山形新庄店

完全注文住宅の面白さ その①

皆さん、こんにちは。毎週金曜日はブログUPの日。そう自分で決めたことですが、昨日は、気密測定の結果が良くテンションが上がり、フライングをしてしまいました。申し訳ありません。そこで今日は、私が考える注文住宅の面白さを何週かにわけて、お伝えしたいと思います。

昨年、話題になったドラマで”まだ結婚できない男”が放送されましたが、主人公の阿部寛は設計士で、ドラマの中で、

『間取りにお客様の生活を合わせるのはナンセンス』

(セリフが多少違ったかもしれません)と言っていました。やはり、お客様の生活に合わせた間取りの提案が必要です。家族構成や共働きなのか?夜勤があるのか?お子様の年齢などなど、各家庭によって間取りが変わってきます。間取りの考え方については、直接、お客様がどういう生活を過ごしていきたいかによって、変わってきますので、難しいのですが今回いくつかご紹介いたします。

外観について

山形県内いろいろな場所でよく見られるのは、総2階の家です。なぜ総二階の家が多いのか。その理由は多々ありますが、①豪雪地帯ということ、②施工がしやすいからということ、③ハウスメーカーが所有しているプラン集の間取りが総2階の家が多いことにあります。

私がお客様にいつもお勧めしていることがあります。それは、自分が住む家に何が必要か、紙に書くことです。

例えば、

1階:

広いリビング、リビングに隣接した和室、洗面脱衣室、トイレ、洗濯物部屋、パントリー、シューズクローゼット、外部収納…

2階:

主寝室、子供部屋2つ、ウォークインクローゼット、トイレ、バルコニー…

書いてみたらわかるんですが、1階がどうしても広くなってしまいます。総2階にするってことは、1階の何かを削ったり、1階に欲しかった要望を2階に持って行ったりする必要があります。

また、建築会社として私たちは、社会問題を考えた提案をしなければいけません。私がいつも図面を書くときに考えるのは、引きこもり問題です。その為、リビング階段を提案し毎日お子様と顔を合わせる環境を作る。また、子供部屋4.25帖~5.25帖ぐらいの間で提案しています。寝るだけの部屋、居心地が悪い環境をわざと提案しています。

 

リビングの落ち着きを保ちつつ、交流を図ることもできる階段プラン。 [階段ユニット 施工例/ベーシックタイプ チーク×プレシャスホワイト]  LIXIL

 

その場合、1階が広く2階が狭い外観になります。2月末に内覧会を行うお宅もそうです。

こちらのお宅も間取りでいろいろな工夫をいたしました。ご要望を聞いて暮らしやすく無駄がないように設計しました。内覧会に来ていただいた際は、どんな工夫をしたのかお話いたします。

長々書くと読むのがつかれるかと思いますので、次回は家づくりに関して優先順位が大切なことをお話いたします。お楽しみに。