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岡山県岡山市の住みやすさを解説!

夫婦の子育てをするうえで理想の家とはどのような家でしょうか。広々とした庭、天井の高いリビング、使いやすいダイニングキッチンなど、夫婦によってさまざまでしょう。一方で、どこにその理想の家を建てるのかも重要なポイントです。今回は、理想の家で子育てをしたいと考えている20代から30代の夫婦を対象に、岡山県岡山市の住みやすさについて各方面から紹介していきます。

政治経済の中心地!岡山県岡山市とは?

岡山県岡山市の総人口は、平成28年度では70万6,728人で、世帯数は31万8,188世帯となっています。人口は、中国地方と四国地方のなかで広島市の次に増加率が高い行政区です。面積は789.95平方キロメートルで、岡山平野の中心部に位置しています。市内は、瀬戸内海特有の温暖な気候の恩恵をふんだんに受ける地域となっており、春と秋は降水量も少なく過ごしやすい日が続きます。また、冬は積雪が概ね少なめなので、通勤通学などに支障が出ることはほとんどありません。
岡山市が市として施行されたのは明治22年からです。最初は小さな市でしたが、岡山市はこの後幾度となく合併を行います。特に、昭和44年、46年、50年の合併で市の面積が飛躍的に拡大しました。そして、いわゆる「平成の大合併」のときにも2回合併を行いました。平成21年には政令指定都市に移行しています。

桃太郎で有名な岡山県岡山市の特色とは?

岡山市で有名なものと言えば、桃太郎を思い浮かべる人も多いでしょう。この桃太郎は、きびだんごをはじめとして、マスカットや白桃のパッケージに使われることが多く、まさにマスコットキャラクターとして活躍しています。また、このマスカットや白桃は、高級フルーツとして全国に出荷されている名品となっています。
岡山市は、平成21年に政令指定都市の認定を受けましたが、これは全国で18番目の早さでした。政令指定都市の名に恥じない特筆すべき都市機能として、病院や大学、短大の数が人口比で算出して多いというものがあります。お年寄りや若者にとっても、住みやすさを感じられる要因のひとつと言えるでしょう。

安全に暮らせる街づくりに取り組む岡山県岡山市

岡山市内では、北区が最も犯罪発生率が高くなっています。内訳としては、自転車の盗難、万引き、車上ねらいなど、窃盗関連の犯罪が多い傾向にあります。特に北区では、これらの犯罪に合わないような防犯対策を個人でも取ることが肝要でしょう。ただ、平成29年と平成30年を比べると、平成30年のほうが犯罪率は減少しているというデータがあります。これは、岡山市が民間企業や市民と協力して行っている、安全・安心ネットワークという学区や地区ぐるみで構築している仕組みが功を奏している部分があるでしょう。この仕組みのキーワードを“自助・共助・公助”と選定し、助け合いながらも自立した活動をすることで、全体的な活動への底上げを行っているところが、結果的に住みやすい岡山市を形成していくひとつの要素となっています。

交通網が発達していて便利な岡山県岡山市の路線と駅

岡山市内を通る鉄道でメインの駅が岡山駅です。この駅には、山陽新幹線が止まるのをはじめとして、山陽本線、赤穂線、宇野線、本四備讃線、津山線、吉備線といった複数の路線が発着する巨大なターミナルとなっています。さらに、岡山駅には九州、関西、関東などに向かう高速バスも発着する駅です。そのほかには、岡山市北区にある岡山空港(愛称として岡山桃太郎空港と呼ばれています)直通の専用バスも、岡山駅から運行されています。
また、岡山市内には路面電車(正式名称・岡山電気軌道)も2路線運行しています。本数も多く、市内を移動するには打ってつけの交通機関で、多くの市民や観光客が利用しています。運賃は、2018年時点では始発から終点まで乗っても140円とリーズナブルです。岡山城や後楽園などの観光スポットにも、路面電車を用いると近くの駅で止まるので訪れやすいでしょう。

お店が多くて助かる!岡山県岡山市のショッピング事情

岡山市は、百貨店やスーパーの数が多く、政令指定都市間での比較では1位になっています。それを裏付けるかのように、特に岡山駅周辺には、中四国地方では唯一の大型家電量販店となるビックカメラや、大型複合ショッピングモールであるイオンモールが歩いてすぐ行ける距離にあります。また、岡山駅内には「さんすて」と呼ばれるショッピングエリアがあります。地下から2階まで広大なエリアに多数のテナントが入居しており、連日多くの人で賑わっています。
岡山市内や郊外には、時間の流れを気にすることなくゆっくりできるカフェが多いのも特色のひとつです。買い物の休憩に立ち寄ったり、郊外へ出かけたついでに訪れてみたりするのも良いでしょう。

教育施設の豊富さは政令指定都市間で随一

岡山市の教育関連の施設の豊富さには目を見張るものがあります。政令指定都市のなかでも随一の豊富さを誇りますが、まず多いのが子育てに関する施設です。特に、政令指定都市間での保育所の数が9位なのと、人口10万人あたりの幼稚園数は2位という2点においては、ほかの政令指定都市と比較しても子育てがしやすい地域と言える要素でしょう。次に豊富なのが大学、短大の数で、人口10万人あたり3位という設置数になっています。子どもが生まれてからでも、それぞれの教育方針に応じて学校や保育所を選びやすい環境があるというのは、子育てにおいて大きなメリットと言えるでしょう。

歴史遺産に博物館!岡山県岡山市のファミリースポット

岡山市内には多数の家族で楽しめるスポットがあります。
#吉備津神社
吉備津神社は、大吉備津彦大神を主祭神とする大社で、あの桃太郎伝説のモデルとなった神社でもあります。本殿の比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)は、全国でもここだけでしか見ることのできない貴重な建築様式となっています。この本殿と拝殿は国宝、本殿から続く約400メートルの回廊は国の重要文化財に指定されています。
#岡山後楽園
岡山後楽園は、日本三名園のひとつです。広い園内には、池や亭舎が園路や水路で結ばれ、散歩するだけでさまざまな景色が楽しめるように工夫されています。1年を通して、多数のイベントが開催されていますが、そのなかでも人気なのが夏と秋に行われる夜間特別開園の「幻想庭園」です。池や木々などがライトアップされる様子がとても美しいと評判が高いです。
#岡山県立博物館
岡山後楽園の外苑にあるこの博物館は、常設展はもちろんのこと、工夫を凝らした特別展で来館者を楽しませています。岡山県立ということもあり、古代~現代までの岡山に由来する人や物について取り上げて展示するという手法がメインです。また、親子で参加できるワークショップやイベントも開催しています。
これらのほかにも、市内には多数のスポットが点在しています。自家用車でも路面電車でも行きやすいので、それぞれを回ってみると良いでしょう。

岡山県岡山市の土地価格相場は?

平成30年時点では、坪単価平均は31万5,937円となっています。行政区ごとでの坪単価平均では、北区が48万2,503円と最も高いです。これは、岡山駅や商業施設があり、岡山市の中心部であるのが大きな理由でしょう。そのあとは、中区、南区、東区と続いています。坪単価平均は、一時期減少傾向ではありましたが、平成27年からは増加傾向に転じています。

瀬戸内海に面した穏やかな土地で注文住宅を建てよう

岡山市は、気候や交通のみならず、都市機能や子育てにおいても充実した政令指定都市になっています。市の郊外には複数のベッドタウンがあるため、新築の一戸建てを建てるのにも好条件が整っています。岡山市の場合、交通の便が良いため、市内のどのあたりに住んでも中心部へのアクセスが容易であるという点も魅力のひとつです。今後の家族の幸せを考えて、岡山市に理想の注文住宅を建てることをおすすめします。

岡山県岡山市で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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