三島店

【三島市近辺で一戸建てを建てたい方へ】お施主様の土地から馬の骨!? 埋蔵文化財包蔵地での建築注意点

 

ユニバーサルホーム三島店の
お施主様の建設予定地から、
なんと、馬の骨が出てきました。
馬の骨!?どういうこと?
と思われたかもしれませんが、
これは想定内です。
(ただ、想定していたとはいえ、
実際に出てきた時は驚きました^^;)

 

というのも、今回の土地は、
埋蔵文化財包蔵地であるため、
遺跡に関するものが出土するのではないか
と考えられていたのです。

 

 

 

 

 

遺跡のある地域は注意
工期が伸びてしまう可能性も

 

古墳や貝塚、住居跡が土中にある土地や
石器などの遺物が出土するような土地は
埋蔵文化財包蔵地と呼ばれます。
このような地域では、文化財を保存するため
建物を建てる前の調査が義務づけられています。

埋蔵文化財包蔵地は、国内で46万ヶ所以上あり、
毎年9000件程度、調査が行われているようです。

 

ユニバーサルホーム三島店がある、
静岡県東部地域にも、遺跡は多数あります。
他人事ではなく、ご自身の建築予定地が、
・埋蔵文化財包蔵地であるかどうか
・遺跡地図や遺跡台帳に表示が無いか
といった確認が必要です。

 

 

埋蔵文化財包蔵地で、重要な文化財が出土した場合
本格的な調査が必要になります。
調査には数ヶ月から数年掛かる可能性があります。
調査が発生すると、その期間分、
工期が伸びてしまうことになります。
「来年には住めると思っていたのに、
調査のために1年延期になった…」
なんてこともあり得るので気をつけましょう。

 

 

 

 

 

埋蔵文化財包蔵地
調査・建築の流れ

 

 

建築予定地が埋蔵文化財包蔵地である場合、
建築前に、市役所などに調査依頼の申請をします。
その後、土地の一部で試し掘りをします。
今回のお施主様の土地では、
約1.6×2.7mの範囲を、深さ2mほど堀りました。

 

その後は、出土した内容によって
「本格的な調査が必要になるか」
「工事着工の許可が、いつおりるか」
が判断されます。
今回のケースでは、
一部条件が付きましたが、
「建築しても良い」と判断されたため、
年単位の本格調査無しで
工事に取りかかることができました。
※それでも、調査依頼申請から着工許可まで
数か月掛かっています。

 

「何か出土したら、必ず本格調査をする」
ということでありません。
近隣の調査記録や出土内容と照らし合わせながら
教育委員会・文化庁といった行政側が判断します。

 

今回出土した馬の骨は、
今から1200~1300年ほど前の
奈良時代・平安時代の頃のもの
と鑑定されたようです!
ロマンがありますね。

 

 

 

 

 

費用負担について

 

発掘調査の費用負担は、
行政や調査内容・開発事業者などによって
変わります。
法律上、誰が費用負担するのかについて
明記されていないことが原因のようです。

 

例:三島市ホームページより
三島市では、原則として、
試し掘りには公費が使われます。
また、個人用住宅を建てる場合、
本格調査の費用も、
原則として、公費負担となるそうです。

ちなみに、
店舗といった営利目的の建物を建築する場合は、
事業者負担となります。

公式発表の文面を読むと、
「原則」という言葉が多く使われているため、
事前に、市役所へ行って
確認をしたほうが良いでしょう。

 

ユニバーサルホーム三島店では、
私達が窓口となり
行政とのやりとりをするのでご安心ください。

 

 

 

 

埋蔵文化財包蔵地
メリットは?

 

 

「埋蔵文化財包蔵地」って面倒そう……
と思われたかもしれませんが、
一方でメリットもあります。

遺跡がある地域というのは、
先人が「安全な場所」と認めて
暮らしていた所、だともいえます。
土木技術が今よりも発達していない昔は、
地盤が強い場所や、水に浸からない場所
といった、自然災害が少ない土地を
選んで住んでいたはずです。

開発が進んだ現在とは、
環境が違うかもしれませんが、
一つの目安として考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

気になる土地があれば
チェックしてみよう

 

遺跡がありそうな場所をインターネットで
公表している自治体もあります。
三島市については以下のリンクから確認できます。
気になる方は、是非ご確認ください

三島市 遺跡地図 リンク先は コチラ

 

 

 

 

三島市・沼津市・長泉町・清水町・函南町近辺で
新築一戸建てをご検討されている方
下記、お役立ち情報集をご参考ください!

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