山形新庄店

気密測定

皆さん、おはようございます。木曜日にUPしたつもりでしたが、していませんでしたので、改めましてUPさせていただきます。

ちなみに私は、年末年始の暴飲暴食で体重がぐっと増えてしまい、仕事始めと同時に運動を始めました。皆さんは、体型をしっかり管理されているかと思いますので心配ないですよね。いい仕事をするうえでも、健康管理は大切です。

さて、今回は戸建て住宅における一番大切な事。家の寿命に大きくかかわる所、気密性能を計る気密測定を、本日2件行いましたので、ご紹介いたします。

以前、気密性能の大切さをブログにUPさせていただきましたが、少しだけおさらいしましょう。木造住宅における一番考えなければいけない事、それは湿気(水)です。湿気は木を腐らせ、強度を著しく低下させてしまいます。また、結露が発生するとカビが発生し、そのカビを食べようとダニが発生します。この状態で怖いのは、健康被害です。

では、結露とはどんな時に発生するのか?下記の写真をご覧ください。

グラスに水滴がついていますね。これは、グラスの中の水の温度と、大気中の温度に温度差が生じて、境目であるグラスに結露が生じたんです。

住宅の場合は、サッシ部分が上の写真のような状態ですね。ではどうしたら結露は起こりにくくなるのか。下の写真をご覧ください。

このグラスをご存知な方も多いかと思います。このグラスは、ガラスが2重構造になっていて、間に空気層を設けたグラスになります。そうすることで、グラスの中の飲み物と、室内の空気を直接触れさせなくてすみます。空気層が断熱材の代わりになっているんです。

住宅でも同じことが言えます。外気と内気が接触する、外壁周りに隙間なく断熱材を施工することで、結露を防ぐことができます。

隙間がない、熱の伝わりを防ぐ。この2つがとても重要です。それを数値化し、計ることが出来るのが気密測定です。

では本日の気密測定の結果です。初めにお伝えしなければいけないのが、省エネ住宅における世界基準は気密値C値=1.0 c㎡/㎡ 以下です。カナダやスウェーデンなど極寒の地域では、C値=0.7 c㎡/㎡ 以下が基準となっています。

 

1件目、戸沢村

気密値C値=0.3 c㎡/㎡

 

2件目 東根市

気密値C値=0.3 c㎡/㎡

という結果になりました。この数値は世界基準を超えていますので夏は涼しく、冬は温かい家が実現できることがわかりました。気密測定はとても重要です。気密測定に興味を持っていただいた方は、気軽に聞いてください。詳しくお話しいたします。