ごあいさつ
いつもご覧いただきありがとうございます。
新庄は”ドウダンツツジ“が盛りですね。
このつつじは、枝先に小さなベル形の花を咲かせます。
たくさん鈴が付いているようでかわいいですよね♪
庭木や、生け垣によくつかわれます。
春のお花~新緑~紅葉と季節折々の姿がとてもきれいな木です。
T様邸は、ゴールデンウィークを挟んで仕事に
入っておりました“塗装屋さん”が
終盤を迎えております。
T様邸では、”ジーファス”という種類の
模様入りALCを西側に採用しています。
また、2色に色分け予定ですので、
足場解体をお楽しみにしてくださいね!
そしてT様邸の特徴になる“窓”をご紹介いたします。
↓こちらは、玄関の吹抜け上部になりますFIX(嵌め殺し窓)。
同じ間隔で3本並べてアクセントにしている他、
暗くなりがちな玄関の明り取りにもなっております。
↓こちらは、2階主寝室のデザイン窓です。
両サイドが縦滑り出し窓、その他はFIXになっています。
このくらい大きい窓だと、お部屋の奥までひかりが届きますね。
また、下部をFIXにしているので、手すり等を
付ける必要もなくすっきり見せることができますね♪
↓こちらは、ウォークインクローゼットの明り取りFIXです。
枕棚の控壁を下まで伸ばさないので、収納内部もすっきり使えますし、
照明器具を付けなくても、この窓からの明かりで十分物を
探すことができます。
多少窓の前に物を置いたとしても、隙間からの光で
とっても明るく使っていただける収納になりました♪
いよいよ工事も終盤です。
今週は、タイルやさんが入っております。
「住まいづくりの基礎知識」
今週は「家相」について
ご説明いたします。
家相とは、家の位置、方位、構造等を見て、
居住者の吉凶を判断することです。
家相は、もともと古代中国で発祥し、仏教の伝来と共に日本に伝わり、
江戸時代に易者の登場と共に広まったといわれます。
家相の原典は、古代中国の陰陽説、五行説、河図、易などから始まり、
干支、十二支、九星などと重なり今のような形になったとされています。
1.八方位
家相の良し悪しの判断は、家の中心から見た方位を使います。
方位は、方角と置き換えられますが、
東西南北に北東・東南・南西・北西
の4つを加えた八方位を使います。
家相では特に北が神聖なものとされており、北極星の位置する北は、
太古から方位を指し示す基準、地球の自転にも関与しているとされます。
2.鬼門
家相では、“鬼門”、“裏鬼門”と呼ばれる方位があり、
一般にも悪い方位といわれます。
“北東”と“南西”の方位をさし、
東北は陽が当らず、じめじめとして腐敗しやすい方位で、
南西は西美で温度が上昇し、紫外線の殺菌効果も弱いので
やはり腐敗しやすい方位といえます。
3.福線と凶線
東北~中央~南西を結んだ線を“凶線”といいます。
これを“三所”といいますが要注意です。
これに対して、東南~中央~西北を結んだ線を“福線”といって
良い方位といわれます。
家相では、この2線が重要なポイントとなります。
4.十二支
十二支とは、子、丑、寅、卯、・・・・の生まれ年のことで、
方位番を見ると北の中心15度を子として、
十二の方位が一つ置きに並んでいます。
5.九星
暦をみると、一白水星・八白土星・三碧木星・・・
といった星が付いています。
九星方位は、その人の運勢の強さを左右します。
6.家族定位
家族定位は、生まれ年に関係なく、その人が家族内でしめる
立場によって方位が決まります。
その家族定位に当たる方位に、そこに定位を持つ人が使う部屋を
設けるのが良いとされています。
7.張りと欠け
家相では、あちこちに凸凹があったり、
中心に庭を配置したような建物は良いとされません。
平面図で見たときの外周の凸凹は、吉凶が明確に分かれます。
建物の出っ張り部分を”張り“、へこんだ部分を”欠け”と呼びます。
↓家相に使用する方位↓
以上のような根拠で、平面図の中心点を求めて方位線を引き、
方位線内の部屋の位置により、吉凶を判断します。
ただ、間取りを考える時、理にかなっている部分もありますが、
迷信に近い部分も多々あります。
例えば、玄関、便所、台所は、“三備”といわれ、
家相で重要視されていますが、この3か所の配置が吉相だと
その家相はいいとされます。
鬼門といわれる北東は、腐敗を呼びやすい方位ですので、
トイレや台所の火気、流し台、穀倉等を置くのは、
においの問題や、腐敗作用が強まり、健康に良くないとされてきました。
ですが近年では、トイレが水洗になったりユニットバスの普及等
住環境が整ってきたので、必ずしも健康に良くないとは言い切れません。
家相には、何百、何千ともいわれる条件が含まれています。
それらの条件をすべて満足した間取りにするのは、とても困難です。
家相に固執して、
とても住みづらい建物になってしまうかもしれません。
家相をみて間取りをちょっと譲った時には、
家具等でその方位を吉相に向ける方法もたくさんあります。
間取りを考える時には、家相もそうですが、
家具やインテリアも含めてじっくり考えていきましょう。
とってもすばらしい家が出来上がると思います。
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