鹿児島の梅雨と台風。台風が来るたび安心できる家の条件とは?

シリーズ:鹿児島の梅雨と台風 全4回|
第4回:台風・外壁・強風対策編(最終回)
薩摩川内市・いちき串木野市・さつま町で家を建てるなら、
台風対策は外側から考える!
第1回:鹿児島の気候リスク
第2回:梅雨・湿気・カビ対策
第3回:豪雨・床下浸水対策
そして今回、シリーズ最終回のテーマは「台風対策」です。
「台風が来るたびに、
外壁や屋根が心配で外を確認しに行ってしまう」
「強風で雨戸がガタガタ鳴って眠れなかった」
「台風一過で外壁のひびやサッシの隙間から水が入っていた」—こんな経験をお持ちの方は、
薩摩川内市・いちき串木野市・さつま町エリアにも
多いはずです。
台風のたびに不安になる家と、
安心して過ごせる家。その差はどこにあるのかを、
最終回としてまとめてお伝えします。

■ 薩摩川内エリアは「台風銀座」のど真ん中にある
鹿児島は全国でも台風の接近・上陸が最も多い県のひとつです。統計的に見ると、年間3〜4個の台風が鹿児島県に接近または上陸しており、「台風銀座」と呼ばれるゆえんです。
特に薩摩川内市・いちき串木野市は東シナ海に面しており、台風が九州西岸を北上するコースをたどる場合、正面から暴風雨を受けやすい位置にあります。さつま町も北薩の山間部に位置しますが、台風の進路によっては山越えの暴風が吹き荒れることがあります。
台風が住宅に与える主なダメージは以下の3つです。
・強風による外壁・屋根・窓の損傷
・横殴りの雨による外壁・開口部からの浸水
・塩害による金属部品・外壁の腐食・劣化
これらは毎年繰り返されるリスクであり、「たまたま大きな台風が来た年だけの問題」ではありません。毎年少しずつ住宅が消耗していく、慢性的なダメージと捉えることが重要です。
■ 台風で「差が出る」外壁の話
台風対策で最も重要な要素のひとつが「外壁」です。外壁は住宅の最初の防護壁であり、風・雨・塩害から家全体を守る役割を担っています。
外壁の素材によって、耐久性・メンテナンス費用・台風への強さは大きく変わります。
▼ 一般的な窯業系サイディング
現在、新築住宅で最もよく使われている外壁材です。コストが抑えられる一方、以下の弱点があります。
・定期的な塗り替えが必要(約10年ごと)
・強い衝撃でひびや欠けが生じやすい
・目地(継ぎ目)のコーキングが劣化しやすく、そこから雨水が浸入することがある
・台風の強風で飛来物が当たると破損しやすい
▼ ユニバーサルホームのALC外壁(ヘーベル)
ユニバーサルホームが採用しているALC(軽量気泡コンクリート)外壁は、一般的なサイディングとは異なるコンクリート系の外壁材です。台風が多い鹿児島での家づくりにおいて、大きなアドバンテージを持っています。
ALC外壁の主な特徴は以下のとおりです。
・耐久性が高く、飛来物による破損リスクが低い
・コンクリート系素材のため、強風・横殴りの雨に強い
・熱を蓄えにくい性質(遮熱性)があり、鹿児島の夏の暑さにも対応
・防火性能が高く、火災への強さも備えている
・塗り替えサイクルが長く、長期的な維持コストが抑えられる
台風が毎年来る鹿児島では、外壁の「初期コスト」だけでなく「10年・20年後の維持コスト」で選ぶことが、長期的に見て賢い選択です。

■ 台風で差が出る「窓」の話
外壁と同様に、台風対策で重要なのが「窓(開口部)」です。
台風時の強風は、窓ガラスに直接圧力をかけます。飛来物によるガラス破損、強風による雨水の浸入、サッシのゆがみによるすき間風——これらはすべて、窓の選択と施工精度によって大きく変わります。
台風対策として確認してほしい窓のポイントは以下のとおりです。
・防風・防水性能の高いサッシを選ぶ
・シャッター雨戸の設置を検討する(特に南・西向きの窓)
・ガラスは複層ガラスまたは合わせガラスにする
・窓の数・大きさは台風の風向きを考慮して設計する
「大きな窓で開放的なリビングにしたい」というご要望はよくありますが、薩摩川内・いちき串木野の沿岸エリアでは特に、窓の大きさと台風対策のバランスを慎重に考える必要があります。設計段階で「どの向きにどのサイズの窓をつけるか」を台風対策の視点から確認することをお勧めします。

■ 台風で差が出る「屋根」の話
屋根は台風時に最も大きなダメージを受けやすい部位のひとつです。
強風時に屋根材が飛ばされる、棟板金が剥がれる、雨水が屋根の隙間から浸入する——これらは台風後の修繕として最も多い事例です。
屋根の台風対策として重要なポイントは以下のとおりです。
・屋根材の固定強度を高める(釘・ビスの本数・施工精度)
・棟板金・ケラバ(屋根の端部)の施工をしっかり行う
・屋根の形状を検討する(シンプルな切妻・寄棟は台風に比較的強い)
・定期的な点検で劣化を早期発見する
鹿児島では、台風シーズン前(5〜6月)に屋根の点検を行うことが、大きな被害を防ぐ有効な手段です。
■ シリーズのまとめ:鹿児島で建てるなら「気候に強い家」が大事
全4回を通じてお伝えしてきたことを、最後にまとめます。
第1回:鹿児島の年間降水量・台風接近数は全国トップクラス。全国基準の家では足りないことがある。薩摩川内市・いちき串木野市・さつま町それぞれに気候リスクの特徴がある。
第2回:梅雨の高温多湿はカビ・結露の温床。換気設計・ランドリー計画・断熱性能が湿気対策の鍵。ここち床・家事ラク動線が毎日の暮らしを変える。
第3回:線状降水帯・ゲリラ豪雨の増加で床下浸水リスクが高まっている。川内川沿いの低地を抱える薩摩川内市では特に重要。すご基礎(ベタ基礎)が根本的な対策になる。
第4回:台風銀座・鹿児島では外壁・窓・屋根の選択が住宅の耐久性を左右する。
このシリーズを読んでいただいた方に、最後に一番伝えたいことがあります。
鹿児島で家を建てるなら、デザインや広さと同じくらい「気候への強さ」を大切にしてほしい、ということです。
梅雨が来るたびに快適な家。豪雨のたびに安心できる家。台風が来ても揺るがない家。それは特別な家ではありません。最初の設計と素材選びで、誰でも手に入れられる家です。
ユニバーサルホーム薩摩川内店は、薩摩川内市・いちき串木野市・さつま町エリアの気候と地域事情を知り尽くしたスタッフが、お客様の家づくりをサポートします。梅雨・豪雨・台風に強い家について、まずはお気軽にご相談ください。

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【ユニバーサルホーム薩摩川内店】
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