床下、大丈夫ですか? 密閉構造基礎でメンテナンスいらずの住宅を!
現在の日本の木造住宅は30年~35年で老朽化してしまうと言われています。適切なメンテナンスを行わないと、立地などによってはもっと早く傷んでしまうことも…。
しかし、実際に床下を覗いて傷んでいるかを自分で確認するのは大変難しいです。ハウスメーカーの保証も30年以上は確定しないことが多く、傷みが激しくなってきた頃には誰もチェックを入れなくなるかもしれません。
床下で発生する問題は、シロアリや腐敗など放置できないものも多いだけでなく、床から隙間風が入ってくるなどで、生活に大きな苦痛を伴うものもあります。
新築を購入するにしても、できれば床下のメンテナンスの心配なく購入した住宅に住み続けたい…そう思う方も多いでしょう。
そんな方にオススメしたいのが、従来基礎を発展させたメンテナンスいらずのSRC基礎です。
この記事ではSRC基礎の構造の強さの一部をお話致します!
基礎部分に木材を使わない工法
SRC基礎は、基礎部分に砂利を敷き詰め、コンクリートで蓋をする形式を取った、完全密閉構造の基礎です。
逆ベタ基礎とも呼ばれ、空洞を空けることが一般的であった従来の日本住宅の基礎から、更に発展した内容です。
従来基礎は空洞部分に木材が剥き出しであり、そこが主な老朽化のポイントとなっています。SRC基礎では木造住宅の弱点である床下の老朽化を防ぐため、基礎部分に一切の木材を使用していません。
建築後、常に安定した構造を保つことができるため、一般的な木造住宅のような定期メンテナンスの必要がないのです。
老朽化しやすい水回り部分なども特別な予防をする必要もなく、1階部分について一律で安心安全、快適な生活が保障されるのが大きなメリット。
また、シロアリが巣食える条件が整っていないため、防蟻処理(一般的に5年に1回)の必要もなく、その分の気配りとコストを低減することが可能です。
シロアリが住宅の構造に侵入してしまう主な原因は、床下部分であると言われており、基礎をこういった作りにすることは、家全体がシロアリに巣食われるリスクを小さくすることにも繋がります。
「でも、木造の住宅には通気口がないと……」と思われる方もいらっしゃると思います。ところが、現代の日本の住宅に存在している通気口はほぼ形だけで意味のないものになっているばかりか、条件によってはあることが問題になってしまうこともあるのが実情です。
詳しい内容については、こちらの記事を併せて閲覧下さいませ。
通気口は今の住宅には不要です!完全密閉構造「SRC基礎」で時代に適合した家作りを!
基礎は住宅の全てを支える最も重要な部分。
ここが傷んでしまっては、幾ら上物を強化しても無意味になってしまう可能性さえあります。
新築注文住宅を建てる際には、基礎部分を変えて、根元から最高の住宅を仕上げてみませんか?
まとめ
SRC基礎は現代の日本の住宅に適合した、これからの住宅を担っていくのに最適な基礎です。メンテナンス性以外にも様々なメリットがあり、その全てが実証されています。
床下浸水しない家を建てよう! 基礎の構造を工夫して大雨対策を!
耐震性は基礎から上げる! 構造を進化させて「強い家」を建てよう!
新築を検討される場合は「建てた後に後悔がない家」を建てることが何より重要です。
不測の出費や事故を未然に防ぐことができるSRC基礎の採用を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
ユニバーサルホームではこのSRC基礎を「地熱床システム」という名前で全国展開中。モデルハウスで長所から細かい弱点まで全てお伝えすることが可能です。
地熱床システム(SRC基礎)を体感しながら、住宅のことについてしっかりお話してみませんか?
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
まとめ
SRC基礎には様々な長所があります。
今回の記事で挙げたものは細かいものばかりで、多くの方に影響するものではないかもしれませんが、解決したい人にとっては絶対に何とかしたい部分でもあると思います。
この記事を機に、SRC基礎に興味を持って頂ける方がいらっしゃいましたら幸いです。
ユニバーサルホームではこのSRC基礎を地熱床システムという名称で展開中。この基礎の長所や短所をより細かいところまで解説することが可能です。
実際に基礎の構造を体感できるモデルハウスで皆様のご来場をお待ち致しております。
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