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先日のこの記事では、

三重県のほとんどが地域区分「6地域」に区分されること、

そしてそれによって

国の省エネ基準で定められている

断熱性能が変わってくるという内容をお話しました^^*

 

今回はそこからもう一歩踏み込んで、

ユニバーサルホーム津店のある津市、

また、三重県の大部分が該当する

「6地域」で実際にどのくらいの断熱性能が求められるのか？

という点について、具体的にご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

■ 「6地域」で求められる断熱性能とは？

 

6地域では、省エネ基準（断熱等級4）において

UA値0.87以下 が求められています。
（省エネ基準についてはまた別途・・・）

 

UA値（ゆぅえぃ ち）とは

断熱性能を表す指標のことです。

日本語にすると（外皮平均熱貫流率）
（がいひ へいきん ねつかんりゅうりつ）

と表現されています。

 

住宅の外壁や屋根、窓といった外皮全体

（＝建物の外部と内部を隔てる部分）を通じて、

どれだけ熱が逃げやすいかを数値化したもので、

値が小さいほど、断熱性能が高いことを意味します。

 

ちなみに、北海道札幌市（2地域）だと

UA値0.46以下が求められています。

・・・当たり前ですが三重県とは気候が違いますね^^;

 

 

 

 

 

■より高性能を目指す「等級5〜7」も選択肢に

 

2022年からは、省エネ性能の基準が引き上げられ、

「断熱等性能等級5〜7」という

新たな指標ができました。

 

これにより、より快適で省エネ性の高い

住まいづくりが可能になっています。

－－－－－

等級 　　UA値の基準（6地域）
等級4（従来基準） 0.87以下
等級5　　　　　　 0.60以下
等級6　　　　　　 0.46以下
等級7　　　　　　 0.26以下

－－－－－

 

近年は、ZEHやHEAT20（G1・G2・G3グレード）に

対応する住宅も増えています。

 

 

 

 

値が小さいほど断熱性能が高いと聞くと、

より小さい値を求めたくなりますよね♪

 

とはいえ、三重県の多くを占める6地域。

地域区分が日本を8地域に分けていることを考えると

比較的温暖な地域です。

 

冬の寒さが厳しい北海道や東北地方と比べて、

過剰な断熱性能は、実際の快適性や省エネ効果に

直結しにくいことも。

 

また、より断熱性能の高い住宅にする場合、

非常に高性能な断熱材・窓・サッシなどが必要となるなど、

工事費用も増加します。

 

が、それに見合うエネルギーコストの

削減効果が得られない場合は、費用対効果面として見ると

効果は薄くなってしまいます。

 

より高い断熱性能のUA値を求めることが

どうだというわけではもちろんありません。

 

それぞれご家族様のライフスタイルによって、

望まれる生活によって、

暮らしやすい間取りや設計は違ってきます。

 

総合的に考えて、ご家族さまに合ったお住まいになることが

何よりではないのかなと感じます^^*

 

 

家づくりについて、

こんなこと言っていいかな～なんて

思われることもあるかもしれませんが、

その一言で住み始めてからの

使い勝手、暮らしやすさが激変するかもしれません！

 

お気軽にご相談ください^^*