★2025年、新築住宅の省エネ基準適合が義務化?住宅ローンや補助制度にも影響が・・・
こんにちは。ユニバーサルホーム坂戸店 株式会社グットホームのKMです。
タイトルにありますように、昨年から住宅に関連した各種制度で
基準の追加や引き上げの動きが出ていますので少しご紹介します。
①住宅・建築物の省エネ化が急速に進んでいる
昨年6月、「脱炭素社会実現に向けた建築物のエネルギー消費性能の向上に関する
法律等の一部を改正する法律」が公布されました。
これにより、2025年にすべての住宅・建築物に省エネ基準適合が義務付けられます。
つまりこれから建てようとする全ての建物は、CO2を排出しない、
人と環境に考慮したものでないと建てられませんよ、ということになります。
それが近年注目されているZEH(ぜっち)住宅と呼ばれるものです。
※Z=ZERO(ゼロ)、E=ENERGY(エネルギー)、H=HOUSE(ハウス)
②ZEH住宅とは?
カーボンニュートラルという言葉を一度はお聞きしたことがあると思います。
この意味は、CO2の放出と吸収が同じ量であること。
住まいに置き換えるならば、
【消費するエネルギー】ー【省エネ+創エネ】=エネルギー収支を0
とする住宅のことを指し、
一般家庭で、エネルギーを節約した上で、消費するエネルギーよりも
創出できるエネルギーを増やすことが最も理想とされます。
③環境に配慮したZEH住宅の基準は?
環境に配慮し、人も快適に過ごせるのはどんなお家だと思いますか?
だいたいの人は「夏涼しく冬暖かい家」と考えるのではないでしょうか?
それを実現するために必要な住宅の条件を考えてみると・・
夏涼しい=暑さをシャットアウトする断熱性能
冬暖かい=暖かさを逃がさない気密性
などが挙げられますね。
条件は様々ですが一言で言うと、高性能なお家に住めば、
冷暖房設備などの一次エネルギー消費量が少なくなり、
環境にも住む人の家計にも優しく、まさに一石二鳥です。
また創エネルギーの代表と言えば、太陽光です。
ユニバーサルホームのお家の特徴はおおまかに
・地熱床システム
・高性能外壁材ALC
・断熱材
・樹脂サッシ
が挙げられるのですが、これに+太陽光設備があればなんと、
ZEH住宅の基準をクリアできます◎
④気になる住宅ローンや補助制度については?
ある意味ここからが本題なのですが、
これについても大きな基準・変更が追加されます。
昨年は、住宅性能表示制度や長期優良住宅認定制度など、
さまざまな住宅関連制度の見直しが行われました。
その結果、省エネ基準を満たすもしくはそれを上回る住宅は
様々な優遇措置を受けられるようになります。
その1,借入限度額の違い
長期優良住宅やZEH住宅は3000~5000万円の借入ができるのに対し、
省エネ基準を満たしていない住宅は「その他の住宅」に区分され、
2024年以降は原則、住宅ローン減税を受けられなくなってしまうのです。
その2,フラット35Sの新区分創設
フラット35も省エネ基準を強化しました。
ZEHの条件を満たしている住宅の金利について、
当初5年間は0.5%、6~10年目は0.25%引き下げることになりました。
その3,こどもエコすまい事業の新設
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯や
若者夫婦世帯を対象としており、
ZEHの条件を満たした50㎡以上の住宅の新築・リフォーム工事で、
補助金制度を利用することができます。
つまり何が言いたいかと言いますと・・
「その他の住宅=従来の基準の非省エネ住宅」では、
補助制度の要件をクリアできず、優遇措置が受けられなくなってしまうのです!
いかがでしょうか。
ざっくり説明しましたがやや内容が複雑ですので、
私もまだまだ勉強が必要です・・(-_-;)
本記事がこれから新築をご検討される方のお役に立てればと思います。
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