南海トラフ地震に備えて②~津波の浸水域と避難について【掛川市の注文住宅はユニバーサルホーム掛川店へ】
こんにちは🌞
掛川市を中心とする静岡県中部地域の注文住宅
ユニバーサルホーム掛川店です🏠
今後30年の間に70~80%の確率で発生するといわれている
南海トラフ地震
広い範囲で強い揺れが発生し、
家屋の倒壊、インフラ(生活基盤)への被害、
火災や津波などの2次災害も想定されています。
前回のブログでは、南海トラフ地震に対する防災対策と、
掛川市が公表している防災ガイドブックについて
ご紹介させていただきました。
《前回ブログ》
南海トラフ地震に備えて①
~今からできる防災対策と掛川市の取り組み
南海トラフの被災地の経済被害額は最大で169.5兆円と予想されており、
2011年に起こった東日本大震災の被害額16.9兆円※と比べると、
予想されている被害がいかに大きなものかわかります。
※内閣府「地域の経済2011-震災からの復興、地域の再生-」参照
津波によって甚大な被害を受けだ東日本大震災、
南海トラフ地震は、それよりもはるかに
大きな被害になると予想されています。
静岡県も南部が海に面しているため、備えが必要です。
今回は、津波に対する緊急時の対応と備えについてお話していきます。
●予想されている津波の被害規模・範囲
津波は、地震(震源付近の地盤が動くこと)によって発生します。
普段海で発生している波とは全くの別物で、
2階建ての住宅をやすやすと飲み込んでしまうほど、
強烈な引力を持っているのです。
地震発生から津波が到達するまでには少しだけ時間差がありますが、
震源から近いほど津波の到達が早く、高い波が来ます。
日本付近のプレートの模式図/気象庁ホームページ南海トラフ地震について
掛川市だけでなく、駿河湾沿いの一帯は南海トラフのすぐそばにあるため、
地震発生から数分もしないうちに5mを超える高い波が来るといわれています。
現在予想される最大の波の高さは13.2mです。
掛川市が公表している浸水図です。
(大東地区)
沿岸部はもちろんですが、河川沿いの地域も注意が必要です。
自宅、勤務先、通っている学校等が、地図の付色部分に該当する方は
地震発生後、迅速に避難することが重要です。
●津波からの避難
地震発生時、浸水区域にいた場合の避難行動について確認しましょう。
1、津波浸水区域から避難しましょう。
直ちに沿岸部から離れ、津波の届かない地域まで離れることが先決です。
円滑に避難するため、原則、徒歩で移動しましょう。
車での移動は、渋滞して避難が遅れる場合があります。
揺れを感じなくても、津波警報が発令した場合は
浸水区域から避難しましょう。
2、できるだけ高い場所へ避難しましょう。
津波の浸水区域には、緊急避難場所・津波タワーが指定されています。
↓ 掛川市津波避難施設一覧 ↓
避難が間に合わないと判断した場合は、記載のある場所へ避難しましょう。
3、避難が完了したら、指示が出るまでその場で待機しましょう。
緊急避難所にいる場合も同様です。
津波は繰り返し襲ってくるため、波が引いたとしても、
警報が解除されるまでは絶対に浸水区域に戻ってはいけません。
●非常持ち出し品
緊急時に備えて、何を持ち出すのか確認しましょう。
水・携行食(ビスケットや栄養補給食など)
トイレットペーパー・ティッシュ・ウエットティッシュ
携帯ラジオ・懐中電灯・マッチ・ろうそく・予備電池
防災用ヘルメット・救急用品・貴重品
衣類・下着・タオル・歯ブラシ など
また、南海トラフ地震の様な大規模災害の場合は、
水・食料が1週間分必要になるといわれています。
非常時の持ち出し品は最小限がよいとされていますが、
自分が必要だと思うものは、あらかじめ準備しておきましょう。
今回の記事は、掛川市防災ガイドブックを参考に作成しました。
↓ 命を守るためのガイドブックです。ぜひご覧ください。↓
●津波から大切な財産を守る家
ユニバーサルホームの家は、水害に強い基礎で
住む人の大切な財産を守ります。
日本の災害史上最大といわれた東日本大震災、
津波の甚大な被害によって、ほとんどの住宅が全壊した中、
ユニバーサルホームの建物がほぼ無傷の状態で残っていました。
水害に強いユニバーサルホームの特殊基礎
↓「地熱床システム」について↓
南海トラフ地震に備え、地震・津波に強い家づくりを
是非、ご検討ください。
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ご来場、心よりお待ちしております。