三島店

「数十年に一度の大雨」
そんな言葉が毎年のようにメディアで流れ、
全国で大規模な災害が起こっています。
三島市近辺でも、
「熱海の土石流」や「黄瀬川大橋の崩落」など
衝撃的な災害が起こっています。

地球温暖化現象も止まらず、
今後、災害は増えていくと予想されています。
同時に、ハザードマップへの関心も高まっています。

 

 

今回は、ハザードマップの見方をご紹介します。
「お家を建てる予定の土地に
災害の危険が無いか確認する」
「災害の危険を把握することで、
住み始める前に対策をする」
ためにも、ご参考くださいますと嬉しいです。

 

 

 

 

 

ハザードマップとは

 

ハザードマップとは、
台風、大雨、地震などが起こった時に
浸水や土砂崩れといった危険がある箇所を
まとめた地図のことです。
危機が迫った時の避難場所なども表記されています。

 

 

 

ハザードマップは
大きく分けて２種類ある

 

 

ハザードマップは大きく分けて
２種類あります。

「重ねるハザードマップ」と
「わがまちハザードマップ」です。

どちらも国土交通省が運営する
ポータルサイトから見ることができます。

 

ポータルサイトリンク先は　こちら

 

 

 

 

重ねるハザードマップとは

 

 

重ねるハザードマップでは、
洪水、土砂災害、高潮、津波、地形分類などから
必要な情報を選択して、
結果を重ねて表示することができます。

洪水、土砂災害、地形分類を
試しに選択して、重ねてみましょう。

 

 

 

 

洪水ハザードマップ

 

 

洪水のアイコンを選択すると、
河川が氾濫した時の浸水予想地域に色がつきます。
色が濃いほど、浸水時の水深が深くなります。
河川から離れた場所であっても
浸水の恐れがあることがわかりますね。

 

 

 

 

土砂災害ハザードマップ

 

 

 

 

 

地震や大雨によって、崩壊の危険がある場所や
土石流が起きる可能性がある場所を
黄色や赤色で表示してくれます。

オレンジで囲われている場所は
土石流危険渓流地域を表しています。
河川や崖の無いような場所でも
ハザードマップなら危険度を把握できます。

 

 

 

 

地形分類ハザードマップ

 

 

こちらは土地の成り立ちを教えてくれます。
過去に河川があった場所や、その近くは、
地盤が弱い可能性があります。

【例】
濃い目の水色 → 昔、河川があった場所、
薄い緑 → 氾濫平野（河川の氾濫によってできた土地）

 

 

 

 

 

 

重ねるハザードマップ　まとめ

 

 

重ねるハザードマップでは、
災害種別のアイコンを複数選択して、
全て重ねて表示ができます。
気になる土地がある場合は、重ねるハザードマップを
確認してみると良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

わがまちハザードマップとは

 

 

わがまちハザードマップとは、
各市区町村が制作しているハザードマップです。
こちらのマップも、
洪水、内水、津波、液状化などといった
災害によって、いくつか種類があります。

地域によって、起こりうる災害に合わせて
ハザードマップの作成がされています。
今回は代表して、三島市の内水と液状化の
ハザードマップを見てみましょう

 

 

 

 

内水（水害）
ハザードマップ

 

 

内水は、河川の水が増えることで水はけが悪くなり
河川氾濫が無くても浸水してしまうことを言います。
地域によっては、
１ｍ以上浸水する可能性があるので、
注意が必要です。

 

 

 

 

液状化マップ

 

 

大きな地震によって
液状化しやすい地域を表示します。
このマップ上では、
揺れやすい地域や地域の建物の倒壊率も
選択して調べることができます。

地震に強い建物を建てて、
実際に倒壊しなかったとしても、
液状化してしまえば、家が傾いてしまい、
住めなくなってしまう、
という可能性もありますので注意が必要です。

 

 

 

 

 

以上、ハザードマップの見方をお伝えしました。
立地、地盤などの条件が全て完璧な土地は、
なかなか見つからないかもしれません。
しかし、予測ができれば、
災害保険をかけるなどの対策
を考えることはできます。

お家を建てる時は、
建築予定地のハザードマップを
チェックしてみてください。

 

 

ハザードマップポータルサイト
リンク先は　コチラ

 

 

 

 

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