イエばな

熊本県で住みやすさで人気の街探し!気になるポイントは?

家を建てるときは、「どのような家を建てるか」ということと同時に、「どのような場所に建てるか」ということも大変重要です。景観の良さや子育てのしやすさ、買い物や交通の利便性などを総合的に考えて土地を選ぶ必要があります。そういうポイントで見ると、熊本県は自然が豊かで生活に便利な、暮らしやすい場所がたくさん見つかる地域です。今回は、熊本県内で人気の街や住環境の整った街をいくつかご紹介します。

熊本県とはどんなところ?

熊本県は九州の中西部に位置する人口約176万人の県です。面積は7409.48平方キロメートルで、県内には14市5区28町8村が存在します。県庁所在地の熊本市は、九州第3の都市で政令指定都市です。かつては「火の国」や「肥の国」とも呼ばれ、農業生産が多い豊かな土地であったため、大国という位置づけをされていました。熊本県は地理的にも政治経済的にも、九州の中心地域として発展してきた歴史をもっています。

熊本県はここがすごい!有名な観光名所は?

熊本県は、温暖な気候と美しい自然に恵まれています。県の西部は八代海や島原湾に面し、天草諸島などの海に浮かぶ島々の風景や海岸の地形の美しさが有名です。東北部には活火山の阿蘇山があり、雄大な火山と広々とした草原(草千里)は、県内外はもとより海外からも多くの観光客を集めています。
熊本城や水前寺成趣園(水前寺公園)、通潤橋などの歴史を感じさせる名所のほか多くの温泉があり、観光スポットは豊かです。紅葉や澄んだ水で知られる菊池渓谷、楽しく遊べる阿蘇ファームランドなど、休日に家族で訪れるのに最適な場所もたくさんあります。
農業が盛んで、スイカやトマトなどの名生産として知られています。新鮮な野菜類や魚介類が豊富なのも、熊本に住むメリットだといえるでしょう。水資源も豊富で、県内の水道水の水源のほぼ全部を地下水でまかなっているほどです。

熊本市の中心!熊本市中央区の住みやすさは?

熊本県内でも有数の住宅地である熊本市中央区は、人口約18万人、市役所や県庁などの行政機関が集まる熊本市の中でも中心的な区です。交通センターからは多方面にバス路線が向かっており、交通の便は大変良好です。古くからある商店街が広がるエリアですから、買い物にも不自由を感じません。熊本城や水前寺成趣園(水前寺公園)などの観光スポットもあり、趣のある城下町の雰囲気を感じることもできます。国立の熊本大学のほか、熊本学園大学などの私立大学や専門学校、高校などの学校が多く見られる文教地区です。また、多くの個人病院以外に「くまもと森都総合病院」や「国立病院機構熊本医療センター」などの総合病院があって、医療機関が豊富です。
中央区には「熊本市総合子育て支援センター」と「白山子育て支援センター」が設置され、子育て中の人を支援する活動がおこなわれています。たとえば、乳幼児を育てている保護者が集まって、気軽に話をしたり体操をしたりする会が開かれています。

熊本市で最も人口が多い!熊本市東区の住みやすさは?

熊本市東区は人口19万人で、熊本市の区の中では人口が一番多いエリアです。区内を九州自動車道が通り、車での移動に便利です。JR九州の豊肥本線の東海学園前駅があり、バスは熊本都市バスや九州産交バスの路線などが通っています。医療機関では、「熊本市立市民病院」と「熊本赤十字病院」という2つの総合病院があることが特徴です。東区には「京塚子育て支援センター」など5つの子育て支援センターがあり、乳幼児をもつ保護者の人たちが集まって親子のふれあい遊びなどの活動が行われています。

歴史ある城下町!八代市の住みやすさは?

八代市は熊本県の中南部に位置する人口約12万8000人の熊本県第2の都市です。八代海に面した平野部では農業が盛んで、江戸時代には城下町としても発展してきました。日本3大急流の一つに数えられる球磨川が流れ、600年の歴史をもつ日奈久温泉や、平家の落ち武者伝説が残る五家荘などの観光スポットも有名です。毎年、全国の花火師たちが集まって技を競う「やつしろ全国花火競技大会」が開かれることでも知られています。
JR九州の九州新幹線、鹿児島本線路線で鹿児島市や熊本市と結ばれていて、九州を縦断するラインの中核ともいえる都市です。そのほかに、JR肥薩線や肥薩おれんじ鉄道線、いくつものバス路線も通っています。九州自動車道路や国道や県道も整備されていますので、交通は便利でしょう。
八代市は子育て支援がとても充実しています。たとえば、不妊治療費や子どもの医療費などの助成金制度が整備されています。また、ショッピング施設内や保育所内に設置された「子育て支援センター」は、乳幼児の保護者にとっては大切な交流の場です。市の機関への相談窓口としても利用されています。仕事などで昼間、家に保護者がいない児童を対象とした「放課後児童クラブ」は市内に27カ所。児童は、保護者が迎えに来るまで友達と一緒に勉強したり遊んだりして時間を過ごすことができます。

熊本県でこれから人気の出そうな街は?

熊本県で今後、注目されそうな住宅街には「熊本市北区」があります。北区は熊本市の5区の中では一番面積が広く、森林や水源地の湧水などの自然が豊かで、農業従事者の多い区です。九州自動車道、国道3号線などが走っており、公共交通では、九州産交バスやゆうゆうバスなどの路線があるほか、JR九州の路線や熊本電気鉄道の路線も通っています。古代遺跡や古墳以外に、西南戦争の激戦地として有名な田原坂や宮本武蔵に関わりの深い武蔵塚公園などの史跡も残されています。北部公園や坪井川緑地などの公園もたくさんあり、田原スポーツ公園野球場や植木総合スポーツセンターなど、スポーツ施設も整備されている区です。
「熊本市南区」も、人気の出そうな街の一つ。嘉瀬川、緑川などが流れて自然が豊かで、雁回公園や塚原古墳公園などの大きな公園が整備されている地区です。平成中央公園や御幸中央公園など、子どもたちが遊びやすい公園もたくさんあり、市民のいこいの場ともなっています。その一方で、工業団地や流通団地も作られており、産業の中枢としても発展してきました。JRの駅や九州自動車道のインターチェンジの整備も進められています。
「熊本市西区」も忘れてはいけません。西区には、熊本駅と熊本港があるため、熊本の陸と海の玄関口として発展してきた区です。熊本の交通の中心地である熊本駅前には情報交流拠点として、複合公共施設の「くまもと森都心プラザ」が作られ、人と物の集まる場所となってにぎわっています。池辺寺跡や本妙寺など歴史ある名所旧跡も盛りだくさんです。自然が豊かで、そのうえ、人のにぎわいもあるエリアで、峠の茶屋公園や上高橋公園などの公園も多くあります。
熊本市は、子育て支援政策が充実した都市です。各区に複数の「子育て支援センター」が設置されています。また、一部の公園内に「子育て支援スペース」が設置され、幼児が公園デビューするために幼児向けの遊具などを整備したスペースまであるなどいたれりつくせりです。北区では「八景水谷公園」、南区では「平成中央公園」、西区では「小島公園」に設置されています。

暮らしやすさにこだわって生活を楽しもう!

熊本県の魅力は、何といっても自然の豊かさと、自動車道や鉄道などの交通の便利さでしょう。古くから開けてきた土地だけあって歴史ある史跡などが多く見られますが、今後も、北部九州と南部九州をつなぐ地域として熊本県の重要度は一層増してくる可能性があります。
生活するうえでは、「医療施設が充実していること」「教育環境が整っていること」「公園などの多いこと」も魅力的です。子育てのための施策も充実していることは熊本県の特色といえます。医療費助成もあり、「子育て支援センター」などの施設を各所に設置している点は、特に子育て中の保護者から好評です。楽しく生活するために熊本県には多くのメリットがあります。これらの情報を参考に、家を建てるのにピッタリの土地を探してみてください。

熊本県で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

RANKING 人気記事ランキング

  1. 新築の平屋に住みたい!価格相場や予算はどのくらい?
    1
    新築の平屋に住みたい!価格相場や予算はど…
  2. 憧れのマイホーム購入!予算の相場と平均費用はどうなっている?
    2
    憧れのマイホーム購入!予算の相場と平均費…
  3. 所有権と借地権、同じ土地の権利でも違いに注意!
    3
    所有権と借地権、同じ土地の権利でも違いに…
  4. タイプごとに予算が変わる!?二世帯住宅の価格相場は?
    4
    タイプごとに予算が変わる!?二世帯住宅の…
  5. 30坪の家を広く見せる間取りが知りたい!
    5
    30坪の家を広く見せる間取りが知りたい!

LET’S MAKE A HAPPY HOUSE 幸せ家づくりレシピ