まるで石焼きイモ？蓄熱式の地熱床暖房で24時間快適な生活を実現！
寒い日の強い味方「地熱床暖房」
24時間床暖房の効果を持続させることで、他の暖房器具を利用する時間を激減させ、「床暖房を使った方が光熱費が安い」という夢のような生活を実現するシステムです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
→床暖房を使った方が光熱費が安い！？夢の暮らしを実現する「地熱床暖房」の魅力を紹介！
この地熱床暖房がリーズナブルに24時間床暖房を実現できている理由は蓄熱にあります。
1度温めた熱を貯め込むことで、他の暖房器具はもちろん、床暖房自体を稼働させる時間すら削減することができるのです。
今回の記事では24時間床暖房の秘密を徹底解説します！
床下を砕石で密閉し熱を貯める
地熱床暖房が他の床暖房と大きく異なるのは、家の基礎と床暖房が融合しているということです。
現在、日本の多くの住宅の基礎はこのように床下に空洞ができており、床下を点検したり、通気を取れるようにしています。ベタ基礎と呼ばれる一般的な工法です。
地熱床暖房を利用するための基礎は、このように床下に砂利（砕石）を敷き詰め、上からコンクリートでフタをして密閉するという独自の工法で成り立っています。基礎についての詳しい内容は「地熱床システム」のページもご覧ください。
地熱床暖房はパイプの中にお湯を流して床暖房する温水式の床暖房を利用しています。ベタ基礎の場合、このパイプを床材の下に配置しますが、地熱床暖房では、建築時にコンクリートの中に埋め込んでしまいます。
白い管が温水パイプです。
この上にコンクリートを流します。
パイプに触れられなくなってしまうため、一見心配にはなると思いますが、実は空気にも光にも触れないパイプは劣化要因がほぼないため、逆に安全です。家の寿命よりもパイプが早く駄目になってしまう心配はありません。
この施工方法により、温水式の床暖房は
①まずコンクリートを温め…
②その熱は砂利にも伝わり…
③基礎全体が床暖房の熱を蓄熱！
という流れで基礎全体が巨大な床暖房に進化するのです。
最初温まるのに時間がかかるのがネックですが、それも付け始め3日ほどの話。それ以降は床暖房を切っても家の中の温かさが持続するため、電源を切っても床と家は温かい空気に包まれます。
これは屋台売りでおなじみ（？）の石焼きイモと全く同じ原理です。遠赤外線効果でじっくりじんわりおイモを焼き上げるかのうように、家の中全体を暖かい空気で包んでくれるのです。
蓄熱は毎日の深夜電力時間で！
地熱床暖房の熱は、1度温まってしまえば3日ほど放置しない限り0%まで失われることはありません。そのため、毎日決まった時間に8時間ほど稼働させれば、通常の1/3の光熱費で24時間床暖房が実現できます。
そして新築一戸建ての場合、電力支払いを時間帯別プランに切り替えることができるので、深夜はお昼のピークタイムの1/3に近い料金で電気を使うことができます。
毎日行う8時間の蓄熱を格安の深夜電力時間帯に行うことで、朝～夕方にかけて他の暖房器具を使うよりも、圧倒的に小さな光熱費負担で済ませることができるというわけなのです。
まとめ
新築だからこそできる、基礎からの完全な効率化を考えた床暖房。それが地熱床暖房です。
1階全室を基礎全体で床暖房するので、居住スペースでの大きな温度差がなく、毎日の変化も小さい優しい住み心地を実現しています。
パイプの劣化がないため通常の温水式床暖房よりもメンテナンスを小さく済ませることもでき、何十年にも渡って安定した暖房効果を発揮し続けてくれるのも魅力。95%以上の満足度を誇る床暖房の中でも、更に1歩先を行く性能を誇る特別な床暖房です。
ユニバーサルホーム半田店のモデルハウスでは、この地熱床暖房がこの記事に書かれた通りの方法で稼働しています。
冬はその確かな快適性を実感する大チャンスです。是非暖かいモデルハウスでホッと一息つきながら、より詳しい話を聞いてみてくださいね。
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