東根店

こんな住宅営業マンは注意

皆さん、おはようございます。

毎週金曜日の投稿ですが、1日遅れてしまい申し訳ありません。

今回は、今まで200棟以上の家づくりに携わらせていただいた、私の経験からお話しさせていただきます。このご時世、調べればどんなことでも、web上に記載されているかと思います。

これは、あくまで私個人の意見です。

 

なぜ、住宅購入を考えるのか?

それは、

 

これから先の人生で

ご家族の幸せを願っている

 

からです。

家族の幸せを考えて、住宅購入をするわけですから、将来を見据えた家づくりが必要になります。その中で、考えるべきポイントがあります。

 

①、立地…

学校区やスーパー、公園など周辺環境を見て決めなければいけません。

 

②、勤務形態…

テレワークも都市部では増えてきましたが、働き方を理解することも重要です。夫婦共働きが増えている現代、通勤にかかる時間をどう減らせるか、また、テレワークがメインの場合、家でどうスペースを確保するか大切になります。

 

③、家族構成…

1世帯、4人で暮らせるお宅となると、1階にLDK+和室、2階に主寝室+子供部屋2つの4LDKが一般的です。ここで考えていただきたいのは、将来、ご両親の介護の事。これから建てる家に今後、ご両親を呼ぶ可能性はないのか?お子様が女の子の場合、結婚して嫁いだ後の部屋の利用はどう考えているのか?ここは、しっかり話し合う必要があります。

 

④暮らし方…

ご家族で幸せに暮らすわけですから、建てた家でどう暮らしていきたいかを考えるべきです。例えば、『家族みんなでくつろぎたい』となれば、広いリビングが必要になります。私個人的に、LDKの大きさは、最低16帖ないと寛げないと思います。お勧めしたいのは、直線型のLDKなら18帖あれば、ゆっくりと寛げると思います。

 

⑤、性能…

皆さん知っていますか?省エネ基準適合義務化が、過去に2度延期されたことを。そして2025年から、新築住宅に省エネ基準適合義務化が始まります。今現在、建てられている戸建て住宅などは、完全に2025年の義務化など考えていません。この性能に関しては、世界中で進んでる動きなんです。日本は遅れています。イギリスでは2016年4月から、新築住宅を建てる際、Z.E.H(ゼッチ、ゼロ・エネルギー・ハウス)しか建築できません。ドイツは、2018年から同様の内容がスタートしています。日本はどうでしょうか?2030年に新築住宅の60%をZ.E.H住宅にするように目指す。となっています。性能に関しては、皆さんが勉強する必要があります。

 

⑥お金…

お金はとても大切です。現在の住宅はお金がかかります。なぜならば、⑤で話した性能にこだわれば、必然的に金額が上がります。また、コロナウィルスの影響で、木材だけではなく、アルミや鉄などの建築資材が高騰しています。その中で考えるべきは、イニシャルコストとランニングコストです。お金に関しても、将来を考える必要があります。どんなに安く建築出来ても、光熱費や維持管理費にお金がかかってしまったら、意味がないと私は考えます。長期的な目で家づくりを考える必要があります。

 

⑦、デザイン性…

私たちは、それぞれ好みも違えば、考え方も違います。十人十色。だからこそ、落ち着く空間も人それぞれ違います。好きなコンセプトを決めて、進めていかなければいけません。

 

 

上記の内容以外にも、多くの事で考えなければいけないことはあります。しかし大切なことは、

将来の事をしっかり考えて

家づくりをすることです。

 

金額が自分たちの予算内で建築出来たが、LDKが狭かった。結露がすごい。冬寒い。では、せっかく建てたのに意味がありません。

 

営業マンも、お客様の事を親身になって考えてくれるような人がいいです。そこで、ハウスメーカーに行って

 

こんな営業マンは注意‼

 

という内容をお伝えします。

 

 

 

1,図面を書かせてくださいとすぐ言う

土地もないのに、図面を書かせてくださいというのは、自分の成績の事しか考えていません。次にプランを提出した後は、見積もりを出させてください。そして、会って3回目には契約してください。と言います。

2,子供の事を考えていない

お子さんが、耐え切れずに、ずっと泣いているのに無視して話を続け、3・4時間拘束するような営業マンは、気が利きません。建築途中でも、問題が発生するでしょう。

3,金額の話ししかしない

上記に書いた⑤の性能についての話をせず、予算内で建築でします。と金額だけで契約を求めてくるのは、お客様の生活の事など考えていません。

4,自社は褒め、他社の文句を言う

各会社それぞれ考え方があり、その考え方を踏まえて仕様を決めています。他社の文句を言って、自社が最高という営業マンほど信用してはいけません。

5,業者さんに上から話す

私たち、建築会社は各業者さんに仕事を依頼しています。いわゆる元請けです。その立場を利用して、業者さんに偉そうにしている営業マンは注意が必要です。営業マンは、家を建てれません。職人さんがいないと、家づくりなど出来ません。職人さんに対し、リスペクトして接しているかはとても大切な要素です。考えてみて下さい。どちらの営業マンの仕事をしたいと思いますか。

 

上記の5つのポイントは注意が必要です。たった1回会っただけで判断するのは難しいと思いますので、完成見学会に行った際のチェックポイントもお伝えいたします。

 

1,完成見学会のチラシに間取りが載っている

施主様のご好意で、お引渡し前の家を見学出来るのが、完成見学会です。あくまで、お客様の家です。完成見学会のチラシに間取りを乗せる行為はタブー。なぜならば、泥棒が入られたきっかけになるかもしれません。常識がない建築会社と思っていいと思います。

 

2,完成見学会場のタイルが養生されていない。

 

これも考え方の違いですが、あくまでお客様の家です。完成見学会で多くのお客様が来ます。時期によっては、タイルをすごく汚します。お借りしている家という認識があるのかないのかは、住宅会社で違いますので、しっかり判断されてみてはいかがでしょうか。

 

3,完成見学会の前にカーテンが設置されている

 

カーテンを設置した状態の完成見学会は、すごくいいです。全体のコーディネートも見れます。しかし、小さいお子様も来られます。お子様がカーテンで遊んで、汚したり壊したりした時が大変です。最悪は弁償してもらわなければいけない場合があります。完成見学会に来られた、お客様の事も考えるべきです。

 

4、完成見学会場で、食べ物を食べている

完成見学会場に行って、見学会場のお宅で、お菓子などが食べられているのを見たら、注意すべきです。気が使えない建築会社です。施工中も気が使えない部分があると判断していいと思います。

 

簡単にお話ししましたが、上記の内容を踏まえて判断したら、

会社の本質

が分かるかと思います。

是非、参考にしてください。間違いないと思います。