今話題の密閉構造「SRC基礎」が優れている6つのポイント!
技術の発展から、欠点が浮き彫りになりつつあるベタ基礎などの従来基礎。
今の時代にあった新たな技術として、注目を集めつつあるのが完全密閉構造のSRC基礎です。このブログではこのSRC基礎の長所についてそれぞれ特集して参りました。
この記事ではそれら記事をまとめつつ、改めてSRC基礎の優れた点をお届け致します。
1.快適性
SRC基礎はその密閉構造により、地中熱を家の中に伝える役割を持ちます。
通気を取ることで季節の空気を循環させる従来基礎は、外気に床の温度が左右されてしまう中で、SRC基礎は季節問わず一定の帯域の温度を保つことができる長所を持っています。
実際にSRC基礎を採用した住宅を歩くと、その快適性は確実に伝わることでしょう。
2.耐震性
SRC基礎は、床下部分に砂利を敷き詰める独自構造により、従来基礎よりも遥かに頑強な作りをしています。それはもちろん、家全体に高い耐震性を付与するものでもあります。
耐震性は基礎から上げる! 構造を進化させて「強い家」を建てよう!
基礎からできる地震対策。
住宅の土台に直結する最も重要な部分から、上物をしっかり守っていくことが可能です。
3.耐久性
SRC基礎の構造の強さは、基礎部分の耐久性にも表れます。
通気口は今の住宅には不要です!完全密閉構造「SRC基礎」で時代に適合した家作りを!
従来基礎の木造住宅では30年~35年で基礎に大きなダメージが入り、建て替えやリフォームを余儀なくされるということも少なくありません。
一方SRC基礎は数十年単位で劣化することはなく、床下をチェックせずとも、通年で新築時とほぼ変わらない安定した状態を維持することが可能です。
4.メンテナンス性
SRC基礎は独自性の強い製品なため、多くの方にとって心配の種となってくるのがメンテナンス性です。
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通常の木造住宅と違い、床下部分に腐ったりシロアリの巣食う木が存在せず、コンクリートと砂利で全てが覆われているため、メンテナンスの必要がほぼないのがポイント。
建築後に気を遣わなければならない負担個所を1つ減らすことができるのも魅力です。
完全密閉構造のSRC基礎…配管はどうする? メンテナンスは?
また、不安視される方が多い配管部分についても、メンテナンスがしっかり可能なつくりを実現しています。
5.災害対策
SRC基礎の構造は、地震だけでなく様々な災害で強さを発揮します。
床下浸水しない家を建てよう! 基礎の構造を工夫して大雨対策を!
中でも浸水被害については他にはない強みを持っており、床下が存在しないことから「床下浸水がありえない家」を建築することができるのです。
台風などでも、他の住宅と比べて日常に近い生活環境を維持できますし、対応や行動も落ち着いて行えるでしょう。
6.生活の質の向上
SRC基礎の構造は、大きな災害だけに効果を発揮するわけではありません。
毎日の騒音や電車や自動車などによる振動への抑止力も持っています。細かいトラブルの発生まで抑制してくれることでしょう。
その他、その構造のおかげで家の作りに生活が左右され辛くなるポイントが複数存在しています。
まとめ
SRC基礎は様々な長所を持った次世代の基礎です。
機械や専用の物品を用いず、あくまで従来基礎と同じコンクリートや鉄筋のみを使うことで、構造を見直している製品。
これによりコストアップを最小限に抑え、物品の買い替えやメンテナンスの手間を増やすことなく、これらのメリットを実現しているのが素晴らしい部分だと言えるでしょう。
住宅の質を根本的な部分から向上させていくのがこのSRC基礎です。
ユニバーサルホームではこのSRC基礎を「地熱床システム」という名称で全国展開中。愛知県の知多半島での建築は半田店が対応。スタッフが、この基礎の長所から短所まで細かくご説明致します。
このSRC基礎に興味を持たれた方は、是非ユニバーサルホームのモデルハウスでSRC基礎(地熱床システム)を体験してみてください。
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