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安全でのどかな栃木県大田原市の住みやすさを紹介

これから家を建てて子育てをしていきたいという人にとって、住む場所をどこに決めるかはとても重要です。人それぞれ条件があるかもしれませんが、自然環境や交通、治安、子育て支援などを検討する人が多いのではないでしょうか。ここでは、20代~30代前半の夫婦を対象に、栃木都市圏からもそう遠くない栃木県大田原市の住みやすさや子育てに役立つ施設などを紹介します。

旧石器時代から人が住む栃木県大田原市の基本情報

栃木県の北東部に位置する大田原市は、日本有数の鮎の漁獲量を誇る那珂川、八溝山(やみぞさん)系の山並み、那須野が原などの豊かな自然に恵まれた市です。2018年現在の大田原市には、1万3000年ほど前の旧石器時代から人が住んでいたことがわかっており、縄文土器などの貴重な文化遺跡も発掘されています。日本最古の碑と言われている「那須国造碑」は国宝にも指定され、数多くの史跡があることでも知られています。室町時代には大田原城が築城され、江戸時代には城下町として繁栄していました。また、旧奥州街道の宿場町としても賑わいを見せていた場所です。
大田原市の人口は7万4,034人、世帯数は2万9,468世帯となっています(2018年8月1日現在)。面積は354.36平方キロメートルで、経済や文化の面において、栃木県北部の中心都市としての役割を担っています。

農産物が豊富な栃木県大田原市の特色

大田原市は首都圏から150キロメートル以内にあり、豊かな工業用水や自然環境、地震に強い地盤などの環境から、田園工業都市としての一面を持っています。また、那須野が原の主要部に位置する大田原市は農産物の生産量が多く、水稲については県内でもトップとなっています。ほかにも、トマトやキュウリ、ネギ、ナス、アスパラガスなどの野菜や、ブルーベリー、スイカ、なし、イチゴなどの果物の栽培も盛んです。さらに、こんにゃくやお茶などの作物も生産され、乳牛や和牛などの畜産も行われています。豊かな水量を誇る那珂川は日本でも有数の鮎の産地として知られ、多くの鮎が獲れることでも知られています。

地盤が強い!栃木県大田原市の安全性や治安

大田原市は地盤が強いため地震が少なく、自然災害も少ない土地といわれています。これからマイホームを建てようと考えている人にとっては需要な要素ではないでしょうか。また、ほかの市町村に比べて犯罪率が低い点も大田原市に住むメリットです。特に、小さい子どもがいる家庭では、居住地域の治安は気になります。安全に生活することができる場所として、選択肢のひとつに入れることができるでしょう。ただし、車上荒らしなどの軽犯罪は多いようなので注意が必要です。

駅は1つのみ?栃木県大田原市の交通網

大田原市にある鉄道駅はJR東北本線の野崎駅のみとなっており、JR東北新幹線を利用すれば那須塩原駅で下車となります。那須塩原駅までは、東京駅から新幹線を利用して約70分で到着します。駅から大田原市中心部までは、タクシーもしくは市営バスを利用して15分ほどです。市内には市営バスと民営バスが循環運行しており、市民の足としてよく利用されています。
また、車を利用する場合、東北自動車道の西那須野塩原インターチェンジや矢板インターチェンジからも近く、20分ほどで市内中心部まで行くことができます。さらに、県北部の拠点都市に相応しく、内環状線と外環状線や、3本の国道が整備されるなど、道路交通網の整備が行われているのも特徴です。大田原市で生活するためには、自家用車があると便利でしょう。

一通りのお店がそろう!栃木県大田原市の利便性

日々生活するうえで欠かせない買い物をする場所については、内環状線沿いにスーパーマーケットやデパート、家電量販店、書店などがあるため、特に不便を感じることはないでしょう。市の活性化を図るため、2013年には市内中心部に複合施設「トコトコ大田原」がつくられました。こちらの1Fには美容室やクリニック、薬局、飲食店などが入っており、地元で生産された野菜の直売所もあります。また、大田原図書館も併設されているなど、市民が集まる場となっています。
2016年2月に大田原市に住んでいる市民を対象に行われた調査では、66.2%の人が大田原市は住みやすいと回答しており、74.7%の人がこれからも大田原市に住み続けたいと答えました。一方、大田原市は住みにくいと回答した人が11.1%で、その理由として一番多いものが交通の不便さとなっています。続いて、買い物が不便だから、医療や福祉面が不安だからという回答となりました。

子育て支援施設が充実の栃木県大田原市

大田原市には、子ども未来館や子育て支援センター、つどいの広場など、子育てをするうえで大変役立つ施設が充実しています。トコトコ大田原の中に併設されている子ども未来館は、小さい子どもと保護者が一緒になって楽しむことができるスポットです。たくさんの遊具がある「わくわくランド」で思いっきり体を動かせるほか「親子ふれあいキッチン」では調理実習をすることも可能です。また、子育てに関する不安や悩みなどを保護者同士で相談・情報交換ができる場もあります。
生後4カ月以上から小学校就学前の子どもと保護者が利用できる「子育て支援センター」もぜひ積極的に利用してみましょう。子どもや親子を対象にした読み聞かせやベビーマッサージ、親子ヨガ、クッキング体験などのプログラムが充実しているので、子育て中の保護者の交流の場として活用できるはずです。

栃木県大田原市の土地価格相場

大田原市の公示地価は平均2万8,500円程度となっています。また、坪単価は平均9万4,000円程度で、これは栃木県の25市区町村内で12位の価格です(2018年3月現在)。2017年のデータによると、宅地の平均価格は2万円程度/平方メートル、坪単価は6万6,000円程度となっています。那須塩原駅を経由するJR東北新幹線沿線の地価相場は、平均34万9,000円程度/平方メートルとなり、主要駅に近い場所は地価が高い傾向にあります。

歴史の息吹を感じて!栃木県大田原市の観光スポット

大田原市にある「那須神社」は、仁徳天皇時代に建てられた歴史ある神社です。1577年には現在の姿の本殿と拝殿、楼門が再興されました。那須神社では春と秋の2回例大祭が開催され、太々神楽や流鏑馬、獅子舞などの伝統行事を見るため多くの人たちで賑わっています。2014年には本殿と楼門が国の重要文化財にも指定されたほか、奥の細道風景名勝にも指定されました。参道には美しい杉並木が続いており、独創的な本殿の彫刻や楼門の装飾などは「中世と近世の特徴を併せ持つ神社建築」との評価を得ています。
かの有名な歌人・松尾芭蕉が奥の細道で歩いた場所に作られたのが「芭蕉公園」です。公園内には芭蕉の句碑や旧浄法寺邸などがあり、紫陽花が美しいことでも知られています。旧浄法寺邸は実際に芭蕉が宿泊した場所ではありませんが、当時の武家屋敷の雰囲気を味わうことができる建物です。
「栃木なかがわ水遊園」は、家族連れで楽しむことができるスポットとして人気があります。こちらは栃木県で唯一の水族館で、日本でも最大級の川の水族館として有名です。地元那珂川からアマゾン川まで、60以上の水槽で世界中の川を紹介しています。また、見るだけではなく、釣りや魚のつかみ取り体験ができるイベントも多数開催されているのも人気の理由です。さらに、季節を通じて川魚の試食会や乗船体験、田植え体験なども開催されるので、いつ訪れても違った楽しみ方ができるでしょう。

栃木県大田原市はずっと住み続けたいと思える街

都市圏からもそれほど遠くなく、マイカーがあれば子育て中の家族でも不便なく生活することができる大田原市。日常生活で必要なものを買い物するお店も多く、一度住んだら住み続けたいと思えるのも頷けます。豊かな自然と新鮮な農産物があり、また子育て支援が充実しているのも安心して暮らすことができる理由でしょう。長い目で見て生活しやすい大田原市で、理想の注文住宅を建てて生活してみませんか。

栃木県大田原市で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場へ!

 

 

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