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山形県で家を建てよう!住みやすさ抜群の街は?

注文住宅を建てるときには、住宅へのこだわりとともに「生涯住むこと」を前提とした土地探しが重要です。街ごとの景観の良さや、公共交通機関の充実、住居周辺の環境など「住みやすい」と思えるかを基準にしてみましょう。山形県は自然も多く、地域ごとの特長もさまざまです。この記事では、山形県と山形県内で人気の街をご紹介します。

山形県とはどんなところ?

山形県は日本海に面しており、東北地方の南西部に位置します。県内は85%が山地なため、緑豊かで自然が多い地域といえるでしょう。県の中心部には一級河川である最上川が流れ、山形県に暮らす人々は、主に最上川の周辺に住居をかまえていることから「母なる川」と比喩されることもあります。山形県の県庁所在地は山形市とされ、面積は全国9位を誇る9,323.15平方キロメートルです。山形県内では、13市19町3村の地域に約112万人が暮らしています。
山形県の象徴ともいえる県旗と県章は「3つの山が連なる」様子が描かれていて、日本百名山にも選出されている「月山」「鳥海山」をはじめとした県内の山々がモチーフとなっています。県章に色指定はありませんが、県旗は「明るい青地に白い山」と定められていて、青地には最上川の流れる様子も表現されているのです。この3つの鋭角な山は、県のますますの発展という意味も含まれています。

山形県はここがすごい!有名な観光名所は?

山形県には、多くの雄大な山々が広がり、観光スポットとして人気の名所も数多くあります。なかでも、山寺と呼ばれる宝珠山立石寺には、約1,000段の石段に沿って多数のお堂が並んでいます。山寺最古の建造物である納経堂は、松尾芭蕉がかの有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という詩をよんだ地です。また、国指定重要文化財に指定されている根本中堂など、日本の歴史を感じることのできる日本有数の観光名所です。
また、蔵王町の御釜は五色沼という別名を持ち、全貌を望める展望台があるので、蔵王温泉とともに人気のスポットになっています。そのほかにも、50種類以上のクラゲを見られるとギネス世界記録に認定された「鶴岡市立加茂水族館」も山形県随一の観光地です。お酒が好きな人には、無料で見学が可能な「高畠ワイナリー」も人気を博しています。高畠町はデラウエアの生産量国内一を誇り、コンクールでも高い評価を得ています。やわらかい甘みを感じられるワイン「まほろばの貴婦人」は、土産にもぴったりです。
さらに、県の木にも認定されているサクランボはもちろんのこと、ラフランスや庄内柿といった果物も知名度の高い名物です。また、だだちゃ豆、米沢牛、山形そばも県内外の人に愛される名産品といえるでしょう。

蔵王温泉に花笠まつり!山形市の住みやすさは?

約25.5万人が暮らす山形市は、自然環境の良さや施設の充実による便利さで人気の街です。山々に囲まれた県の特長ともいえる空気のきれいさや四季折々の景観は、地元住民からも定評があります。生活していくうえで外せない「病院」「銀行」「必需品の販売店」なども多く、住みやすい街という声が多く挙がっています。また、台風や地震などの自然災害が比較的少ないこともあり、東北大震災による避難者がそのまま定住するなど、安心して暮らせるという声も少なくありません。
町内活動が盛んに行われ、地域一体となって子育てに取り組んでいる点から、市民の温かさも人気の理由の1つです。市内に子ども向けの大型施設が建設されるなど、子育て世帯からは「育児への関心が高い」という評価もみられます。また、さまざまな子育て・教育支援の充実、高齢者福祉を含め、子どもからシニアまで安心して暮らすための制度も豊富です。子どもの食や栄養への興味・関心を目的とした食育にも力を入れています。
福島県と秋田県を結ぶ東北中央自動車道が通るなど、隣接県へのアクセスもよく、観光にも定住にも適した街といえるでしょう。市内には蔵王温泉、山寺以外にも国の史跡に指定された霞城公園(山形城跡)といった観光スポットも多くあります。花笠まつりは全国的にも知名度が高く、地元の人も楽しい時間を過ごせると人気の祭りです。自然と歴史に触れ、のびのびとした子育てができるのではないでしょうか。

一級河川「最上川」が流れる新庄市の住みやすさは?

新庄市は、人口4.1万人とそれほど多くはないものの、近隣住民の人柄のよさや街の静かさで、子育てがしやすいという声が挙がっています。若者向けの住宅支補助金援など、注文住宅検討中の人にもうれしい助成制度も人気です。畑や田んぼ広がるのどかな街並みだけでなく、買い物に便利な店も豊富にあり、快適な暮らしに一役買っています。
ゆったり流れる時間のなかで穏やかに過ごしながらも、生活面での不便さを感じないという人も多くみられます。「田舎と街のよさ」が絶妙なバランスで成り立っている街といえるでしょう。
奥羽本線を走る山形新幹線の停車駅でもあり、新庄市周辺の市外へ移動もしやすいです。また、駅近くには県立病院もあるため駅からのアクセスもよいといえます。広大な緑の広がる東山公園は、子どもが自然に触れあいながら遊べる人気のスポットです。ピクニックや野外スポーツなども楽しめますし、悪天候の日には近くの体育館で屋内スポーツも可能です。東山公園を含め最上川の河川敷など、自然の豊かさによる四季の移ろいをはっきりと感じられる場所が多いため、ストレスを感じにくく住みやすい街です。

上杉家の城下町!米沢市の住みやすさは?

自然豊かで人の温かみを感じられる街、米沢市。空気のよい、のどかな住宅地周辺にはショッピングモールもあり、地元の人から「世代を問わずに過ごしやすい」と評価されています。山形新幹線を利用すると2時間ほどで都内へ行くことができるため、「交通の便がよい」という声も多い傾向です。9.3万人が暮らす米沢市は、全国平均0.90%の犯罪数を下回る治安のよさで、小さな子どものいる夫婦にとって「安心感」もあります。幼稚園・保育園が多く、それぞれの特色から家庭ごとの教育方針に合わせて園を選ぶことができる「選択肢の多さ」も子育て世帯にはうれしいところです。
米沢市は、上杉謙信ゆかりの地としても知られ、上杉神社や上杉伯爵邸など、上杉氏の歴史を感じられる名所が残っています。米沢牛の産地でもあり、山の幸・海の幸に加えて肉やラーメンなど食の豊富さも人気です。

山形県でこれから人気の出そうな街は?

あまり知られてはいないけれど、今後人気が高まりそうな街として「酒田市」「寒河江市」「東根市」を紹介します。酒田市は人口11.9万人と米沢市よりも多く、公園・教育機関の充実による住みやすさを感じられます。市からの出産祝いとしてフォトフレームや紙おむつをもらえるなど、地域で子どもの誕生を祝っているともいえるでしょう。日本海東北自動車道の開通後は、交通の便もよりよくなり、通勤通学も安心です。
寒河江市は山形市から近く、4.3万人が暮らす「ほどよい街」と人気の市です。交通の便のよさ、田舎と街のメリットを兼ね備えていると、子育て世代にも喜ばれています。大きな公園が複数あることもメリットの1つです。
東根市は駅の近くに公園があり、子ども連れでの移動も楽々といわれています。空港やさくらんぼ農場、ボーリングなどさまざまな施設があり、子育てに適しているという声も多いです。個人院が充実しているため、もしものときの安心感もあります。

山形県の建築実例

建築実例1. キッチンが映えるおうち

山形県の建築実例1キッチンを中心に吹抜けがあるおしゃれなカフェ風の家。

詳細情報:山形県の建築実例「キッチンが映えるおうち」

建築実例2. 動線にこだわったモダンでおしゃれな2世帯住宅

モダンテイストの2世帯住宅。キッチンを中心に、家族が集まれる動線を意識しました。

詳細情報:山形県の建築実例「動線にこだわったモダンでおしゃれな2世帯住宅」

建築実例3. スタイリッシュなカフェ風の5LDKの家

スタイリッシュなキッチンから見渡せるリビングは家族が集うカフェ風の空間。 そして部屋数は満足な5LDK、収納スペースも多く、すっきりと整った空間で生活が送れます。

詳細情報:山形県の建築実例「スタイリッシュなカフェ風の5LDKの家」

山形県の住みやすい街で暮らそう

自然の豊かさと、歴史に触れられる建造物、そして街の便利さがそれぞれの市にあるため、どこを選んでも充実した暮らしになるでしょう。注文住宅を建てるときの街選びや土地選びには、家族のライフスタイルに合うメリットを考えることが大切です。ぜひ、山形県内での永住地探しの参考にしてみてください。

山形県で家を建てるなら、モデルハウス・住宅展示場見学へ!

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