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群馬県の土地選びは住みやすさで決めよう!ファミリーに人気の街は?

家の購入は人生の中でも大きな決断のひとつです。一度家を買うと簡単には引越しができないため、購入前には必ず確認しておくべきことを事前に知っておきましょう。景観の良さや便利さなどの周囲の住環境は、住みやすさにつながる重要な項目です。そこで、今回は東京にも近い魅力的なエリアである群馬県について説明し、県内で人気の街や住みやすさの情報などもあわせて紹介していきます。

群馬県とはどんなところ?

群馬県は関東地方の北西に位置する内陸の県です。場所によっては東京の都心部へ電車1本で行けるため、ベットタウンとしても人気があります。群馬県の県庁所在地は前橋市で、県の中南部に横たわっています。県の人口は全国19位の約197万人で、県の面積は全国21位の6,362.28平方キロメートルです。県内の市町村数は35あり、その内訳は市が12、群が7、町が15、村が8です。群馬県の歴史は古く、昔は上毛野国(かみつけのくに)や上野国(こうずけのくに)、上州などと呼ばれていました。位置的に関東と信越地方を結ぶ要衝として栄えていた歴史があります。

群馬県はここがすごい!有名な観光名所は?

群馬県の気候は南部と北部および西部で大きく異なります。平地が多い南部は雨が多く降り、夏は蒸し暑いのが特徴です。冬場は乾燥し、からっ風が吹きます。そのため、寒さが厳しく感じられることがあります。一方、北部や西部は山地が多く、冬には雪がたくさん降ります。スキー場や温泉施設が多く、自然を生かした観光地が数多くあるエリアです。
群馬県の特産品は、味噌をつけて焼いた焼きまんじゅうやこんにゃくなどのご当地グルメのほか、絹織物や近代こけしなどの工芸品があります。観光名所として有名なのは、2014年にユネスコ世界遺産に指定された「富岡製糸場と絹産業遺産群」です。また、赤岩集落や八幡塚古墳なども、群馬県の、ひいては日本の歴史を感じさせる観光スポットとなっています。

群馬県最大の都市!高崎市の住みやすさは?

群馬県の県庁所在地は前橋市ですが、そこよりも多くの人が住んでいるのが高崎市です。市の人口は37万人以上で、市の面積はおよそ459.16平方キロメートルとなっています。高崎市は群馬県の中南部にあり埼玉県の近くです。そのため、関東圏への交通の便がよく、高崎駅から東京駅までは新幹線を利用すると片道1時間以内で到着します。高崎市の特徴は、少子化で人口減少が進んでいる地方都市が多い中で、わずかながらも人口が上昇している点です。2005年と2010年の国勢調査を比較すると、高崎市の人口は1.8%増となっています。
高崎市では子育て環境作りに力を入れており、それは「高崎市子ども・子育て支援事業計画」からも読み取ることができるでしょう。たとえば、乳幼児健診や保健指導などを実施したり、食育を推進したり、児童館・児童センターを充実させたりといったものが挙げられます。子育てにかかる負担を軽減できる事業がたくさんあるのが、高崎市のもうひとつの特徴といえるでしょう。
高崎市の観光名所には、榛名湖や榛名神社があります。榛名湖は榛名火山によって作られた湖で、360度自然に囲まれた絶景スポットです。冬はワカサギ釣りを楽しめるので、年間を通じて訪れたくなる場所となっています。榛名神社は榛名山にある、パワースポットとしても知られている神社です。神社に到着するまでには山を登る必要があり、行きにくい場所ではありますが、神秘的な雰囲気や装飾的な建造物などを堪能できます。

水と緑と詩のまち!前橋市の住みやすさは?

群馬県の県庁所在地の前橋市は、人口およそ34万人を抱えています。前橋市の特徴として、「人口10万人あたり医師数」が挙げられるでしょう。全国平均を大きく上回る人口当たりの医師数は、市の恵まれた医療環境を表しています。また、人口が30万人を超える大きな都市である前橋市ですが、全国的に見ても有数の農業都市という側面も持っています。とりわけ、畜産やキュウリの栽培などが盛んであり、都市といえども自然が多く残されているエリアです。
前橋市は全国で2番目の「子育てしながら働ける環境がある都市」に選ばれていることから、子育て環境はかなり充実しているといえます。市では地域全体で子どもを見守る環境が整えられているほか、自然が多く公園や緑地などが充実しており、親にとっても子どもにとっても魅力的な環境です。
前橋市にある群馬県庁の32階には展望ホールがあります。市が一望できるスペースもあり、観光スポットのひとつです。また、湖の中に浮かぶように建っている赤城神社も、前橋市の観光名所といえます。赤城神社の見どころは、鮮やかな朱色を使用した橋や拝殿などの建造物と、背景にある自然の緑、そして湖と空が作り出す青のコントラストです。
前橋駅にはJR両毛線が通っており、新前橋駅にはJR両毛線のほかJR上越線も通っています。自動車で前橋を訪れる場合は、関越自動車道の前橋インターチェンジで降ります。関東圏であることから関東地方への交通の便が良いのはもちろんのこと、甲信越へ行く場合も容易です。

北関東有数の工業都市!伊勢崎市の住みやすさは?

伊勢崎市は、群馬県南部に位置する人口およそ21万人ほどの都市です。この街は群馬県の前橋市や高崎市を始め、桐生市や太田市など多くの都市に囲まれています。平坦な土地が広がっており、古墳がいくつもあるのが伊勢崎市の特徴です。伊勢崎市には「子育てコンシェルジュの出張相談窓口」や、経済的に進学困難な子どもに対して無利子の奨学金制度が設けられています。小さな子どもだけではなく大学生まで支援があるのが特長です。
伊勢崎市には明治に建てられた洋館、いせさき明治館が残っています。外観だけではなく内部を見学することも可能で、タイムトリップした感覚を味わえるでしょう。伊勢崎駅から徒歩でも行ける場所にあるのでアクセスは良好です。また、市内にはいくつかの古墳があるため、古墳巡りをすることもできます。たとえば、お富士山古墳は全長が100メートル以上ある市内でも有名な前方後円墳です。伊勢崎市はJR両毛線と東武伊勢崎線が通り、北関東自動車道の伊勢崎インターチェンジもある交通の要所です。いくつもの国道が東西南北に通っているので、アクセスに大変便利な都市となっています。

群馬県でこれから人気の出そうな街は?

群馬県にはまだまだ魅力的なエリアがあります。県南東部にある太田市は、工業都市として全国的に有名です。子育て支援は充実しており、第2子以降の幼稚園・認定こども園給食費助成事業や母子家庭等自立支援教育訓練給付金など、さまざまなサポートを展開しています。市には東武伊勢崎線が通り、北関東自動車道の太田桐生ICを降りると市中心部まで比較的すぐに到着します。太田市運動公園や太田中央公園など、いくつもの大きな公園があるのが魅力です。
県南東部に位置する桐生市は、織物の街として栄えてきた歴史のある街です。発展した都市部と自然が多く残る部分とが混ざり合っており、吾妻公園や水道山公園などの公園もたくさんあります。子育てに関しては、2018年より「子ども家庭総合支援拠点」を開始し、すべての子どもと家庭、妊産婦に対する支援を行っています。桐生市にはJRと東武鉄道の駅があり、東武鉄道を利用した場合浅草までは1時間40分です。北関東自動車太田桐生ICで降りると、約20分で市中心部に着きます。
群馬県吾妻郡は、中之条町、長野原町、嬬恋村、草津町、高山村、東吾妻町の6つの町村を含んでおり、それぞれの町村で独自の子育て環境を整えています。東吾妻町では、たとえば乳幼児オムツ等購入費補助金や流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチン接種費用の助成などです。交通の便は比較的よく、中之条町には上野駅から特急を使えば2時間程度で到着できます。吾妻郡には自然がたくさん残されているので、大きな公園もまた多くあります。嬬恋村運動公園やあがつまふれあい公園などは、その代表的な例です。

群馬県で一番住みやすい街を見つけよう

群馬県は首都圏への交通の便が良く、自然が多く残されている魅力があります。都内に仕事を持っていても通勤できるため、「自然の近くで暮らしたい」「子どもはのびのび育てたい」という人などは、特に群馬県は魅力的に映るでしょう。家の計画を立てている方はぜひ土地探しの参考にしてください。

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