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高知県で家を建てる!住みやすさで選ぶ人気の街は?

家を建てるときに重要なのは、なんといっても景観の良さや生活の利便性です。自然が多く静かなのが魅力でも、生活に必要なものがすぐに手に入らなければ不便だし、住宅が密集しすぎていても騒音など周囲の環境が日々の生活に支障をきたします。家を建てる際は、景観の良さや便利さが、住みやすさに直結するのです。そして、そのバランスの良い環境が整った街が多いのが、高知県です。ここでは、住宅の購入を検討している人のために、高知の住みやすい人気の街を紹介します。

高知県とはどんなところ?

高知県は、四国地方に位置する県です。豊かな森林や青い海など、恵まれた自然環境が調和し、穏やかな風土を作り出しています。北は愛媛県と徳島県に接しており、南は太平洋に面し、東西に長く伸びた地形です。人口は約71万人、面積は47都道府県中18番目に大きい7,103.86平方キロメートルとなっており、11市17町6村で構成されています。県庁所在地は高知市です。

高知県はここがすごい!有名な観光名所は?

高知県は森林面積の割合が全国で最も高いほか、年平均気温や年間日照時間が全国でも上位の水準にあるなど、南国特有の温暖な気候に恵まれています。この自然環境の豊かさが、第一産業の割合の高さや観光資源に繋がっているのです。
特産品も、豊かな自然の恵みを受けて育ったものが多い傾向です。四万十川や仁淀川で春から夏にかけて漁獲される「手長海老」は、1日1キログラムも獲ることができない貴重な特産品となっています。唐揚げや煮物にすると、ぷりぷりとした身と甘く香ばしい香りが楽しめる、まさに川の幸です。
「文旦」は、高知の果物の王様です。太陽のような温かい色合いとほのかな香りが食欲をそそります。はちみつと同じ成分の果糖が、上品な甘さを醸し出し、さっぱりとした自然な味わいを作り出しています。家庭用、贈り物用として人気の特産品です。
高知の自然豊かな広い土地で育った鶏である「土佐ジロー」は、全国初の卵肉兼用地鶏です。卵は小ぶりですが、その分旨味が凝縮された濃厚な味わいを持っています。もちろん、肉の味も抜群で噛めば噛むほど肉本来の味が口いっぱいに広がる抜群の仕上がりです。
このように、高知の特産品は地域の自然を思う存分生かした高知だけしか味わえないものであふれています。
観光地もまた、自然を活かしたものが目立ちます。四万十川は、高知県の西部を流れる一級河川です。四国内で一番長い川で、静岡県の柿田川、岐阜県の長良川と並んで、「日本三大清流の一つ」とも呼ばれます。トロッコ列車などゆったりと四万十川の絶景を楽しめる観光列車が走ることでも有名です。
高知県の東部に位置する「室戸岬」もまた、四国の自然の荒々しい姿を見せてくれます。巨大な岩々の先には太平洋が広がり、亜熱帯性の植物も生い茂っています。南の島のようなその情景が人気で、ガイドツアーも用意されている観光スポットです。高知県にはほかにも魅力ある観光スポットがたくさんあります。高知県で新生活を始めれば、充実したものになるでしょう。

自然に恵まれた城下町!高知市の住みやすさは?

高知市は四国の中南部に位置する、高知県の県庁所在地です。東に田園地帯が広がり、西には太平洋が望める自然豊かな城下町です。高知県の文化・政治・経済の発信地として発達してきました。総人口は33万7115人(2014年4月1日現在)です。
街中にはスーパーやドラッグストアがそろっており、日常生活を送るうえで不便はありません。田園風景とのバランスが良い、穏やかな空気の中で生活ができます。保育園や幼稚園、小学校も多く運営されており、子育ての環境も整っているといえます。高知市の観光名所としては、JR高知駅前の「こうち前広場」が有名です。坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太という、幕末を代表する3人の志士たちが迎えてくれます。ドラマ「龍馬伝」の撮影で使用された「龍馬伝幕末志士社中」に、撮影時の秘話や見どころを記載したパネルなど、歴史ファンにはたまらないスポットです。高知を知るうえで最初に訪れるのにぴったりの場所といえるでしょう。
交通の便も整っていて、飛行機、JR、高速バスなど、アクセスは充実しています。県外に旅行に行くときも、困ることはないでしょう。

土佐の玄関交流都市!南国市の住みやすさは?

南国市は、高知県の中東部に位置し、県庁所在地である高知市に隣接しています。総人口は4万7700人(2018年4月30日現在)です。高知市と同じくスーパーやドラッグストア、病院が多く営業しており、生活に必要なものはそろっています。また、車で数十分かければ、山も海も楽しめる自然と触れあえる機会が多いのが特徴です。
少年育成センターや地域子育てセンターなど、子育て支援を担う施設があり、子育てについて相談できる環境が整っています。南国市には、自然に囲まれて乗馬が楽しめる「南国ホースパーク」や、プールと巨峰狩りの両方が楽しめる「巨峰園」などがあります。ほかにも歴史ある「国分寺」や高知県産の野菜や果物を購入できる「風の市」なども見どころです。大人も子どもも楽しめる観光地がそろっているので、家族で出掛けるのが楽しみになるのではないでしょうか。
南国市の主な交通機関としては、空港(高知竜馬空港)やJR四国、土佐くろしお鉄道などが挙げられます。路線バスも運行しています。

高知県のほぼ中央!土佐市の住みやすさは?

土佐市は、高知県の中部に位置する市です。北部と西部は山に囲まれ、南部は太平洋に面しています。総人口は2万7300人(2018年5月1日現在)生活の中で、車が必要になる場面が多いです。しかし、道が混むことが少ないので、快適にドライブをしながら買い物を楽しむことができます。また、騒音が少なく、静かな場所で生活をしたい人にはもってこいの環境です。
赤ちゃんが生まれた家庭には保健師や助産師が訪問し、発育状態のチェックなどの育児サービスを行ってくれます。その後も育児相談や予防接種など、充実した子育て支援制度が用意されており、土佐市なら安心して子育てができるといえるでしょう。土佐市の観光スポットとして有名なのは、地球の丸みが見える「横浪半島」です。須崎市浦ノ内から土佐市宇佐を結ぶリアス式海岸を、ゆったりと眺めながらドライブが楽しめる横浪スカイラインがあります。そのドライブコースにある五色の砂利がキラキラと輝く「五色の浜」は、ロマンチックなひとときを演出してくれるでしょう。
ほかにも、360度周りを見渡せる「波介山展望公園」があります。晴れて空気が澄んだ日には太平洋と四国の山々を一望できることでしょう。道路が整備されているので、車でのアクセスも容易です。土佐市の主な交通機関は、路線バスの「とさでん交通」、都市間バスの「ジェイアール四国バス」「西日本ジェイアールバス」などです。

高知県でこれから人気の出そうな街は?

高知県でこれから人気が出そうな街として、「香美市」が挙げられます。中心地にスーパーなどが集中しており、近くに森林や川が多くあるので、バランスの良い生活ができるでしょう。JR四国に加え、路線バスのとさでん交通や香美市営バスなどが運行しています。
次に、「四万十市」です。自然豊かなのはもちろん、スーパーや飲食店など、生活を支える要素がそろっています。交通機関としては、鉄道がJR四国、バスが高知西南交通や、四万十市営バスが運行しています。
最後に、「安芸市」です。きれいな青い海のそばで生活できるのが大きな特徴となっています。生活に必要なものは不自由なく手に入るので、住みやすい地域といえるでしょう。交通機関は、鉄道が土佐くろしお鉄道阿佐線、バスが高知東部交通、安芸市元気バスなどです。3つの市とも、出産後の保健師や栄養士などによる家庭訪問制度や子育て支援センターが設置されており、安心して子育てできる環境が整っているといえるのではないでしょうか。

家を建てるときは街の住みやすさにこだわろう!

高知県の魅力は何といっても広大な自然のなかでのびのびと暮らせるということです。ただ田舎というだけでなく、生活に必要なものは身近にそろっているし、子育てをするうえで重要な支援制度が十分に整っています。新しく住む土地を探しているという人は、ぜひ高知県を検討してみてください。

高知県で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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