2019年の金融庁発表の報告書から
話題になった「老後2000万円問題」とは

高齢夫婦（ご夫婦とも無職）
二人暮らし世帯のひと月の収支モデル
から考えると、
老後は2000万円赤字になる
↓
老後の赤字補填のために、若いうちから
2000万円貯金しておきましょう
という考え方です。

 

 

新築住宅を検討される方も
無視するには不安を覚えるような
「老後2000万円問題」という言葉。

コロナ禍が明けた現在では
どのように捉えればよいでしょうか。

 

 

老後の住みかとして
建て替え・住み替えをご検討の方

新築住宅に憧れがあるけれども
漠然とした将来の支出が不安な方

 

ぜひこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

 

 

老後2000万円問題
根拠は？

 

 

「老後2000万円の赤字」
の根拠は、2019年6月に
金融庁から発表された報告書にあります。

 

この報告書では

「高齢夫婦無職世帯」
（夫65歳以上・妻60歳以上）
（二人暮らしで無職）
が、65歳から年金をもらい始めて
30年間生活をつづけた場合

をモデルケースとして計算しています。

 

 

ひと月でもらえる年金受給額
を中心とした収入
20万9198円

このモデルケースでのひと月の支出
26万3718円

収入－支出
20万9198円－26万3718円
＝－5万4520円

ひと月で－5万4520円の赤字

 

 

－5万4520円×12カ月×30年
＝－1962万7200円
≒老後2000万円の赤字

という計算が
「老後2000万円問題」の根拠
になっています。

 

 

 

 

 

 

 

老後2000万円問題
についての考え方

 

老後2000万円問題で示された数字は
一つの目安にはなります。
それでは、
各ご家庭で、老後資金を検討される時は、
どのような点に
注意すればよいのでしょうか？

 

ユニバーサルホーム三島店で
お世話になっている
ファイナンシャルプランナー
の青木正明さん
に伺ってみました。

 

 

 

 

 

 

老後の支出について

 

 

子育て真っただ中の世帯に比べて、
・働くか、働かないか
・どこに住むか
・趣味の探求
などといった点において
老後は自由度があがります。

自由だからこそ、老後のライフプランは
各ご家庭で細かく変わります。

 

 

老後2000年問題のモデル世帯と
比較してみましょう。

 

夫婦二人の食費は、ひと月64,444円
で計算されていました。
しかし、外食を多くしたいご家庭では
もっと食費が掛かるでしょうし、
自炊が多いご家庭では、
これより少なくすむかもしれません。

その他の消費支出は、ひと月54,028円
で計算されていました。
老後は海外旅行を楽しみたい
といったご家庭ですと、
足りないかもしれません。

 

このように、
老後2000万円問題のモデル世帯は
あくまでモデル世帯なのです。

 

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書
「高齢社会における資産形成・管理」
リンク先は　コチラ

※10ページに老後2000万円問題の元になった
モデル世帯の支出グラフが掲載されています。

 

 

 

どのような老後を送りたいか？
によって、
毎月の支出→老後に必要な資金
は、ご家庭によって変わります。

「老後2000万円あれば安心」
とは決めつけられないので
ご注意ください。

 

 

 

 

 

 

老後の収入について

 

 

 

老後2000万円問題の
計算に使われたモデル世帯は、
2019年頃にほぼ年金収入のみで
二人暮らしをしている無職の高齢夫婦
で構成されています。

 

しかし最近では、
・共働きを続けたご家庭
・65歳以上でも働かれる方
・年金の受給タイミングをずらされる方
が増加しています。

細く長く働き続ける人が増えた結果、
ご高齢の方の収入が多様化してきています。

 

 

 

老後は生活の自由度が増えます。

・どのような老後を送りたいか？
・どのくらい年金がもらえるのか？
・退職金はどのくらいあるのか？

をしっかり確認したうえで
労働や投資による収入を検討しましょう。

 

 

 

 

 

 

老後と投資

 

老後2000万円問題のモデル世帯では
収入はほぼ年金でまかなわれており、
投資で得た利益が含まれていません。

 

若い頃よりも体力が衰える分、
仕事を続けてお金を増やすのが
難しくなってきます。

そのため、
老後は、投資をうまく活用して
お金を増やす
とよいです。

 

 

 

例えば、６５歳の時点で
貯金が2000万円に届かなくても、
老後のライフプランを明確にできれば
足りないお金を投資でまかなえることも
あります。

 

 

 

 

 

 

住宅ローンと老後

 

日本の住宅ローンほど安い金利のローンは
世界的に見ても、あまりありません。

 

老後になったタイミングで持ち家があれば
少なくとも
「住む場所の確保はできている」
という安心感を持てます。

 

 

 

安い金利の住宅ローンをうまく使うことで
長い目で見ると、
「老後の住まいを安い金額で確保できた」
状態に繋げられます。

 

 

【ユニバーサルホーム三島店スタッフ補足】

ちなみにユニバーサルホーム三島店では
外壁材ALCをはじめとした
リフォームを極力少なくできる材料
を使った家をご案内しております。

老後の住宅にありがちな
リフォーム費用の心配を
少しでも軽減できるような家ですので
ご安心ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

老後は自由度が高まる分、
選択肢も広がります。

特に投資によって
「お金に働いてもらう環境」
を作ることは、収入を安定させて
老後のライフプランを充実させてくれます。

これからも物価は上がるでしょう。
老後こそライフプランをしっかりたてて
豊かな生活を送れるようにしましょう。

 

 

 

老後資金対策を始められる方は、
個人型確定拠出年金 iDeCo の利用
もご検討ください。

厚生労働省　 iDeCo の概要
リンク先は　コチラ

 

 

 

 

 

老後のために夫婦で2000万円の貯金が必要
かどうかは、
各ご家庭で目指す老後のライフプラン
に大きく左右されます。

 

独身世帯も増えており、
「貯金がいくら必要」になるかは
個人個人で変わってしまいます。

老後の生活にしても、投資にしても
選択肢が多い分、どれから学べばよいか
迷ってしまう事があると思います。

 

 

 

ファイナンシャルプランナー
青木　正明　さん

 

ユニバーサルホーム三島店では
ファイナンシャルプランナー青木さんによる
個別のライフプラン相談
をご案内できます。

ファイナンシャルプランナーの
専門的な意見を聞いて安心されたい方、
ユニバーサルホーム三島店まで
お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

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新築一戸建てをご検討されている方
下記、お役立ち情報集をご参考ください！

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