【三島市近辺で注文住宅を建てたい方へ】固定資産税って一体いくら？　｜三島店のブログ

【三島市近辺で注文住宅を建てたい方へ】固定資産税って一体いくら？　

2022.01.09

「新築の注文住宅を建てたい」という方の多くは
現在、賃貸に住んでいらっしゃると思います。

賃貸で住んでいる時は無くても、
マイホームを持つと支払う必要が出てくる
税金のひとつに
「固定資産税」があげられます。

そこで今回は、
・固定資産税について
・固定資産税の計算
・固定資産税のちょっと得する支払方法
についてご紹介します。

固定資産税とは？

固定資産税とは、
土地や建物といった不動産にかかる税金
のことです。

マイホームをもつと、毎年
「土地と建物のそれぞれに税金がかかる」
と覚えていただければ大丈夫です。

１月１日に土地、建物の所有者として、
市町村の固定資産課税台帳に登録されている人が
支払い義務者となります。
ちなみに、国税ではなく、地方税の一種です。
市町村といった地方自治体に収める
市町村民税にあたります。

固定資産税の計算方法

固定資産税は「固定資産税評価額」
をもとに計算された金額に
税率をかけて計算されます。

「固定資産税評価額」は、
総務大臣が決めた固定資産評価基準に基づいて
地方自治体が決定します。
土地であれば、面積だけでなく
形状や道路の接し方などでも変わってきます。
建物も、構造や築年数によっても変わってきます。
また、評価額は３年に一回見直されます。

一般的に、固定資産評価額は、
不動産の売買金額そのままではなく、
土地であれば、不動産売買価格の７０％
建物であれば、不動産売買価格の６０％
が目安と言われています。
購入時の参考にしてみてください。

固定資産税の税率は、
地方自治体によって異なりますが、
多くの自治体で１．４％に設定
（ちなみに三島市も１．４％）
されているようです。

固定資産税評価額に１．４％をかけた数字が
固定資産税の金額の目安になる
とイメージしていただければ良いと思います。

例えば、
・土地の評価額：1300万円
・建物の評価額：2000万円
だった場合、そのまま計算してみると、

土地の固定資産税
1300万円 × 1.4％＝18万2千円
建物の固定資産税
2000万円 × 1.4％＝28万円
となります。

この計算式によると、毎年、
18万2千円＋28万円＝46万2千円
固定資産税が掛かってしまいます。
マイホームを持つのが
恐ろしくなるような金額ですが、
ご安心ください。
固定資産税には軽減措置があるのです。

新築住宅の固定資産税の
軽減措置

土地、建物にはそれぞれ軽減措置があります。

【土地について】
住宅が建っている土地であれば、
２００㎡（約６０．５坪）の広さまでは、
小規模住宅用地とみなされます。
三島市近辺ですと、一戸建て用として
５０坪前後の土地が
売り出されていることが多いです。

この「小規模住宅用地」の土地に
固定資産税を掛ける時の課税標準額は、
本来の価格の１/６の金額とみなして良いという
軽減措置があるのです。

※200㎡以上の住宅用地については
税率が変わりますが、ここでは省略します。

【建物について】
新築住宅の建物が、
・建物の居住部分の床面積が建物全体の１/２以上
・居住用部分の床面積が５０㎡以上２８０㎡以下
という要件を満たしていれば、原則として、
居住部分の床面積のうち
１２０㎡（３６．３坪）までは、
固定資産税が３年間は半額、
認定長期優良住宅では５年間は半額
となります。

店舗併用の住宅であったり、
賃貸で一部使用していたりすると、
面積によっては対象外になることもありますので、
各市町村にご確認ください。

ユニバーサルホーム三島店で建てられるお客様の多くは
５０坪前後の土地に、３５坪前後の住宅を
建てられるので、
こちらの軽減措置の対象になりやすいです。

先ほど例として出した
土地1300万円・建物2000万円
の評価額の新築住宅では
年間の固定資産税は
土地：1300万 ✕ 1/6 ✕ 1.4% = 約３万円
建物：2000万 ✕ 1.4% ✕ 1/2 = 約１４万円
合計で、約１７万円となります。

軽減措置が入る前の計算では、
４６万２千円でしたので、
半額以下の固定資産税になりましたね。

ちょっと得する支払い方法

固定資産税の納付通知は、
通常、４～６月頃に届きます。
一般的に、納税は
６月・９月・１２月・２月（期日は自治体による）
の年４回に分割して支払うことになります。
自治体によっては一括納付も可能ですので、
「年４回も支払いがあると忘れてしまう」
と思われる方は、一括納付を検討されても
良いと思います。

一括納付をすれば、割引が受けられる！
…なんてことは残念ながらありません。
しかし、納付の際に
ちょっとお得な支払う方法があります。
それが、ペイペイを使った納付です。