【清水町の新築一戸建て】家相を取り入れた間取りのおうち｜三島店のブログ

【清水町の新築一戸建て】家相を取り入れた間取りのおうち

2022.07.02

今回ご紹介する家のお施主様は、
なんと神社の神主さんです。
お仕事柄、間取りを決める時に
「家相を取り入れたい」
と、ご希望がありました。

家相の考え方は多岐に渡りますし、
お施主様の生年月日によっても、
おススメの方位が変わることがあるようです。

Ｓ様の場合は、最初の間取り打合せの時に、
Ｓ様手書きの方位盤を元に、
部屋ごとに「ご希望の方位」を伺いました。
特に、
「水回りの方位は家相の重要ポイント」
ですので、じっくりと調整しました。

今回は「Ｓ様手書き方位盤」をお清書した
スタッフお手製方位盤と合わせて
ご紹介したいと思います。

「家相方位盤の作成について」のブログは
コチラ

駿東郡清水町　Ｓ様邸

１階床面積：57.5㎡（17.39坪）
２階床面積：60.0㎡（18.15坪）
合計床面積：117.50㎡（35.54坪）

ご夫婦＋お子様２人　４人家族用のお家です。

外観

ＡＬＣ外壁材：スマートライン２５使用
外壁色：ＫＧ－４７０

２つの切妻屋根と、黄みを帯びた白の外壁が
可愛らしさを出しています。

真四角ではなく、南東付近に
少し飛び出している形（張りというようです）は
「吉」とのことです。

玄関ホール

玄関収納の他に、
上着などを掛けられるコート掛けを
追加しています。

玄関ドアとリビング入口のドアは、
奥様好みの、可愛らしいデザインのものをチョイス。
外観の雰囲気と合っています。

実は、全体的な間取りとの兼ね合いで、
当初の予定よりも玄関ホールを広げました。
使い勝手も良いですし、広い玄関は「吉」とのことで
Ｓ様も喜んでいらっしゃいました。

リビングダイニング

創線の無垢床材のナチュラル（クリア）色
を使ったリビングダイニング。

ナチュラル色は、無垢床材ならではの
木材の表情の違いが、特によく表れます。
ただ明るいだけではなく、味わい深い
リビングになりますね。

リビングの奥にある和室とは、
２つの引戸で区切ることができます。

和室

ナチュラル系のリビングと違和感のない
縁の無い正方形の畳を使った和室です。

リビングとの間は
引戸で仕切ることができるので
お客様の宿泊にも使うことができます。

神主さんであるお施主様が
自由にカスタマイズできるような
シンプルな神棚を一枚取り付けています。
現場監督の提案で、
棚板の受けを使うことなく、取り付けができました。

神棚は
「北もしくは西を背にして設ける」のが吉
だそうです。
なかでも、
北西である乾（いぬい）の方角が良い
と言われています。

また、
神様がいらっしゃる神棚の上（２階）は、
人が歩かないような間取りにした方が良い
と、言われています。
Ｓ様邸の場合は、主寝室にかぶってしまいます。
そのため、お引っ越し後、神棚のすぐ上の部分に
観葉植物などを配置される予定です。

キッチン

リビングダイニングの奥にキッチンを設けました。
床材は、床暖房が効きやすく、掃除もしやすい
タイルを使用しています。

キッチンは、
「火気の障りが無いとされる」方角のひとつである
東北東に火元が入るように
間取りを決めました。

Ｓ様邸はオール電化なので、
ガスの火ではなく、ＩＨクッキングヒーターを使って
料理をされます。
「ＩＨならば、火じゃないから、
『東北東にこだわらなくてもよい』
という考えもあるみたいなんだけどね」
とＳ様ご自身も仰っており、他の部屋の方位よりは
優先順位が低めだったのですが、
ちょうどうまく、東北東にＩＨクッキングヒーターを
配置することができました。

キッチン本体とキッチン収納で
奥様が気に入られた２色を使い分けています。

リビングダイニングから見えやすいキッチン収納は
同じような色合いの白の木目系にしています。

キッチン本体のパネルだけ、
ダイニング側からチラ見えするのですが、
スタイリッシュで清潔感のある紺色が
引き締まったアクセントになっています。

奥のパントリーには、奥様が
「どこかで使ってみたい！」
と希望された花柄の壁紙を、こっそり使っています。

水回り

Ｓ様が間取りを決められる際に、
一番意識されたのが、水回りエリアです。

間取り打ち合わせの時、
「北北東・北北西が不浄ＯＫのエリアなので、
ここに水回りを配置したいです」
と真っ先に希望されました。

水回り入口

リビングダイニングの奥が
水回りエリアの入り口です。
家相優先で間取りを決めてきましたが、
キッチンエリアとも近く、
家事動線が良くなっています。

入口から入って左手側には、
洗濯機置場と浴室をまとめています。
「洗濯機の排水位置が、北北西におさまるように」
といった微調整がありましたが、
Ｓ様のご希望方位に配置できました。

天井には、
吊下げ物干を可能な限り取り付けています。
電気乾燥機をご使用の予定ですので、
室内干しの環境を整えられました。

また、脱衣室エリアの反対側には、
洗面所とトイレを配置しましたが……。

こちらのトイレの排水位置が
北北東～厳密に言うならば癸（みずのと）～
に収まるように、
１０ｃｍ単位の微調整をしています。

Ｓ様との間取り打合せにおいて、トイレ位置の調整は
特にじっくりと検討を重ねました。
家相を考える時、
一番不浄と捉えられるトイレの配置は、
優先度が高くなりますね。

階段

いっけん、普通のリビング階段なのですが、
ここでも方位を意識しています。

階段の上り始めは、北北東もしくは東南東
と希望されたＳ様。
北北東は、水回りで埋まってしまうので、
東南東に配置しました。
１段目が東南東に収まるように、
階段の長さなどを調整しています。

２階
多目的ホール

ベランダが無い分、とても広いホールを
２階にもうけることができました。

陽当たりの良い中で、
パソコン作業・読書・お子様の勉強など
多目的に使えるホールに仕上がっています。

主寝室

１階に比べて、濃い茶色の床を使い、
紺色の壁紙をアクセントにした
落ち着いた雰囲気の主寝室です。

奥行のある中段付きの
ウォークインクローゼットも
付いています。

子供部屋

清潔感のある白の床を使っています。
収納部の木目の壁紙が、
柔らかさを出していますね。

子供部屋では、Ｓ様から、
「上の図のように、机やベッドを配置したいです」
という、家相のご希望がありましたので、
調整しながら間取りをまとめました。

２階トイレ

２階のトイレも、１階と同じく、
「北北東もしくは北北西」に設備がおさまるように
配置しています。

天井に星柄の壁紙をチョイスして、
遊び心を取り入れています。

収納と壁紙

方位を最優先事項として
間取りを考えられたＳ様。
一通り、ご希望の配置に収まったところで
空いた場所に収納を確保できました。

家族しか見ない場所なので、
旦那様・奥様それぞれの趣味で
壁紙を選ばれました。

こちらは旦那様チョイスの壁紙。
暗めのタイル柄を使用して、バーにありそうな、
シックな秘密基地の感じを出していますね。

こちらは奥様チョイスの壁紙。
白のタイル柄をメインにしつつ、
天井は床に合わせた木目をチョイス。
清潔感を残しながらも、温かみのある雰囲気ですね。

家相にこだわりすぎると、
使い勝手の悪い間取りになったり、
ご希望のデザインを取り入れることができなかったり
といった支障が出ることもあります。

Ｓ様の場合は、
神主さんならではの豊富な知識はもちろんですが、
・必ず方位を守りたい部屋（トイレなど）
・妥協できる方位（キッチンのＩＨ使用など）
というように、こだわりたい家相について
優先順位を明確にして下さっていたので、
比較的早く、間取りを決めることができました。

ご夫婦内で
「デザインや使い勝手よりも
家相を優先しても良い範囲」
といったあたりも話し合われていたのか、
家相を元にした間取りが決まった後の、
奥様も含めた仕様（デザイン）打ち合わせも
スムーズに進みました。

インターネットや本では、
ありとあらゆる家相の情報が出回っており、
「何を信じればよいかわからない」
といった方もいらっしゃると思います。
そのような時は、
家相を調べてくれる神社やお寺がありますので、
ご相談されると良いと思います。

Ｓ様邸の施工事例を、ぜひご参考ください！

S様　インタビューは　コチラ

Ｓ様邸の１階は、動画でもご覧になれます！
Ｓ様邸動画は、
下記の画像をクリックでご覧いただけます。
※YouTubeチャンネルに移動します。

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