寒い冬の強い味方!床暖房が理想的な暖房器具である3つの理由!
寒い冬に入り、いよいよ暖房器具が恋しくなりました。
新築やリフォームを検討中の方々は、1つの選択肢として床暖房の導入を考えたくなる季節でもあると思います。
「いやいや、贅沢品なのでエアコンやコタツで済ませよう…」とお思いの方も多いとは思いますが、実は実際に使われている方々の満足度は95%以上!決して無視できない高い結果となっています。
この記事では、他の暖房器具にはない床暖房の魅力についてまとめて参ります。是非導入の参考になさってください。
1.頭寒足熱=健康的な生活が送れる
人間は基本的に、頭部を冷やし、足元を暖めることで健康的な生活が送れると言われています。これは頭寒足熱(ずかんそくねつ)という四字熟語にもなっていて、古来より伝わっている生活の知恵の1つだそうです。
暖かい空気は上へ上へと昇って行ってしまうため、エアコンやストーブを使った暖房はどちらかと言えば頭部が暖かくなり、足元が冷たくなってしまう傾向があります。
暖房の効いた部屋にいると頭はボーっとしてきてしまうのに、足元には毛布がもう1枚欲しいという状態になってしまうことがありますよね。あのような状態は実際あまり身体に良いとは言えないのです。
床暖房はここに大きな違いがあります。
輻射熱という特殊な効果によって空間そのものを温めるのですが、これには熱が上に逃げにくい性質があります。足元が最も効果があり、頭はすっきりとした温度を保てます。
これにより頭寒足熱を実現し、冬の室内生活をより良好な状態に保ってくれるのです。
ただ温めるだけでなく、理想的な環境を実現できる。これが床暖房の持つ大きな強みの1つです。
2.乾燥しづらく、ほこりも舞わない
一般的な暖房器具で最も心配になるのが室内の乾燥です。肌荒れを引き起こしたり風邪の原因になったりと、寒さ以上の問題に発展する可能性があるため、つい使用をためらってしまうということもあるのではないでしょうか?加湿器などで対策すると、より大きなコストがかかってくるのも悩みどころ。
その点でも床暖房はエアコンなどと大きく異なります。
温風を出して部屋を温めるわけではないので、乾燥の問題とは無縁。ほこりが舞うこともないため衛生面でも信頼できるシステムで、いつでも快適な生活を満喫することができる理想的な暖房器具です。
上記の頭寒足熱の効果によってその他の暖房器具を併用する必要もほぼないため、総合的には光熱費もリーズナブルに済ませつつ最も快適な室内環境を実現することが可能です。
3.火を使わない確かな安全性
温風が出ない暖房器具なら乾燥の問題は等しく発生しづらいのですが、これらにつきまとう問題が不安定な安全性です。
火や熱源を介して直に暖めるストーブなどの暖房器具は、火事やケガなど大きな事故に繋がる恐れがあります。そういった観点から現在では「昔のもの」という認識に変わってきているもの多いでしょう。
また直接触れられる距離で使う身近なものは、気持ちが良くなって眠ってしまうなどで低温やけどを引き起こすリスクがあり、常に気を付けなければならないと言えます。
床暖房はフローリングの下に配置する都合上、確かな安全性を誇るのも魅力の1つ。事故は全国で2例ほどしかなく、その2つともがメーカーの商品不良が原因と、床暖房が持つリスクによるものではありません。
また最近主流となっている温水式の床暖房では、従来品よりもさらにやわらかな暖かさが実現できるようになり、低温やけどのリスクも無くなるなど、より完璧に近付いています。
様々な観点から見て、床暖房は理想的な暖房器具と言えるのです。
まとめ
床暖房は他の暖房器具にはない魅力がたくさん詰まったシステムです。冬の寒さ対策においてこれ以上はないと言う人も多いでしょう。
これは床暖房の仕組みそのものが理に適っているからこそ言えることであり、導入メリットは他の商品の性能がどんなに高まったとしても、覆すことができないものばかりです。
床暖房を取り入れられるチャンスは多くなく、新築やリフォームといった大きな出費に関わるタイミングに限られます。こういった機会を見逃さず、最高の快適性を手に入れてほしいと思っています。
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