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住宅展示場の見学に予約は必要?モデルハウスを見るときのポイントや注意点を解説!


マイホームの購入を考えたときに、訪れる人も多いのが「住宅展示場」です。

しかし、初めて住宅展示場に出かける場合、どのような流れで見学をするのか分からず、不安を抱く人もいるでしょう。

人生のなかでも大きな買い物となる、マイホーム購入を失敗しないためにも、きちんと見学の流れを押さえておきましょう。

ここでは、住宅展示場を見学する際のポイントや、注意点について解説します。

住宅展示場って何ができるところ?


住宅展示場とは、各住宅会社が一定の区画にモデルハウスを建てており、それぞれを効率的に比較できるスポットです。

インターネットやパンフレットを見ただけでは分からない、実際の住宅の概観の種類や間取りの種類を確認できることが大きな魅力です。

また、さまざまなインテリアの種類や最新設備の種類についても自分の目で確認できるため、これからマイホームを建てようと考えている人にとって、有益な情報を多く得られる場所といえるでしょう。

ただ、住宅展示場に出かける際は、事前にある程度見学に行く住宅会社を絞り込んでおくことがおすすめです。いきなり現地に出かけてしまうと、どこを見学すればいいのか悩んでしまったり、あちこち歩き回ったりして時間を効率的に使えなくなるリスクが高まります。

事前に気になる住宅会社をピックアップしておくことで、スムーズに見学を行うことができます。

住宅展示場を「予約あり」で行くメリット


住宅展示場に予約をして訪れることにはいくつかのメリットがあります。以下にいくつかのポイントを挙げます。

1.見学予約をすることで待ち時間を短縮できます

見学予約をしておくことで、展示場での待ち時間を短縮することができます。予約者優先の対応を受けることができるため、他の来場者がいる場合でも、案内や説明をスムーズに受けることができます。

2.専門スタッフの説明や相談を受けられます

見学予約をすると、展示場で専門スタッフの説明や相談・アドバイスを受けることができます。スタッフは建物や設備についての知識があり、質問に答えたり、個別のニーズや要望に合わせた提案をしてくれるでしょう。
また事前に質問したいことなどを伝えておくと、資料などを準備しておいてくれます。

3.ゆっくりと展示場を見学できます

予約をしている場合、他の来場者との混雑を避けるように配慮してもらうこともできます。自分のペースや希望している時間内で展示場を見学することができ、気になるポイントをじっくりと観察することができます。また、展示場の魅力的なポイントや住宅会社、商品の特徴について、スタッフから詳しく説明を受けることもできます。

4.より詳細な情報を収集できます

見学予約をしておくことで、展示場で提供される資料や情報を事前に受け取ることができる場合があります。これにより、展示場の設計や間取り、価格、オプションなどの詳細な情報をあらかじめ把握することができます。
予約時に自分の興味や要望を伝えておけば、より具体的な情報を提供してもらえます。

これらのメリットにより、予約をして住宅展示場に訪れることは、より効率的で充実した住宅展示場の見学を行うことができます。

住宅展示場見学の一般的な流れ


住宅展示場でモデルハウスを見学する際の一般的な流れは以下の通りです。

まず受付用紙に記入を行い、担当者から物件の概要や間取りなどの説明を受けます。
また、見学をする際の注意点について説明があった場合は、しっかりと耳を傾けておきましょう。

それから、モデルハウス内の見学を行い、担当者から現時点での住宅購入に関する意思や、いつまでにマイホームを建てたいのかという入居時期についての確認が行われます。
その後、どのような間取りと設備ならおおよそいくらぐらい費用がかかるのか、という具合で支払いシミュレーションを行うことが一般的な流れです。

ただ、この流れはあくまでも一般的なものであり、住宅展示場によって異なる場合があります。
もしも見学の流れについて不安なことや不明点がある場合には、事前に電話などで問い合わせを行い、確認をしておくと安心です。

住宅展示場見学時のチェックポイント5選!


モデルハウスの見学をする際は、以下のようなポイントに注目すべきかを事前に頭に入れておくことで、効率的に情報収集を行えます。

意識すべきポイントは、目に付きにくい場所もくまなくチェックしておきましょう。

1.ドアや窓は実際に開け閉めを行い、使い勝手を確認しましょう。
浴室やクローゼットの扉なども、確認しておきたいポイントです。実際に触れてみることで、開け閉めが行いにくかったり力が必要だったりと、意外な発見があるかもしれません。

2.洗面台やキッチンはもちろん、照明のスイッチの場所のように細かい部分までしっかりとチェックしておくことがおすすめです。
実際に自分が生活をしているようなイメージを持って見学をすると、生活動線や使い勝手を冷静な視点で判断しやすくなるでしょう。

3.モデルハウス内の撮影が可能であれば、気になる部分を写真に撮っておくことがおすすめです。写真に撮って記録を残しておくことで、他のモデルハウスと比較したいときに役立ちます。

4.マイホームは高い買い物になるからこそ、慎重に各住宅会社の情報を集めて、強みやいいところを理解しておくことが肝心です。きちんと住宅会社ごとの強みやメリットを比較することで、後悔のない選択をしやすくなるでしょう。

5.見学時に意識しておきたいことは、住宅展示場にあるモデルハウスはハイグレード仕様の住宅になっているケースが多いという点です。豪華な設備は魅力的ではありますが、すべてを取り入れようとすると予算オーバーになってしまう場合があります。
冷静に自分の予算と比べながら見学を行うことが重要です。

住宅展示場に行くまでに準備すること


住宅展示場へ見学に行く前に、以下のような準備をしておくことがおすすめです。

1.見学する目的と予算の明確にしておく

見学する目的や希望する住宅の条件やポイントを明確にしておきましょう。自分たちに必要な部屋の数や間取り、予算の範囲などを把握しておくと、展示場でより具体的なアドバイスや提案を受けることができます。

2.資金計画の検討に必要な情報を把握しておく

住宅購入に必要な資金計画を展示場ではアドバイスをもらうことが可能です。そのために必要な自己資金や世帯年収、月々の返済可能額、残債の有無などを把握しておきましょう。概算でも資金計画を立てておくと、住宅計画時のプランやオプションについてより具体的な判断ができます。

3.調査とリサーチ

住宅展示場のウェブサイトやパンフレット、SNSなどを活用して、展示場に行く前に情報を集めておくと良いでしょう。展示場の特徴や提供されている住宅の概要、価格帯、設備などについて事前に把握しておくことで、より具体的な質問や要望を伝えることができます。

4.必要な資料の準備

見学に行く際にはメモ帳や筆記用具を持参しましょう。展示場で気になった点やスタッフからの説明をメモしておくと、後で比較や検討がしやすくなります。また、カメラやスマートフォンで写真を撮影することもおすすめです。

これらの準備をしておくことで、展示場での見学がより効果的で有意義なものになるでしょう。また、展示場に行く前に質問や疑問点を整理しておくことも忘れずに行ってください。

住宅購入を決める前に考えておきたいこと


見学を終えたら購入後のライフプランを綿密に立てて、住宅ローンを返済し続けることができるのかを冷静に考えておきましょう。

特にしっかりと考えておきたいのが、住宅ローンを返済している間のライフイベントについてです。例えば子どもがいる家庭の場合は将来かかる学費について、両親が高齢の場合は介護の可能性なども考えておく必要があるでしょう。
家族構成をしっかりと念頭に置いたうえで返済プランを練ることが、無理のない住宅購入を実現させるためのポイントです。

また、自分にとって理想的な家はどのようなものなのかを、家族できちんと考えることも重要です。
いずれ家族が独立して家族構成が変化したときの間取りや段差などの有無は、家を建てる前に考えておくべきポイントといえるでしょう。

家の購入方法のなかでも注文住宅の強みは何といっても、このようなライフイベントの変化を十分に考慮したうえで、自分にとって理想的な家づくりをかなえられるという点です。

注文住宅なら家族で納得のいくまで意見のすり合わせを行い、満足度の高い家づくりを目指せます。

住宅展示場を見学するなら「来場予約」をして行こう!


住宅展示場を見学する場合は、ぜひ来場予約をしておきましょう!
予約時には、「見たい・聞きたいポイント」や欲しい資料(パンフレットや施工事例集、不動産物件情報など)を伝えておくと、スムーズに専門スタッフからアドバイスを受けることも可能です。

ぜひ有意義な展示場見学を行ってください。

マンガでわかるモデルハウス見学のツボ」もぜひご覧ください。

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