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子育て世帯に!吾妻の大自然に囲まれた福島県福島市の住みやすさとは?

マイホームを建てるなら、家の出来はもちろんですが周辺環境にも気を配りたいところです。たとえば、豊かな大自然に囲まれた福島県福島市では、のどかな毎日を送ることができるでしょう。懸念される放射能についてもしっかり対策は行われています。この記事では、理想の家で子育てをしたいと考えている20代~30代前半の夫婦に向けて、福島県福島市の魅力や特徴、住みやすさについて解説していきます。

有史以前は海の底?福島県福島市とは?

福島県福島市は有史以前、海底に位置していたことで有名です。やがて隆起した後、火山の影響で堆積層ができ、沼地や湿原、湖などが誕生しました。現代では福島県の県庁所在地として、同県の行政を支えています。平成27年度の調査によると福島市の総人口は29万4,247人、世帯数12万2,269です。また、面積は767.7平方キロメートル、年間の最低気温はマイナス2度前後、最高気温は31度前後です。ちなみに、年間平均気温13.3度で内陸性気候に該当します。
福島市は山地でもあり、吾妻連峰や阿武隈山地、信夫山などがそびえています。吾妻山系から流れる河川が多いのも特徴です。これらの河川は阿武隈川に合流しています。また、福島市には温泉もあり、飯坂温泉、土湯温泉、高湯温泉の3つが県内外の観光客に人気です。

県庁所在地の福島県福島市はフルーツ大国!

福島県福島市は北部にある県庁所在地です。年間を通して気温が低いため、寒い地方特有の果物栽培で全国に名前を知られています。たとえば、モモ、ナシ、サクランボ、リンゴといった果物は福島県内で1位の出荷量を誇っています。ちなみに、ナシは全国1位の1万3,200トン、モモは全国2位の1万1,500トン、リンゴは全国13位の1万4,700トンを出荷しており、福島市の農産業を支えていると言えるでしょう。そのほか、米、キャベツ、かぶなども積極的に生産されています。
福島市には「ももりん」と呼ばれるゆるキャラもいます。「雪ウサギ」とモモ、リンゴをモチーフにしたキャラクターであり、愛らしいフォルムが印象的です。ちなみに、ももりんには「ブラックももりん」というライバルもいて、2人で福島市の観光を盛り上げてくれています。ちなみに、ももりんの誕生は平成8年、ブラックももりんは平成26年です。

夜は暗い?福島県福島市の治安や安全性

住みやすさを考えるなら、福島県福島市の治安や安全性について気になるところです。福島市は重犯罪がなく治安は良いと言える地域です。ただし、国道沿いは外灯が少ないので夜の独り歩きは要注意です。たとえ不審者と遭遇しなかったとしても、暗闇で事故に巻き込まれる可能性があるからです。どうしても外出する用事があるなら自転車に乗って、必ずライトを点けるなどの工夫を徹底しましょう。
福島市といえば、震災の影響から放射線をおそれて移住をためらう人も少なくありません。そして、未だに放射線の風評被害に悩まされている側面もあります。そこで、福島市では放射線に関する対策に力を入れ、地域の安全性を強くPRしています。希望者を対象に個人線量計(ガラスバッジ)による外部被ばく線量の測定をしたり、ハンドブックによって放射線の理解を促したり、市をあげての取り組みが活発です。

さまざまな路線が通る福島駅

福島県福島市で暮らすなら、駅・路線も知っておく必要があります。福島市内にはJR東北本線、JR奥羽本線、阿武隈急行、福島交通飯坂線と複数の路線が通っています。そして、市内最大の規模である福島駅からは福島交通飯坂線、JR奥羽本線、東北・北海道新幹線、山形新幹線、秋田新幹線 など4つの新幹線を含む7つの路線に乗車可能です。他県にアクセスするための中継地点となっているだけではなく、駅前の繁華街を利用する機会も多くなるので覚えておきたいスポットです。

大型ショッピングモールが多いので買い物しやすい

移住する際は、買い物の便利さは見逃せないポイントです。スーパーの数が少なかったり、アクセスが不便だったりすれば毎日のコストも増えていくからです。福島県福島市は、大型ショッピングモールが営業しているなど買い物に困る要素が少ない地域です。モール内には食料品店や日用品店だけでなく、ファッション店もたくさんかまえています。男女を問わず、幅広い年代の需要に応えてくれると言えるでしょう。
ショッピングモール以外では、福島市を中心に展開するスーパーが多いのもメリットです。一般的なスーパーから業務用スーパーまでが、駅前を中心にすぐ見つかります。そのほか、スポーツ用品店や惣菜店といった専門店も種類豊富であり、生活をするうえでの苦労は感じにくいでしょう。

保育所の多さが自慢!給食も安全性第一

街の住みやすさを見極めるとき、重要なポイントのひとつとなるのは「子育て環境」です。特に、保育所の審査に通らない問題は全国的に大きく取り上げられています。保育所の絶対数が少ない地域に移住してしまうと、子どもを安全に育てられるか不安を覚える親は少なくないでしょう。ちなみに、福島県では私立の保育所が最も多いものの、公立保育所も13カ所あります。そのほか、認定こども園や地域型保育など、子どもを預ける施設の数が多いのが特徴です。待機児童を減らすための施策が評価できる地域だと言えます。
保育所給食の安全性について疑う保護者もいます。たしかに、原発事故の衝撃を考えれば無理もない発想でしょう。しかし、福島市内の保育所では放射性物質測定を行っており、安全性が確認された給食を子どもに届けています。出所のわからない食材を子どもが口にする事態にはならないよう、配慮されています。

福島県福島市はファミリースポットが目白押し

休日に出かけられる福島県福島市のファミリースポットとしては、まず「アンナガーデン」が挙げられます。アンナガーデンは吾妻連峰の山麓にあるショッピングスポットです。美しい自然で子どもを遊ばせながら、パパやママも地ビールやおしゃれな雑貨を楽しめます。
次に「UFOふれあい館」もおすすめの施設です。基本的にはUFOの情報が集められた展示施設ですが、多目的スペースとしても地元民から愛されています。3Dシアターで迫力の映像を上映したり、電波展望風呂を堪能したりと、決してオカルトに偏った内容ではなく、子どもにも親しみやすいと言えます。
そして、アウトドアを満喫するなら「あづま総合運動公園」でしょう。テニスコート、室内プール、サイクルスポーツ広場などがそなわっており、季節のスポーツが大勢でできます。しかも、レストランや宿泊施設もあるので、アクティブな休日を過ごしたい家族にぴったりです。

福島県福島市の土地価格相場は?

マイホームを建てるなら、土地の価格も知っておかなくてはいけません。平成30年時点で福島県福島市の土地価格相場は、坪単価で平均17万5,594円です。ちなみに、坪単価が最も高いのは福島駅周辺、住所では「栄町10丁目」が最高価格を示しています。続いて、曽根田駅、美術館図書館前駅周辺が高価格になっています。

温泉が豊富でのんびり暮らせる福島県福島市

家族で暮らすなら、都会の騒々しい環境を避けたいと考えている人は多いでしょう。一方で、地方ではショッピングモールが少ないなどの問題もあり、不便さを感じることもあります。福島県福島市は、自然に囲まれた地域ながらショッピングやレジャーの施設も充実しているのが大きな魅力です。また、温泉が豊富なので休日にはリフレッシュしやすく、のんびり暮らせます。放射能の悪影響を考えて、東北は子育てに向かないという風説もあります。しかし実際には、行政や教育機関で放射能対策が徹底されており、人々は安全に暮らしています。都会の喧騒を忘れたいなら、ぜひ福島県福島市に注文住宅を建ててのびのびと子育てをしましょう。

福島県福島市で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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