三島店

地鎮祭に使われる道具の意味を知っていますか?

家を建てる前に行われる地鎮祭は、
土地の神様に降臨していただき、
工事の無事と安全を祈り、
建物の存続、家族の繁栄を
お祈りする儀式です。

 

 

 

今回は、地鎮祭の儀式や道具のうち、
主なものをご紹介しようと思います。

地鎮祭を行う時の、
「何を用意すれば良いのか?」
「いくらくらいかかるのか?」
「服装はどうしたら良いのか?」
などのQ&Aをご案内した、以前のブログ

地鎮祭とは?ちょっとした疑問にお答えします

と合わせて、ご覧ください。

 

 

 

 

鍬(くわ)入れの儀について

 

地鎮祭の中でも重要な儀式が
「鍬(くわ)入れの儀」です。

昔の土地は、鎌で草をかり、
鍬(くわ)で土を掘り起こし、
鋤(すき)で土地を平らにしてから
お家を建てていました。

 

 

 

 

祭壇の前に、草をさした盛砂をつくり、
土地のイメージとします。

鍬入れの儀では、昔にならい、盛砂に対して、
・設計士が鎌で草を刈る
・お施主様が鍬入れをする
・施工業者が鋤入れをする
という3つの動作を、
「エイ、エイ、エイ!」と掛け声をあげながら
行います。

「エイ、エイ、エイ!」のエイという言葉には、
“エイ=栄える”
という意味も含まれているようです。
掛け声にもちゃんと意味があるのですね。

 

 

 

 

 

玉串にはなぜ
榊の木が使われるのか

 

地鎮祭では、神様に玉串(たまぐし)をお供えする
儀式を行います。

 

 

地鎮祭の玉串には、榊(さかき)の小枝に
紙垂(しで)と呼ばれる小さな紙が
つけられています。
なぜ榊の木が使われているのでしょうか?

諸説ありますが、日本では古来より、
先端がとがった植物に
神様が宿ると考えられていたそうです。
また、サカキという名前も
「神と人の境界にある木=境の木」
といった意味が込められているとのことです。

 

 

 

 

 

 

紙垂(しで)とは

 

玉串やしめ縄についている白い紙を
紙垂(しで)と言います。

 

 

 

稲妻のような形をしていますが、
これは「雷」を模しているという説があります。
カミナリは「神鳴り」と変換できるので、
古来より、神様の力の表れと考えられてきました。

また、雷は稲妻とも言われますが、
「稲の妻」
…稲は雷の力(神の力)を受けて実をつける
という信仰があったそうです。

紙垂は、神の力が宿ることから
雷の形をしているのですね。

 

 

 

 

 

 

四方に竹を設置する理由

 

地鎮祭では、祭壇の四方に、
「忌竹(いみだけ)」と呼ばれる竹を設置します。

 

 

 

 

「なぜ竹が使われるのか?」
これにも理由があります。

神様が降臨してくる場所は、
清浄である必要があります。
そこで、榊と並んで清浄な植物とされる竹を
四方に設置し、しめ縄で囲うことで、
祭壇内を聖域としているのです。

 

 

 

 

 

 

お神酒(おみき)はなぜ
最後に飲むのか

 

地鎮祭の最後に、お神酒(おみき)
をいただきます。

 

 

 

神様によって霊力が宿ったお酒を
みんなでいただくことで、
神様の霊力を体内に取り込むという意味
があります。

地鎮祭の中では、お神酒に霊力を宿すために、
「お神酒の入った器の蓋を開ける儀式」
「霊力を閉じ込めるために蓋をする儀式」
があります。
参加する際には意識してみてくださいね。

 

 

 

 

 

地鎮祭も、それぞれの意味を
わかった上で参加すると、
ありがたみや楽しさが増すと思います。

この記事を読んでくださった方が、
少しでも家づくりを楽しんでくださったら
幸いです。

 

 

 

 

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