てたい」「子どもを素晴らしい環境で育てたい」という夫婦にとって、理想的な地域の1つだといえるのではないでしょうか。

長野県で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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