FP&一級建築士が教える 【築浅中古物件にひそむ罠】15年前に中古物件を購入した夫婦が 毎年のように建築士の私を呼ぶ理由
ユニバーサルホーム三島店では
FPと一級建築士の資格を併せ持つ
創現舎の眞田茂樹さんを交えた
打ち合わせができます。
お金のことも間取りのことも
まとめて解決できるので
人気急上昇中の打ち合わせです。
今回は、創現舎の眞田さんに伺った
中古物件を購入する前に
知っておきたいこと
を紹介いたします。
コチラの動画の答え合わせ
も兼ねた記事です
簡単に答え合わせをしたい方は
こんにちは
1級建築士&FPの創現舎の眞田です
インフレ真っ只中、
当然ながら新築住宅の価格は
バク上がりしています。
……そのため、
最近は「中古・築浅物件」が盛況です。
人生で最高額の買い物である
「家の購入」にかかるイニシャルコスト
を抑えるためです。
家族の将来のために、今の購入費用を抑えて
新築ではなく中古物件を選択する……
人生の選択肢としては全然「あり」です。
ただし、
中古物件ご購入の前に
次の2つの注意点が
ご自身に当てはまるかどうかを確認
することをお勧めします。
注意点1
新築と中古物件
どちらが安いのか?
中古物件をご購入されたご家族の一例
を紹介します。
15 年前…、
友人夫婦が中古物件を購入しました。
当然、「今」の出費を抑えて、
将来に備えるためです。
そして 15 年後の現在では……、
毎年、建築士の私が呼ばれています。
理由はいろいろです。
奥様はキッチンの使い勝手が
気に入らなくなり、
水回りのリフォームを相談……、
→リフォーム費:200 万円
ご主人は
趣味のウィスキーボトルのコレクションを
置く場所がなくなり、増築の相談……
→コレクションルームを増築:320 万円
そして、新築時から25 年を経た今、
屋根材がボロボロになり、修繕の相談……
→屋根の葺き替え修繕費用:150 万円
結局
15 年前に新築していた方が安かったかも?
……という結果になってしまいました。
家を購入されるときは、
イニシャルコスト(家の購入費)
だけでなく、
ランニングコスト(リノベーション費など)
も考えてみましょう。
新築よりも安い中古物件を手に入れた
はずなのに、間取りなどが気に入らない結果
長い目で見た時に、
中古物件を購入したほうが、
新築で生活をするよりも高くついた……
という後悔が起きないかどうか
確認しながらご購入を検討されることを
お勧めします。
ランニングコストのうち光熱費も
シミュレーションしてみましょう。
家の建築資材は、ここ数十年で
どんどん進化しています。
断熱材を例にあげてみましょう。
新築で建築するのであれば、
最先端の断熱材を選んで
家を建てることも可能になります。
良い断熱材の家は、冷暖房効率が良く
光熱費を抑えやすくなります。
反対に、
「今の支出を抑えるため」に買った
ひと昔前の断熱性能の中古住宅は、
新築に比べて
どうしても冷暖房効率が落ちます。
暑い夏と寒い冬を乗り越えるため
部屋ごとの冷房と暖房を繰り返した結果
新築の家よりも中古物件の光熱費のほうが
高くなることもあります。
毎年掛かる光熱費が高いまま
何年も住み続けた結果、
新築と中古の購入費用の差額が
無くなることも考えられます。
注意点2
我慢バースト問題
人は多かれ少なかれ
「ガマン」をしながら生きています。
ガマンには「耐えられるガマン」
つまり「我慢できるガマン」
「耐えられないガマン」
……「我慢できないガマン」があります。
「耐えられるガマン」の例
2 人の子供が大学生の私の場合、
教育費捻出のために、
毎日の生活を切り詰めるガマンは
2 人の子供が大学を卒業する
3 年後には解放されます。
そう、
期限があるのでガマンすることができます
「耐えられないガマン」の例
「我慢できないガマン」には、
「永遠に続く 鈍い痛み」
に対するガマンが含まれます。
いつ終わるのかわからない鈍い痛みは
耐えることができない…、
⋯と いうか、
耐え続けたらマズい状態になります。
パワハラ上司の下で働くサラリーマン生活は
半年だけならガマンできるかもしれませんが
3年ガマンしたら、
うつ病による精神疾患などによって
社会復帰ができなくなります。
このように、ガマンし続ける我慢は
「バースト」してしまうことがあります。
家も同じです
ご主人が夜勤勤務のご家庭を例にあげます。
「家族の将来のため」に妥協して
リビングと寝室が隣り合わせの中古物件
を手に入れました。
しかし夜勤勤務のご主人を
起こさないようにするために
日中、物音をたてずに
生活しなければなりません。
結果、
家族全員のストレスは溜まり続け
10 年後に家族離散…
なんてことになりました。
「家族のために」と購入した家なのに
本末転倒の結果が出てしまいました。
中古で安かったとはいえ、
自分たちの生活スタイルに合わない間取り
で無理やり生活してガマンを続けたことで
家族のガマンがバーストした例です。
ちなみに、
現在の築浅・中古物件の
全国平均単価は3,000 万円です。
それに対して、
新築・注文住宅の全国平均単価は
4,200 万円です
毎月のローン返済額にすれば
月々 約29,000 円の差となります。
「永遠に続く鈍い痛み」をガマンする対価
「バースト対策」としての対価としての
29,000 円…
あなたは
「高い」と思うでしょうか?
「安い」と感じるでしょうか?
ご家族のライフスタイルによって
新築住宅のほうが相性がよいご家庭
中古住宅のほうが相性がよいご家庭
がございます。
中古住宅のご購入を検討される方は
イニシャルコスト(家の購入費) だけでなく
リノベーション費・光熱費などの
ランニングコスト
も確認する
家族のガマンバーストが起きない物件
か確認する
という2つの注意点を吟味してみましょう
もし、
上記2つの注意点に引っかかるのであれば
新築一戸建てを一度検討してみては
いかがでしょうか?
動画
答え合わせ
15年前に中古物件を購入した夫婦が
毎年のように建築士を呼ぶ理由
新築より安い中古住宅を購入したはずなのに
「結局、新築より中古の方が高くなった…」
と後悔してしまった理由
イニシャルコスト(家の購入費)
は確認していました。
しかし、新築注文住宅のように、
自分たちの生活に合わせた間取りではない
中古住宅に、
次第に不満がたまってきました。
この間取りの不満を解消するために
建築士を呼んで、
リノベーションを進めることになりました
結果として、
自分たちのライフスタイルに合わせた
リノベーション費や
屋根の劣化による修繕(リフォーム)費
に掛かる金額など……
つまり、ランニングコストが想定外に
掛かってしまいました。
新築よりも安く中古住宅を購入できた
はずなのに、長い目で見たら、
新築購入 ≦
中古住宅購入&ランニングコスト
となってしまったのです。
せめて、
自分たちのライフスタイルに近い住宅
を選べれば良かったのですが、
お金を掛けてでもリノベーションしたい
という欲求が
家に対するガマンの限界を
超えてしまいました
創現舎の眞田さんとの打ち合わせでは、
お客様への個別ヒアリング後
FPと一級建築士、両方の視点からまとめた
ご提案をさせていただいております。
総収入の中からいくらを家に使えるのか?
ご予算の中で、どんな家を建てれば
家族の幸福度をあげられるのか?
ライフステージの変化に対応できる家
のつくり方
長期目線での家づくり
などなど……
FPの話と、建築や間取りの話を
一度にまとめて聞けるので
タイムパフォーマンスの良い打ち合わせ
として、お客様の好評をいただいております
家づくりで失敗したくない方
創現舎の眞田さんとの打ち合わせを
セッティングさせていただきます。
ユニバーサルホーム三島店に
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創現舎の眞田さん
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