知れば納得!注文住宅の価格相場とコストダウンのテクニック

マイホームを建て、家族団らんの時を過ごせたら、、、と考えるだけでも夢が膨らみます。そこで考えなければならないのは、家を建てるためには住宅ローンや住宅会社選びなど。。ぜひとも押さえておきたいことが沢山あります。

また、注文住宅と建売住宅、どちらを希望するのかで理想のマイホームづくりも大きく異なります。まずは注文住宅の価格相場を知ることでマイホームづくりの基本から確認してみましょう。

 

注文住宅と建売(分譲)住宅の違い

失敗しないマイホームづくりのポイントとなるのは、注文住宅建売住宅の違いを理解することです。なぜなら、それぞれの良さや気になる点を知っているだけで、マイホームづくりの満足度が大きく変わるからです。

注文住宅について一言で表すと、施主となる注文者のイメージを最大限に取り入れた住宅づくりを行うスタイルです。一方の建売住宅は、分譲住宅などとも呼ばれますが、住宅会社の主導で建てた家を購入します。

 

家族でゆったりとくつろげるマイホームを求めているのだとしたら、自由度の高い注文住宅はぜひとも検討したい理想的な選択肢なのです。建売住宅に比べて予算の面でも自由度が高いこともあり、こだわりたいポイントとシンプルにまとめたいポイントの差をつけやすいのも大きな魅力です。

 

建売住宅の良さは、オーソドックスなスタイルでまとめられていること。最終的に注文住宅に決めている場合でも、家を知る意味で建売住宅を見学することは大切です。なぜなら、注文住宅は自由度の高さから、逆に何をどれくらいでまとめればいいのか初心者にはわかりにくい部分もあるからです。

また、工程が複雑になりやすいので、完成してからイメージと違っていたということも注意しなければいけません。まずは建売住宅を見て家づくりの基本を知り、それから個々の理想にあったこだわりポイントを注文住宅で叶えていくことでマイホームづくりが具体的になり、さらにわかりやすくなります。

 

注文住宅の価格内訳と相場

注文住宅の購入を検討するときは、理想となる建設費と土地取得費をきちんと把握することです。 建設費は大きく3つに分類できますが、その1つが建物本体の工事で建設費の約70%に当ります。

次に、別途工事で外構や電気・ガス・上下水道などのインフラ、地盤改良などが含まれます。目安は全体の20%ほど。

最後が諸費用で、不動産登記や設計費用、さらには引っ越しや新調した家具の費用などが含まれます。上棟式や地鎮祭、あいさつまわりの費用も諸費用となるでしょう。費用全体の10%が目安です。

建設費の相場は、「2016年度フラット35利用者調査」のデータから、全国平均で3,312万円となっています。もちろん、この金額は建築の工法や地域性などでも変動しますが、おおよその基準として知っておくといいでしょう。

土地取得費には、土地そのものの価格のほかに諸費用として仲介手数料や印紙代、登録免許税料などが含まれます。この諸費用は、土地購入代金の5%を目安にします。たとえば、2,500万円の土地を購入した場合には、125万円の諸費用を考えておくことになります。つまり、マイホームといっしょに土地をセットで購入する場合、建設費と土地取得費の両方を用意しなければいけません。マイホームづくりの費用をどこから調達するのか思案するときに、融資金と返済額を知っておくと便利です。融資金とは、金融機関などから資金を借りることで、住宅ローンも調達方法の1つになります。返済額は、住宅ローンなどを利用した際に返済することになる実際の金額を指します。一般的に住宅ローンは年数が長く、元金に加えて利息分も返済することになるので、借り入れた金額だけでなく実際に返済する金額を知っておくことが大切です。

 

単価の相場

マイホームづくりを失敗しないためのコツとして、坪単価を把握することも大切です。坪単価とは、1坪約3.3平米あたりの土地価格を指したり、家の本体価格を延べ床面積で割った価格を指したりします。建築に馴染みがない人にとって、とくに延べ床面積という言葉はイメージしにくいかもしれません。

例を挙げると、部屋の床や廊下、階段などの面積を合計した面積です。似た言葉で施工面積というものもあり、こちらは玄関や押入れ、ベランダなども含んでいて、同じ坪単価といっても延べ床面積をベースに計算したときと施工面積では金額が大きく異なります。各住宅会社の提供する坪単価を比べる際に、両者の違いに着目するとわかりやすいかもしれません。全国的に、建設費そのものは大きく異なることはありません。

しかし、注文住宅と同時に土地も購入したケースで坪単価を比較してみると、基準となる坪単価の全国平均は115.3万円です。最も高い東京都では、186.4万円にもなります。利便性の良さもあり、土地価格が特に高いことが原因です。たとえば、近隣の千葉県は全国平均よりもやや高い117.7万円で、いかに東京都の土地価格が高いのかを知ることができるでしょう。どの地域でマイホームを建てるのか、建物以上に土地選びは重要なポイントになってきます。

 

注文住宅で価格が変わるポイント

注文住宅を購入するとき、建物本体工事のほかにも、設計料や諸経費も必要になるのが一般的です。しかし、住宅会社の経営方針によって、その価格設定に多少の違いがあります。設計士に直接依頼すると、設計料が平均相場よりも高額になりやすいのはこういった理由からです。

また、諸経費のなかには、仲介手数料や住宅ローンの利息、不動産登記で司法書士に依頼する登記費用なども含まれます。これらについても、契約先や地域で価格に差が出てくるでしょう。

 

さらに、引っ越しで家財道具などを新調したときは、当初の予定よりも予算が膨らむこともあります。注文住宅を上手に購入するためにも、予算には余裕を持っておくと安心です。また、注文をキャンセルすることになってしまったときのキャンセル料がどんな場合に必要なのかも、忘れずにチェックしておきましょう。

 

注文住宅の価格を抑えるテクニック

注文住宅は、自由度の高いマイホームづくりが可能です。また、ちょっとしたコツを実践するとコストパフォーマンスにも優れた住宅になります。

たとえば、全体を四角いフォルムにまとめるのもポイントです。2階建て住宅であれば、1階と2階を同じ広さのままにすることで、内部構造と外壁工事が簡素化されてコストダウンになります。

同じ理由で、室内の壁を少なくオープンなフロアにするのも効果があります。インフラ面では、キッチンやバス・トイレをまとめることで、上下水道の配管工事も削減されます。思い切ってトイレは1階だけにすれば、それだけでも数十万円のコストダウンが期待できます。収納は、ウォークインクローゼットを活用するのもアイデアです。家具などを用意するのではなく、大きめの棚を内装の際に依頼することでトータルコストを抑えられるでしょう。ドアや壁・床材などは既製品を用意してしっかりとアクセントをつければ、見栄えも損なわずに満足できることもあります。

 

注文住宅購入時の失敗例

注文住宅で多い失敗例として、収納スペースの広さや各部屋の配置が挙げられます。スペースの広さはもちろんですが、出入り口の広さや棚のサイズなども十分に検討しましょう。子どものいる家庭では、トイレの広さが思わぬ使い勝手の悪さになることもあります。広すぎたことで壁との距離が遠くなり、トイレットペーパーが使いにくいことにならないよう注意が必要です。

他にも、コンセントの数や設置場所なども、スペースの使い方を事前に検討しておくと失敗を避けられます。また、プライバシーの確保も見落とされやすいポイントです。玄関から室内すべてが見通せると、突然の訪問者に家族の生活が丸見えになることもあります。見せたいところと隠したところを意識することで、家族が安心してくつろげる空間が手に入ります。

 

注文住宅の資金計画について

資金計画をしっかり立てれば、毎月の返済がスムーズに行うことができ、入居してからも後悔や不安がありません。資金計画のポイントとなるのは、住宅ローンの組み方と頭金の金額です。住宅ローンを利用した場合、借入額に応じた利息が加算されるので返済総額が大きく変動します。つまり、頭金を入れることで返済額を抑えれば、利息分の支払いを減らすことができるのです。

そこで、どれくらいの金額を頭金の目安にすればいいかというと、購入する物件の総額の1割、できれば2割を目指しましょう。頭金をしっかりと準備しておけば、住宅ローンを申し込む際にも金利面を優遇してくれる金融機関もあります。 また、住宅ローンを契約したときの平均年齢は約37歳で、平均年収が800万円となっています。借入額は平均2,434万円、当初の返済平均年数は23.4年ですが、実際には繰り上げ返済を行って完済までの期間が平均13.9年に短縮されています。このように、住宅購入に向けてしっかりとした資金調達と返済計画を立てることがとても大切になってきます。

 

住宅ローン以外の資金の調達方法

住宅ローンを活用する以外にも資金調達の方法はあり、その1つが両親や祖父母からの援助です。所定の条件をクリアすれば、住宅取得等資金の贈与税の非課税特例を活用することができ、税金面での優遇が期待できます。他にも、ボーナス返済を併用することでより多くの資金調達が可能になります。夫婦共働きであれば、住宅ローンを別々に申し込むことでより多くの資金を用意できます。もっとも実践したいのは、普段からの貯蓄を増やして頭金に当てることで、気に入った住宅を購入することも可能になるでしょう。ただ、貯蓄期間が延びれば購入時期が先送りになるので、住宅ローンとの兼ね合いも検討しましょう。

 

予算が余った場合の使い道

当初の予定と異なり住宅費用の予算が余ったときには、こだわりたいと思っていたキッチンやバスなどの仕上げ材をワングレード上げて再検討してみましょう。また、住宅購入費用以外の家財道具の買い換えに回すのも一つの方法です。貯蓄に回すことを考えたり場合によっては繰り上げ返済に利用するのもいいでしょう。

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