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宮崎県の住みやすさを検証!快適に暮らせる住宅エリアはどこ?

宮崎県は九州の南東部に位置しており、穏やかな気候と豊かな自然にあふれています。山と海があり食べ物も美味しく観光地としても有名なことから、宮崎に住みたいと考えている人も多いようです。住宅を購入する人にも人気のエリアですが、実際の住みやすさはどうなのでしょうか。今回は宮崎県が人気の理由と、県の中でも特に住みやすいと評判のエリアを紹介します。

のんびりのどかな宮崎県

宮崎県は年間の平均気温が約17度、平均気温と日照時間は全国で3位、快晴日数は全国で2位と、全国的にも上位にくるほど温暖な気候の地域です。野球やサッカーなどスポーツチームのキャンプ地としてよく利用されていることからも、安定して過ごしやすい環境であることがうかがえます。豊かな自然と温暖な気候のおかげで農業が盛んにおこなわれており、山の幸・海の幸ともに数多くの特産品があります。九州はどの県も海に面していますが、宮崎の海岸線はほぼ一直線でとても長く、ドライブを楽しめることでも人気です。宮崎には暖かさと海のイメージを持っている人が多いのですが、実は山間部の方では雪が積もることもあります。宮崎県には自然の雪を使ったスキー場では日本最南端となる「五ヶ瀬ハイランドスキー場」があり、冬はウインタースポーツを楽しむことができるのです。このように宮崎ではその豊かな自然を生かしたレジャーが多くあり、ファミリー層には特に人気の高い地域です。全体的にのんびりとしている雰囲気のある県なので、都会の騒がしい場所よりも静かなところでゆっくりと暮らしたい人や、のびのびとした子育てをしたい人におすすめのエリアです。

物価が安く通勤が楽な宮崎市

宮崎市は県南部の海沿いに位置しており、海産物や野菜、果物などの生産も盛んです。新鮮な山の幸・海の幸が手に入りやすいことは、地元に住む人にとってはうれしい点です。また、宮崎市は物価の安さが日本でもトップクラスとなっています。地価も全国の都市圏に比べると安いうえ、住宅・不動産の購入費用も低価格に抑えることができます。そのため、費用面で住宅を購入しやすいことも若い世代に人気となる理由のひとつです。宮崎県は「日本一通勤・通学時間が短い県」で、平均して約19分となっています。これは日本で最も長い神奈川県の平均約44分に対し、半分以下の通勤・通学時間です。通勤時間が短くなることで朝は家族と一緒に食事をしてから出勤でき、早く帰宅できれば子どもとの時間を増やすことも可能です。親と子どもの接する時間が増えることは良好な親子関係を築くうえで、また子どもの成長にとっても重要です。さらに、県内でも宮崎市は特に子育て支援に力を入れており、助成制度や支援センターが充実しています。宮崎には「自然豊かな環境」「通勤時間短縮による親子時間の増加」「自治体による子育て支援の充実」という子育ての好条件がそろっているのです。その結果、宮崎県は2013年に「いい子どもが育つ都道府県ランキング」で全国2位になりました。

マイカーがあれば完ぺき!都城市

 

都城市は県の南西部、鹿児島県に隣接した位置にあり、人口は宮崎市に次いで2番目の多さです。2015年度に「ふるさと納税」の寄付額が全国1位になったことで都城市は一躍有名になりました。その理由は都城市で生産されている肉や焼酎など、ふるさと納税の返礼品となった特産物にあります。都城市の知名度の上昇とともに観光客も増加し、市内ではそんな都城の特産物を使ったおいしい料理を味わえる飲食店が数多くあります。また、都城市は福祉も充実していて病院も多く、子どもから高齢者まで安心して暮らせます。都城盆地の中にあり周りを山々に囲まれていて、市の中央には大淀川が流れている自然が豊かな地域です。静かで住みやすい環境にあるため、県外から移住してくる人も多いようです。2006年に都城市、山之口町、高城町、山田町、高崎町の1市4町が合併して新しい「都城市」となったため、市内はかなりの広さです。JR九州の日豊本線が通っており、「都城駅」や「西都城駅」からの直通バスを使えば、宮崎空港へのアクセスも可能です。広い市内で生活するなら、マイカーを持っているとさらに行動範囲を広げられるため、より快適に暮らせます。

海岸線が美しい延岡市

延岡市は県の北部に位置しており、大分県と隣接しています。市の東側は海岸線になっていますが、そのほかは山に囲まれている地域です。市内には五ヶ瀬川をはじめとするいくつもの川が流れており、カヌーなど川でできるスポーツも人気を呼んでいます。夏になると河川敷では花火大会も開催され、にぎわいを見せています。また、延岡市は宮崎県内でも日向灘の美しい海岸線が見られる場所として有名で、海の幸も豊富です。延岡市は海産物以外にも、宮崎グルメを代表する料理「チキン南蛮」発祥の地としても知られています。戦前から宮崎県屈指の工業地域で、その名残から延岡市には工場が多く存在しています。地域の工場で働いている人も多く、通勤しやすい延岡市は住む場所として人気が高いエリアです。宮崎県では一番面積の大きい延岡市ですが、宮崎市や都城市と比べると人口は少ないので、住宅を購入するときに土地を広くとれる傾向にあるのも特徴です。宮崎県のほかの市町村同様、子育て支援に力を入れており、子どもが楽しめるレジャースポットが豊富な延岡市はファミリー層に人気です。住み続けたいと思う人が多いのも納得できるでしょう。

美しい自然に囲まれている日向市

日向市は日向灘に面した位置にあり、海水浴場がいくつもあります。日向市自慢の海ではマリンスポーツが盛んにおこなわれており、特にサーフィンをする人が全国から訪れています。日向市の気候はとても温暖で、降水量は多いですが日照時間が全国でもトップクラスの長さです。宮崎では暖かな気候を生かしてマンゴーの生産も盛んですが、特に日向市では高級マンゴー「太陽のタマゴ」の生産割合が高く、南国宮崎らしい特産品といえます。また、市の海岸線は日豊海岸国定公園に指定されていて、「馬ヶ背」や「願いが叶うクルスの海」など、日向岬一帯では自然が生み出した造形物が見られます。海以外にも市内には大きな公園やキャンプ場があり、家族でレジャーが楽しめます。沿岸部では新鮮な海産物を食べることができると評判で、なかでも日向市では地元のしらすを使った「ちりめん」が有名です。日向市は自然豊かな環境でのどかなことに加え、治安も良いので子育て世帯にも人気の高いエリアです。

のびのび暮らすなら宮崎県

宮崎県で人気のエリアとして「宮崎市」「都城市」「延岡市」「日向市」の4つを紹介しました。エリアごとにそれぞれの特徴がありますが、共通しているのは温暖な気候で、豊かな自然の中でのんびり暮らせるという点です。自然の恵みから得られる特産物も多く、新鮮でおいしい食材も魅力です。宮崎県には今回紹介した地域以外にも多くの市町村がありますが、海のそばで暮らしたいのか、緑に囲まれた場所で暮らしたいのかによっても選ぶ場所は変わってきます。宮崎県は県外からの移住に対するサポートが充実しており、特に子育て世帯に対するサポートは手厚いと評判です。住みたい場所を探すのに迷ってしまう場合でも、「移住体験」をおこなっている自治体が多いので、気になるエリアがあれば参加してみると良いでしょう。実際に体験してみることで、新たな宮崎の良さに気がつくかもしれません。また、宮崎は物価の安さと土地の広さから低予算で家を購入できるため、広い家に住むことも夢ではありません。自然の中で広い家に住み、のびのびと子どもを育てたい人には宮崎県が最適です。

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