オーストラリアの洞窟住居
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こんにちは、事務の吹上です。
私がまだ２０歳そこそこのころ、
オーストラリアのクーバーペティという都市に訪れました。
以前紹介させて頂いたマテーラは『岩窟住居』でしたが、
こちらは『洞窟住居』の町です。
長距離バスで各地を放浪していた私は、
アリススプリングスにあるエアーズロックから、
アデレードに南下する途中、
『洞窟の宿』にひかれ、こちらの『COOBER PEDY』で
２泊することにしました。
特に調べもせずたどり着いたのですが、
到着してすぐに理解しました。
なぜ洞窟を掘り、地下に暮らすのか。。
暑い！ なんなら 熱い！！
住居から、学校、プール、教会にいたるまで
洞窟に作られたこの都市は、日陰もほぼなく、
見渡す限り砂漠のように乾燥した砂地。
目や口、鼻の水分をもとめて虫がとんでくる有様。
夏場は４０℃を軽く超え、冬場はー１０度にもなる
過酷な環境の中で、
洞窟の中は一定の温度が保たれます。
そう、ユニバーサルホームの地熱床システムと
同じ原理ですね！！
と、いうことで、
２泊３日の間、昼間は暑すぎて外に出ることができず、
洞窟の宿で映画三昧。ビール三昧。
日が暮れてからお散歩して過ごしました。
宿泊していたのはこんなゲストハウスでした☟
ちなみに『クーバーペティ』という名前は、
先住民アボリジニの言葉で「白人が潜る穴(kupa piti)」。
オパール採掘で一攫千金を狙った人たちが各地からやってきて
住みだしたのがこうした地下コミュニティーの始まりだそうです。
地熱の恩恵をこの当時うけていたなんて、
今まで忘れていました💦
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