シューズインクロークは必要?土間収納がもたらす3つのメリット
玄関から直接入ることができ、土足で物を出し入れできるシューズインクローク。シューズクローク、土間収納とも呼ばれます。
新築を検討される際、名前が挙がりやすい収納エリアの1つです。アパートなどではスペースの都合上ほぼ用意されていないため、外用の物を置く場所に困っている方は大勢いらっしゃるからですね。
逆に言うと、アパートでもあまり困っていない方々には見過ごされやすい部分でもあります。
欲しい方にとってはマストな場所となりますが、そうでない方についてはイマイチ必要不必要の判断が難しいところと思います。
この記事ではそんな方々のために、シューズインクロークがあることによってもたらされるメリットをご紹介いたします!「あれば便利だと思うけど…」という方は必見です!
1.お子さんの成長に対応しやすい
お子さんが小さい、まだこれからというご家庭の場合、新築する住宅は子育てのための家になることが多いです。
子供の成長は誰にも読めないもの。いつどこでどういうことを始めたいと言われるか分かりませんよね。大きい物が必要なスポーツを始めたいというかもしれませんし、急にアウトドアに目覚めるかもしれません。
そんな時、室内にそれを入れるスペースがないと毎日の生活に大きな問題が出てしまいます。お子さんに毎日ぞんざいにポイッとされたら片付けや掃除の手間が増えて大変です…。
シューズインクロークは家族の生活スタイルの変化や、家族が新しい趣味や部活動を始めるにつれて、その重要性が実感できる場所となっていきます。
今困っていなくても将来困らないために、確保を検討してみるのも重要です。
2.毎日使うコートや鞄などをかけておく
シューズインクロークというと、靴や室内に入れたくないものを収納するイメージが強いと思いますが、壁面を利用して外出時によく使うものをセッティングできるようにしておくのも良い方法です。
仕事の鞄やコートをかけられるようにしておいたり、お子さんのランドセルや体育の準備がしまえる棚を用意しておいたり。
ここに置いておく!というのが決まっていると管理もしやすくなり、日々の家事効率がグッと上がります。無駄な移動や小さな片付けなど、「名前のない家事」を1つずつ減らすことができるんです。
新築注文住宅なら生活スタイルやイメージに合わせてスペースの活用法は自由自在。建売やマンションにはできない最大のメリットです。
こういう省スペースの利用法や細かい工夫1つで生活が楽になりますよ!
3.急な来客時に困らない
家族が増え一戸建てに住むことになると、どうしても散らかりがちになるのが玄関。ですが、お客対応をしなければならない時に散らかっていて困るのも玄関です。
当日急きょお客さんが来ることになっても、一旦すべてこちらに移動させてしまうことで、慌てることなく対応可能です。
チラッと見えてしまうのが気になる方は、あらかじめブラインドや扉を取り付けておくと万全ですね。こういうオシャレなウェスタンドアなどもオススメです!
キレイな状態で人をお迎えしたい場合、どんな物でも一旦しまい込むことができるシューズインクロークの存在は大きいです。
通販で購入した大物の段ボールや組み立て式の家具を必要になるまで一旦保管しておくとか、生活の様々な状況で「何の邪魔にもならない仮置き場」として活躍することでしょう。
日々の生活には不測の事態もつきもの。
そういったことに最低限の労力で対応できるようにしておくのも、負担軽減に繋がります。
それも新築注文住宅を建てる大きな意味の1つだと思います!
まとめ
シューズインクロークは生活に合わせて利用方法が大きく変わるスペースです。「何かのためではないが、いつも役に立っている」収納スペースとも言えるでしょう。
作っておけば良かったと思う時間より、作っておいたことで実は助かっているという場面が多いスペースだと思います。
日々の生活の疲れや家事の大変さは、料理や洗濯といった大きなことだけでなく、小さなことの積み重ね=「名前のない家事」によるところも大きいと言われています。
そういう無数にあるものを減らす手助けをしてくれる場所。それがシューズインクロークです。
スペースの都合などもあり、必ず用意できる場所ではないと思いますが、是非この記事の内容を参考にして採用不採用を考えてみてくださいね。
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