騒音や振動対策は大丈夫?密閉構造の基礎でQOLを上げよう!
日本の住宅における新たな選択肢として注目を集めている完全密閉構造のSRC基礎。
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生活の快適さ、災害への強さ、構造の頑丈さなど、過去の記事でその大きな長所を書いてきましたが、今回の記事ではより細かいところをお届けします。
家具を置くのに補強がいらない
従来の木造住宅の基礎ですと、大きく重い家具や一点に大きすぎる荷重がかかる物を置く際には、該当開所に補強を施しておくのが理想でした。
このため、一度建築してしまうとその家具を別の場所に動かすことが難しくなり、生活の変化に対応しにくいという不便さがありました。
SRC基礎は完全密閉構造で床が一面コンクリートに覆われていますのでこういった弱点がなく、好きなタイミングで好きなように模様替えをすることができます。
定期的に家具の配置を替えることで気分を変えて行きたい、という方にとっても嬉しいポイントと言えそうです。
床の音や振動が響かない
従来基礎ですと床下が空洞になっている都合上、どうしても1階で人が動いている音が家中に伝わってしまうことがあります。
この家庭内騒音に悩まされているご家庭も少なくないようです。特に小さいお子さんなどが走り回る音は、太鼓を叩くような原理で家中に響き渡り騒音の原因になるだけでなく、振動もストレスに繋がることがあります。
SRC基礎は全面コンクリートかつ完全密閉構造ですので、どれだけ騒がしくしても足音や物音が響くことがありません。
(※音の感じ方には個人差があります)
2階で就寝中及び仕事や趣味に没頭している時に階下を気にしなくて良くなるのも、細かいながらも大きなメリットです。
自動車や電車の振動対策になる
一戸建てを購入する際にネックとなるポイントが前面道路の自動車や線路から来る騒音や振動です。
騒音や振動は土地購入の選択肢を狭める問題点になるだけでなく、相続された土地などへの建築の場合は、どうしても解決しなければならない問題になることもあります。
SRC基礎は別記事でもご紹介したように、地震の揺れを分散して小さく抑える能力を持っており、これは日常的に起こる揺れについても同様に分散できます。
大型車が高速で通過した場合でも断続的な揺れが起こることはほぼありません。一般的に想像し得る範囲の環境であれば、生活の苦になるような振動を感じることはまずないと言って良いでしょう。
地震対策は来るか分からないものに備えるものですので、それをすることで生活に影響する問題への対応に繋がるかも重要です。
交通量の多い道路に面した土地の場合、相場よりも抑え目な価格で購入できますし、購入希望者が多い人気の地域でも使いやすい形や大きさの物件が手に入れやすくなります。
土地の問題点は住宅の性能を上げることで対応できるものもあります。振動がネックになっている場合は、是非SRC基礎を検討してみてください。
まとめ
SRC基礎には様々な長所があります。
今回の記事で挙げたものは細かいものばかりで、多くの方に影響するものではないかもしれませんが、解決したい人にとっては絶対に何とかしたい部分でもあると思います。
この記事を機に、SRC基礎に興味を持って頂ける方がいらっしゃいましたら幸いです。
ユニバーサルホームではこのSRC基礎を地熱床システムという名称で展開中。この基礎の長所や短所をより細かいところまで解説することが可能です。
実際に基礎の構造を体感できるモデルハウスで皆様のご来場をお待ち致しております。
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