“してるつもり”になってない? 家事の“見える化”で家族みんなで家事分担するしくみづくり
こんにちは(^ ^)
ここ数日気温が上がり、
蒸し暑くなってまいりました
真夏日の予報が出ておりますので、
みなさま熱中症にお気を付けくださいね
ところで、
前回は女性の家事時間と
「名前のない家事」の関係について、
ご紹介いたしました
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前回記事:
ママが家事に追われて毎日忙しい理由…「名前のない家事」って何?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前回の内容をご覧になって、
「自分の家はきちんと分担しているから大丈夫」
そうお思いのパパも
いらっしゃるかもしれませんね
でも、そう考えるのは少し待って
思い出してみてください
例えば、ゴミ捨てをする際、
毎回ゴミステーションに持っていくために、
家じゅうのゴミ箱からゴミを集めていますか?
ゴミを集めた後のゴミ箱に
新しくゴミ袋をセットしていますか?
ストック用のゴミ袋は買ってきていますか…?
改めて思い出してみると、
今あげたこれらの作業は
「いつの間にか」行われていませんか?
ゴミ捨ての裏には
●家のゴミ箱のゴミをまとめて袋に入れる
●ゴミを集めたゴミ箱に新しい袋をセットする
●ゴミ袋のストックを買ってくる
思いつくだけでも、
これだけの「名前のない家事」が隠れています
そして、「いつの間にか」ではなく、
ママがやってくれていることに気づきます
ママの認識では「名前のない家事」も含めて
ゴミ出しと思っているのに、
パパの認識ではゴミステーションに
持っていくことがゴミ出しと思っている…
もしかしたら、
「家事を分担している」つもりに
なっているのはパパだけで、
その裏でママの不満がかなりたまっている
ということも十分考えられます
また、お子様もそんなご夫婦の姿を見て
家事は「ママがやって当然」といった
雰囲気が家族の中にできてしまうと、
ママへの負担がますますかかってきます
*******
では、どうすればママの負担を減らし、
家族みんなで家事を分担できるのでしょうか?
そのヒントは“見える化”にあります
1. 「名前のない家事」を“見える化”
まずは、家族に「名前のない家事」の存在を
周知させることが重要になってきます
★普段している作業をすべてリストアップ
日常生活での家事をできる限り、
どんな細かい作業でも漏らさずリストアップします
「ちりも積もれば山となる」という言葉があるように、
ひとつひとつは数分の作業でも、
20・30件あれば合計1時間は優にかかります
さらに、担当別に色分けすると、
家庭内での家事の分担状況が一目瞭然になります
ママの担当している家事が多くなっていませんか?
★「やらない」ことで作業の存在を知ってもらう
時にはあえて一部の家事を「やらない」ことも
有効な手段といえます
例えば、いつも靴下が裏返しのまま
洗濯カゴに入れられてしまう場合、
あえて裏返しのまま洗濯して収納してしまう、
といった具合です
ママは後で家族にそのことを言われたら、
「じゃあ、自分で裏返しを直して」と返すのです
「名前のない家事」に気づかない、ということは、
前後の工程に意識が行っていないと
いうことでもあります
洗濯する前にも工程があると気づかせることで、
家族に「名前のない家事」の存在に
気づいてもらうきっかけにしていきます
2. 家事分担のしくみを“見える化”
家族に周知したら、
次は家族全員で家事を分担できるしくみを
つくっていきます
家族にその都度作業を指示するのは手間でもあり、
お願いすること自体がストレスの原因にもなります
なので、家族のだれが見ても何をすればよいか
わかるような目印を家の中に作っていきます
★収納場所の“見える化”
例えば収納場所に物の名前を付けて
定位置を作ってあげると、
使った後は置いてあった場所が一目瞭然になるので
使ったら元の場所にしまう習慣がつけやすくなります
子供の洋服やおもちゃなど、
簡単なイラストを交えてラベルを作ってあげると
小さなお子様でも、より分かりやすく仕分けができます
また、ママしか物の在処がわからないと
いうこともなくなるので、
「どこにしまってあるの?」と
物を探してまわることも防げます
★作業場所の“見える化”
家事作業はなるべくその場で済ませるように
していくのも大きなポイントです
例えば、体操服などの汚れた服を
自分の部屋でバッグから取り出し、
洗濯機へ入れる…
このように後回しにすると、
洗濯機に入れ忘れることもあります
夜になって出し忘れた体操服を見つけて
イライラした経験をしたママも
中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、
帰ってきたらすぐ洗濯機へ入れ、
さらにその場で部屋着に着替えて
脱いだ服はそのまま洗濯機へ入れてしまう
このように衣服にまつわる作業を
脱衣室でいっぺんにまとめて行うと、
かなり効率的になります
ゴミ捨てにしても、
ゴミ袋をゴミ箱のすぐそば、
見える場所に置いておくことで
取りに行く手間が省けるとともに、
「新しいゴミ袋のセット」という
次やる作業が見えてきます
些細な作業だからこそ、
作業をひとつの場所で済ませることで
次の作業によりスムーズに
取りかかれるようになるのです
*******
いかがでしょうか?
家事の“見える化”をしていくことで、
家族みんなで家事分担できるしくみがつくれること
お分かりいただけましたでしょうか?
この家事の“見える化”、
家の間取りや動線を工夫することで、
より効率よく行っていくことができるのです
「名前のない家事」を解決する間取りにつきましては、
お気軽にスタッフにお尋ねいただければ、と思います
◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆
無垢床×地熱床システムを体感できるのは
能美・小松・加賀エリアではユニバーサルホーム小松店だけ!
▼場所はコチラ