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岩手県で土地選び!住みやすさで人気の街は?

家をどこに建てるかについて検討する際、景観や利便性といった要素は欠かせないポイントになります。なぜなら、そういった住環境の良し悪しが住みやすさに直結してくるからです。岩手県への引っ越しを考えている人もそういった部分が気になるのではないでしょうか。そこで、ここでは県内で特に人気の高い街をピックアップし、それぞれの街の住環境がどのようになっているかについて解説いたします。

岩手県とはどんなところ?

岩手県は東北地方の北部に位置し、面積は15,275.0キロ平方メートルです。これは北海道に次ぐ全国第2位の広さです。それに対して、人口は約126万人で全国32位と低めの数字になっています。当然、人口密度も低く、47都道府県の中でも下から2番目です。また、県庁所在地は盛岡市であり、それを含めて市が14、都が10、町が25、村が4という構成になっています。

岩手県はここがすごい!有名な観光名所は?

岩手県は東北に属するだけあって冬の冷え込みは厳しいものがあります。1~2月にかけては氷点下を下回るのが当たり前となり、極寒地ではマイナス30度を下回ることすらあるぐらいです。岩手県に家を建てるのであれば寒さ対策は十分にしておくべきでしょう。その代わり、夏の気温は21~24度と低めであり、過ごしやすいのがメリットです。気候区分としては内陸部が日本海側気候、それ以外が太平洋側気候となっています。

また、特産品として目を引くものにわんこそば、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃめんからなる岩手三大麺があります。その中でも特に有名なのがわんこそばです。わんこそばとは熱い湯にくぐらせた一口大のそばをお椀に入れ、それをお客が食べるたびに給仕が新たなそばを足していくというものです。その多くは定額制なので好きなだけ食べられ、ネギや海苔、鰹節といったさまざまな薬味が自由に選べるのが魅力となっています。
それに対して、盛岡冷麺は自宅でも楽しめる手軽さがあります。美しい半透明の麺にはしっかりとした歯ごたえがあり、コクのあるスープとの組み合わせが絶妙です。最後の盛岡じゃじゃめんは平打ち麺の上に肉味噌ときゅうり、長ネギなどが載った中華料理の「ジャージャー麺」に似た料理です。しかし、味や食べ方はまったく異なります。食べる際にはラー油やニンニクを加えて思いっきりかき混ぜます。あまり上品な食べ方とはいえませんが、そうすることで甘み・酸味・辛味が複雑に絡み合った奥深い味が口の中に広がっていくのです。その他にも、岩手県の特産品としては南部せんべい、地酒、イクラなどがあります。
一方、観光地としてはなんといっても世界文化遺産に登録されている中尊寺金色堂が有名です。その他にも、標高2038メートルの岩手山、美しい海が堪能できて小舟で洞窟探索も可能な浄土ヶ浜など、見どころ満載のスポットが数多くあります。

自然がいっぱい!盛岡市の住みやすさは?

 

盛岡市は人口約30万人の地方都市です。北上山地と奥州山脈に囲まれた盆地となっており、寒暖差の大きな内陸性の気候のため、必然的に冬は非常に寒くなります。雪はそれほど多くはありませんが、それでもスタッドレスタイヤは必須です。その代わり、夏場は暑い期間が短くて比較的過ごしやすいというメリットがあります。また、街の中には緑が多くあり、自然との調和がとれているのも魅力的です。
一方、交通面においても利便性が高いという長所があります。盛岡駅には東北本線、山田線、田沢湖線といった在来線の他に新幹線も停車するため、他県への移動が手軽に行えます。市内には定額制のバスが走っているので車がなくても移動には困りません。駅から発着する交通バスも多く、あまり歩くことなく市内を移動できます。さらに、厚生労働省が発表したデータによると2017年4月時点での待機児童は0人ということなので、子育てを行う環境も比較的恵まれているといえそうです。2015年2月には「いわての子どもを健やかに育む条例」を制定しており、自治体が出産、子育てなどの支援を積極的に行っている姿勢がうかがえます。
そのうえ、自然豊かな盛岡市で暮らしているとさまざまな観光スポットを満喫することができるのです。たとえば、東日本最大規模の石垣を持つ平城跡に作られた岩手公園では桜林、バラ園、紅葉などを眺めながら散策が楽しめます。一方、冬には血行や代謝の促進に効果がある繋温泉で日々の疲れを癒すこともできるといった具合です。他にも、石割桜、もりおか啄木・賢治青春館、盛岡八幡宮などの有名スポットが数多くあり、余暇を有意義に過ごすことができます。

スキーも温泉も楽しめる!花巻市の住みやすさは?

花巻市は人口約10万人の街であり、宮沢賢治の故郷としても有名です。また、東北有数の温泉地としても知られ、そのため、県外から多くの観光客が訪れています。なんといっても、スキーのあとにゆっくりと温泉に入れるのは北国の温泉地ならではといえるでしょう。温泉以外では、宮沢賢治をテーマにした施設が多く宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村、早池峰と賢治の展示館などがあります。なかでも、花巻から釜石までを結ぶJR釜石線のSL銀河は銀河鉄道の夜を再現したロマンのあふれる旅を楽しむことができるのでおすすめです。
その他にも、廃校となった小学校を使って昭和の時代を再現した「昭和の学校」や高村光太郎が7年間を過ごした山荘を今に残す 「高村山荘・高村記念館」などがあります。このように、ノスタルジックな雰囲気に浸れる観光スポットが多いのが花巻市の特徴だといえるでしょう。それらに加えて、豪華絢爛な山車や神輿が繰り出される花巻祭りや7000発の花火が打ち上げられる花火ファンタジーなどもあります。
一方、交通手段は車がメインとなります。電車の路線や本数が少ないため、自家用車を持っていない人は少々不便かもしれません。しかし、その分、交通量が少ないというメリットがあり、車の運転は快適です。ちなみに、旅行や出張などで遠方に行く際は新花巻駅から新幹線か、あるいは岩手県唯一の空港である花巻空港から飛行機を利用することができます。最後に子育て環境ですが、花巻市は子育て医療が充実しているのが特徴です。たとえば、乳幼児医療費助成制度においては2015年に所得制限が撤廃され、誰でも受給ができるようになっています。

娯楽施設も充実!北上市の住みやすさは?

東北の街は全体的に人口減少の傾向がありますが、そうした流れに反して発展を続けてきたのが北上市です。その理由の一つには恵まれた交通環境が挙げられます。北は花巻市、南は金ヶ崎町・奥州市といった具合に主要都市から近く、しかも、東北本線、東北新幹線、東北自動車道などが通ったために、一層行き来が便利になりました。国道4号を使えば花巻市まで30分ほどですし、盛岡市へも高速道路で30分の行程です。それに加えて、駅周辺には岩手県屈指の映画館をはじめとして娯楽施設も充実しています。4号線沿いにはスーパー、コンビニ、飲食店、ドラッグストアなどが立ち並び、日常生活に不自由することはないでしょう。
また、市内には子育て支援センターもあり、子どもの遊び場を提供したり、育児講座を開いたりとさまざまな活動を行っています。子育て中の親にとっては心強い味方となってくれるはずです。さらに、観光スポットとしては秘湯の気分が味わえる夏油温泉、日本三景の一つである松島を想起させる和賀の松島、日本人の昔の暮らしぶりを学べるみちのく民俗村などがあります。このように北上市は魅力の多い街です。人口は9万人ほどですが、今後さらなる発展が期待できるのではないでしょうか。

岩手県でこれから人気の出そうな街は?

ここまで紹介した街の他にも今後人気の出そうなエリアはたくさん存在します。たとえば、一関市、宮古市、奥州市などです。まず、一関市は2005年に旧一関市に6つの町村が合併してできた比較的新しい都市です。人口は約12万人で盛岡市に次ぐ多さを誇りますが、特筆すべきは居住地に転用可能な可住地の面積が全国3位にランクインされたという点にあります。つまり、それだけ移住者が新しい家を建てやすいことを意味しているのです。気候も岩手県内では比較的温暖です。また、ベビーカーの貸し出しや絵本の読み聞かせ指導など、子育て面でも手厚いサポートを行っています。公園の数も多く、子育てをするには適したエリアです。ただ、保育士が少ないために待機児童が比較的多いのがこれからの課題だといえます。
一方、人口約5万人の宮古市は子育てに対して独自の取り組みを行っています。子育て基金を設立して子どもを安心して産み育てることができる環境整備をしているのです。たとえば、生後7カ月~満1歳の子どもを自宅で育てている場合には、在宅子育て支援金を支給するといった具合です。宮古市は漁業が盛んな街であり、自然豊かな広々とした公園もあります。休日などは、そこでくつろぐこともできるので家族で暮らすにはよい土地です。その代わり、盛岡市に行くには車で2時間ほどかかるなど交通面ではやや不便な点があります。
最後の奥州市は岩手県の内陸南部に位置する人口約12万人の街です。公園、保育園、スーパーなどの数はいずれも県内で高いレベルにあるので、岩手県での生活拠点を考えるならば有力候補の一つになるはずです。それに加え、国道4号・東北自動車道・JR東北本線・JR東北新幹線などが縦貫し、交通の要衝となっているのも魅力だといえるでしょう。東北新幹線を使えば盛岡市へは約30分、仙台市へも最速40分で到着することができます。

岩手県の建築実例

建築実例1. 2世帯の絆を育むこだわりのおうち

岩手県の建築実例1それぞれのライフスタイルを楽しみ、心地よく支え合う2世帯の住まい。ひとつ屋根の下、プライバシーを保ちながらお互いの気配を感じる事ができるおうちです。

詳細情報:岩手県の建築実例「2世帯の絆を育むこだわりのおうち」

建築実例2. 旗竿地に建つシンプルモダンの家

岩手県の建築実例2

黒×木目が目を惹くカッコイイ外観。玄関→クローク→パントリー→キッチンと続くラク家事動線が、毎日の暮らしを豊かにします。

内装は、いつの時代も人気のあるモノトーンで統一。クールな雰囲気にも、ぬくもりのある雰囲気にもコーディネートできる室内空間を実現しました。

詳細情報:岩手県の建築実例「旗竿地に建つシンプルモダンの家」

建築実例3. ゆったりとした時間が流れる新しい平屋の住まい

岩手県の建築実例3

弊社が提案するのは、各部屋の十分な広さと勾配天井が開放感を生む新しい平屋の住まいです。大容量の小屋裏収納で、家族が増えても収納面には困りません。

さらに標準装備の1階全面床暖房で、おうちをまるごと暖めることができます。広々とした空間で、長きにわたり住まう事のできるマイホームが完成致しました。

詳細情報:岩手県の建築実例「ゆったりとした時間が流れる新しい平屋の住まい」

県の魅力ある街で暮らそう!

岩手県は冬の寒さが厳しいというイメージがある一方で、「自然が豊か」「食べ物がおいしい」「スキーや温泉が楽しめる」などといった魅力に満ちています。それに、一言で寒いといっても実際は地域によってかなりの差があるものです。さまざまな岩手県の情報を集めて参考にしながら、岩手県にある街の魅力についてまとめ、より自分たちに合ったところを選べるようにしていきましょう。

岩手県で家を建てるなら、モデルハウス見学へ!

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