すっきり片付いた家にしたい!部屋に収納スペースをつくるときの心得

家を建てたばかりの頃は片付いていても、しばらくすると物が溢れて雑然としてしまうことは珍しくありません。そのような事態を避けるには、建築前に収納スペースについてしっかり検討しておくことが大切です。そこで今回は、部屋に収納スペースをつくるときの心得について紹介します。

 

まずは部屋での動線を思い描いてみよう

収納スペースを考えるときに大切なのは、部屋の動線をイメージすることです。動線から離れた場所につくってしまうと、物を置くためだけに移動しなければなりません。そのようなロスを無くすために、動線上に配置するのが基本になります。たとえばリビングの入口からソファまでの動線に収納スペースがあれば、持ってきた物を座るまでの移動中に片付けられます。家族や時間帯などによって動線が異なる場合もあるので、各部屋の図面を用意して相談しながら書き込んでいくと良いでしょう。

 

オープンな収納にするメリットとデメリット

収納スペースをつくるときに、扉を付けるかどうか悩む人も多いでしょう。オープンなスタイルにすると、物の出し入れをスムーズに行いやすくなるメリットがあります。また、通気性が良いので、湿気がこもりにくいこともメリットといえます。その一方でオープンな収納スペースには、中身が丸見えになるというデメリットがあるので注意が必要です。いろいろな物が見えてしまうと、部屋が片付いていても雑多な雰囲気になりやすいです。気になる場合は、後からカーテンレールを設置するなどの対処が必要になってしまいます。

 

玄関には大きな収納を取り入れよう

玄関の収納スペースは大きめにつくっておくと重宝します。家族が多ければ靴だけでも、かなりの面積が必要です。靴以外にも、傘やレインコートなども収納できると雨の日にも便利です。子どもが外で使う玩具を置いておきたい場合もありますし、災害時に持ち出す防災グッズを保管しておきたい人もいるでしょう。収納スペースが小さいと収まりませんし、外出時や帰宅時などにスムーズに出し入れできなくなります。また、かなり余裕を持たせてつくっておくと、自転車やベビーカーなどの収納にも使えます。

 

寝室にはウォークインクローゼットがおすすめ

寝室の収納スペースは、ウォークインクローゼットにすると使い勝手が良いです。ベッドの近くに衣類が収納されていると、起床後の着替えをスムーズに行えます。しかし、寝室は布団の埃が舞いやすく、その中にはダニや菌なども含まれているので要注意です。それらが衣類についてしまうことは、保管の面で良くありません。ウォークインクローゼットであれば、風通しが良いのでそのような心配が少なくて済みます。また、多くの物を収納できるので、ベッドの周辺に物を置かないようになります。転んだり、物が倒れたりしにくくなるので、防災の観点からも好ましいといえるでしょう。

 

ロフトでスペースを有効活用しよう

ロフトをつくっておくと、収納スペースとして活用できます。一般的に人が頻繁に出入りするところではないので、普段使わない物をダンボールにつめて片付けておくような物置としての利用方法が考えられます。例えば、スキーウェアのような長期間使う予定のないシーズン物を置いておくのに向いています。ロフトは寝床などいろいろな使い方ができるので、注文住宅ではつくる人も多いですが、実際には使い道がなくて持て余しているケースも見受けられます。今後何かに使う可能性があるならば、それまでは収納スペースとして有効活用してみてはいかがでしょうか。

 

収納スペースは部屋の快適さに影響する

部屋をつくるときにデザインやインテリのことしか考えないと、完成後に後悔することになるかもしれません。収納スペースが部屋の快適さに与える影響は大きいからです。いくらお洒落なデザインの部屋でも、物が溢れかえっていると台無しです。ただし、収納スペースを大きくしすぎるのも良くありません。その分だけ部屋が狭くなってしまい、やはり快適さが損なわれてしまいます。収納したい物がどれだけあるのかチェックし、今後どれだけ増えるのかも考慮して、適切な収納スペースをつくりましょう。

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