使い勝手の良い対面キッチン収納とは?ポイントを整理しよう

対面キッチンは、機能性が高いことや美しさ、食事をしながらコミュニケーションがとれることなどから人気があります。しかし、使い勝手を良くするために選んだ対面キッチンも、収納に関して検討したうえで計画的に作らないと、使い心地が悪くなってしまいます。そんなことにならないように、使い勝手の良い対面キッチンにするための収納方法を解説します。

キッチンに置くものとパントリーに収納するものをわける

電子レンジや炊飯器、冷蔵庫、調味料など、頻繁に使うものは対面キッチンに置き、食料品や消耗品のストックなどはパントリーに収納することを前提に設計すると、キッチンをスッキリ整理しやすくなります。使用頻度の高い物や消費が早い物は料理をするときに使いやすい位置に、飲料水やお米、調味料などの重い物は下のほうに、ストックは見つけやすい位置に収納するのがポイントです。飲料水やお米、調味料などは残りの量がわかるように収納しておけば、うっかり切らしてしまう心配もなく買い忘れなども避けられます。
対面キッチンやパントリーに食器や食品類などを収納するときに、ファイルボックスや収納ケースを活用するのがおすすめです。ファイルボックスや収納ケースごとにラベリングしておくと、見つけやすく、戻しやすくなります。スパイス類などは、容器にラベリングしておくとよいでしょう。対面キッチンやパントリーの引き出しに物を収納する場合は、あまり奥には入れないように区分けできるケースなどを利用します。奥にある物は見えないこともあり、使い勝手が悪くなるためです。このように、調理用品や食材、調味料などは置く場所を決め、その場所にしっかり戻すことが大切です。そうすれば、片づいた状態が維持できるでしょう。

対面キッチンに吊り収納は必要?

対面キッチンは、料理や後片づけをしながら、家族とのコミュニケーションがとれるということがメリットのひとつです。特に20~30代の子育て世代には、子どもの様子を見ながら炊事ができるので人気があります。このように、コミュニケーションを重視した対面キッチンですが、吊り収納は必要なのでしょうか。結論から言えば、対面キッチンに吊り収納は必要ないという声が多いようです。シンクの上に吊り収納があると、リビングやダイニングとキッチンの空間が分断されて見えるので、一体感が薄れ、開放感が失われます。
また、頭上より高い位置にある収納なので、物が取りにくく使い勝手が悪いこともデメリットです。吊り収納を設置せずに対面キッチンの収納力を確保するには、設計の段階で、壁側に広めの収納スペースをとっておくか、壁面収納を取り付けるという方法もあります。開放感のある空間を体感できるという対面キッチンのメリットを活かすためには、吊り収納の設置は避けたほうがいいでしょう。

キッチンカウンターの中をきれいに収納するコツ

キッチンカウンター下の収納は、物を探すことがないよう何をどこに置くか場所を決めておくと料理の時間が短縮できます。調理台下の引き出しの一番上の段には、毎日のように使う菜箸やお玉、みそこしなどの道具を収納します。皮むき器や缶切り、計量スプーンなどの小さな物は見つけやすいように、引き出しの手前側に収納しましょう。2~3段目には、ラップやレジ袋、ふきんなどを収納します。一番下の段には、エプロンやゴミ袋、高さのある物などを収納しておくと便利です。
ほとんどのキッチンではシンク下には棚がついていないため、調理用品や洗剤などを収納しても大きなスペースがあいてしまいます。このスペースを収納として有効利用するためには、伸縮棚やスライドトレーなどを設置すると効果的です。ボウルやザルは、棚の決まった場所に置くようにしましょう。スポンジやタワシなどは、サイズに合わせたカゴを用意します。洗剤は縦長のカゴに入れ、使用中の物は手前に未使用の物は奥に収納すると在庫管理が楽です。
コンロ下には、コンロの近くで使う物を収納すると便利です。フライパンや鍋、フライ返し、油、調味料などを収納しましょう。ボックスやスライド式のトレー、ラックなどを利用すると、調理器具や調味料などを整理しやすくなります。フライパンや鍋は重ねて置くと出し入れがしにくいので、ラックに置くようにしましょう。ビンに入っている重い調味料は、小さな容器に移し替えておくと調理もしやすくなります。油類は汚れを防ぐため、ステンレスのパットの上に置くようにします。シンク下やコンロ下は湿気がこもりやすいので、スノコを敷いて除湿しましょう。
また、スムーズに調理をするために、まな板やフライパンなどの使用頻度の高い器具は、いつでも手の届くところに置いておきたいものです。そのためには、壁にメッシュパネルなどを取り付けて、調理器具を吊り下げておくという方法もあります。これだと、収納スペースもとりません。

対面キッチンで見せる収納をする際のポイント

対面キッチンでは、リビングやダイニングから見た清潔感や美しさも大切です。見せる収納をするには、マグカップツリーでカップを可愛く飾るなど小物にこだわるとよいでしょう。小さな棚や観葉植物などを飾って目隠しにするのも効果的です。このとき、小物や棚などの形や色に統一感があると見た目が美しくなります。調味料を入れる容器などは、同じ大きさや形の物を揃えるのがおすすめです。容器を透明の物に統一すると、使う物をすぐに選べるというメリットもあります。
リビングやダイニングから目に入る棚などには、物を詰め込みすぎないようにしましょう。すっきりしたイメージになり、管理しやすくなります。また、見た目がごちゃごちゃしないように、カゴやボックス類を利用する方法もあります。物品を用途ごとにまとめてカゴやボックス類に収納しておくと、ホコリや油煙などの汚れ防止にも効果的です。

対面キッチンの収納力を上げるには?

対面キッチンの収納は、家を建てる前に、家族の人数や調理用品の数などに合わせて計画、設計することが大切です。将来、子どもが生まれて家族が増えるため、できるだけ収納力を確保したいときなどは、大容量の壁面収納を設置するとよいでしょう。備え付けならデザインの統一感があり、見た目も美しくなります。壁面収納は設計によっては、冷蔵庫やレンジなどの家電製品も収納することが可能です。調理や洗い物をしているときは、戸を開けっ放しにし、終わったら閉めるという使い方もできます。床から天井近くまである壁面収納の場合は、使う頻度の高い物は手の届く場所に、頻度の低い物は天井近くの場所にしまうなど工夫することが大事です。
カウンター収納とパントリーを設置して、収納力を上げるという方法もあります。皿などの使用頻度の高い物はカウンター収納に、食品のストックや使用頻度の低い調理器具などはパントリーに収納するとよいでしょう。
壁面収納とパントリーを設置すると場所をとりすぎるという場合は、サイズの小さなミニパントリーがおすすめです。このように、対面キッチンの収納力を上げるには、さまざまな組み合わせがあります。家族でじっくり話し合って、設計するようにしましょう。

整理整頓して対面キッチンのメリットを味わおう

対面キッチンには、開放感がある、食事の用意をしながら子どもの様子もわかる、配膳が楽などさまざまなメリットがあります。それを活かすためには、十分な収納力を確保する必要があり、家庭に合った計画的な設計をすることが大事です。調理器具や食材などの収納をきちんとすれば、見た目が美しくなるだけでなく、調理や片づけもスムーズになり時間の短縮もできます。いつも、きれいに片づいた状態にして、さらに対面キッチンの良さを味わいましょう。

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