那須塩原店

親の土地の家を建てる注意点

親の土地に家を建てるなら要注意!

「土地代がかからない=簡単に家が建つ」ではありません!

親の土地に家を建てる際のポイント/メリット・デメリット・相続対策を解説|コラム|埼玉県での家づくりをサポートするイエタッタ埼玉|【イエタッタ 埼玉】

 

「実家の土地が広いから、そこに家を建てよう」

「親の土地を使えるなら、土地代がかからない分、家づくりが楽になりそう!」

そう考えている方も多いのではないでしょうか?

たしかに、土地を新たに購入する必要がなければ、住宅購入にかかる費用を抑えられる可能性があります。

でも、ここで一つ注意。

親の土地だからといって、好きな場所に自由に家を建てられるとは限りません。

実は、建築する前に確認しておきたいルールや、お金・住宅ローンに関わるポイントがあります。

今回は、

  • 親が住んでいる土地の一部に家を建てる場合
  • 親が所有している別の土地に家を建てる場合
  • 「分割」と「分筆」の違い
  • 住宅ローンを組むときの注意点

について、できるだけわかりやすく解説します。

「親の土地に家を建てようかな?」と考えている方は、ぜひ最後までチェックしてください。


まず知っておきたい「親の土地」の2パターン

一口に「親の土地」といっても、大きく2つのケースがあります。

CASE 01

親が住んでいる実家の敷地の一部に建てる

離れを増築したい方必見! 離れ増築に関わる法規制の紹介と6つの事例

例えば、

「実家の隣に子ども世帯の家を建てたい」

というケースです。

親世帯の近くに住めるので、

  • 子育てを手伝ってもらえる
  • 親の近くに住めて安心
  • 新しく土地を購入しなくてよい

など、メリットがあります。

CASE 02

親が所有している別の土地に建てる

 

親は別の場所に住んでいて、

「親が所有している土地を譲ってもらって家を建てる」

というケースです。

実は、この2つでは確認すべきポイントが少し違います。

今回はまず、**CASE 01「実家の敷地内に家を建てる場合」**から見ていきましょう。


「実家の敷地が広いから建てられる」は要注意!

 

 

「これだけ広いなら、実家の隣にもう一軒建てられそう!」

そう思いますよね。

土地の分筆登記とは? 相続した土地を分けるための手続き・注意点・費用・メリットデメリットを解説 - 【SUUMO】住まいの売却ガイド

ところが、建築には基本的なルールがあります。

原則は「1つの敷地に1つの建築物」

建築基準法では、原則として、

一つの敷地に一つの建築物

という考え方があります。

ただし、住宅に付属する車庫や物置など、用途上不可分の建築物は同じ敷地に建てることができます。

一方、

「親の家」と「子どもの家」は、別々の住宅です。

そのため、

「親の土地だから、その隣にもう一軒建てよう!」

というだけでは、簡単にはいきません。


じゃあ、どうすればいい?

ここで出てくるのが、

「敷地を分ける」

という方法です。

イメージとしては、

:1つの土地を2つの敷地に分けるBefore→After図】

もともと1つだった敷地を、

「親の家の敷地」

「子どもの家の敷地」

というように、それぞれの敷地として扱えるようにします。

ただし、

「線を引いて分ければOK」ではありません。

ここからが重要です。


チェック① 新しい敷地は「道路」に接していますか?

家を建てるためには、敷地が道路に一定以上接している必要があります。

これが、

「接道義務」

です。

原則として、建築物の敷地は幅員4m以上の道路に2m以上接している必要があります。

つまり、

「土地を2つに分けたけれど、奥側の土地が道路に接していない」

という状態では、問題になる可能性があります。

ここがポイント!

土地を分けるときは、

「どこで分けるか」だけではなく、「分けた後も家を建てられる形になっているか」

まで考えることが大切です。


チェック②「土地が広いから大丈夫」とは限らない!

道路に2m以上接していれば、それだけで家を建てられるわけではありません。

新しくできた敷地には、その敷地ごとに建築に関するルールが関係してきます。

例えば、

  • 建ぺい率
  • 容積率
  • 道路との関係
  • 隣地との距離
  • 外壁後退
  • 高さに関する制限

などです。

つまり、

「親の土地だから特別扱い」ではなく、子どもの家を建てる敷地として必要な条件を一つひとつ確認する必要があります。


「分割」と「分筆」って何が違う?

ここで少しややこしい言葉が出てきます。

「分割」と「分筆」

名前が似ているので混同しやすいのですが、意味は違います。


分割とは?

分割は、建築確認上で敷地を分けて考える方法です。

登記上の土地そのものを分けるわけではありません。

そのため、一般的には分筆より手続きや費用を抑えられる可能性があります。

ただし、注意したいのが住宅ローン。

親の土地全体に抵当権を設定する必要が出てくるケースがあるため、

親の土地や建物に影響が出ないか

を事前に金融機関などへ確認しておくことが大切です。

住宅ローン審査の実務ポイント [北九州の不動産仲介は株式会社ライフプラス]


分筆とは?

分筆は、登記されている一つの土地を、登記上も複数の土地に分けることです。

例えば、

「○○番1」

という一つの土地を、

「○○番1」と「○○番2」

というように、別々の土地として登記します。

土地登記について - 柳之内土地家屋士調査士事務所

分筆すると、親の土地と子どもの土地を権利上分けて考えやすくなる一方、

測量や登記などの手続き・費用が必要になる

というデメリットがあります。


結局、「分割」と「分筆」どっちがいいの?

ここで、

「じゃあ、分割と分筆、どっちにすればいいの?」

と思いますよね。

実は、どちらが良いかは土地の状況や住宅ローン、権利関係によって変わります。

そのため、

「費用が安いから分割!」

「親とは別の土地にしたいから分筆!」

と単純に決めるのではなく、

建築できるか・住宅ローンはどうなるか・親の土地にどんな影響があるか

までまとめて確認することが大切です。


親の土地に家を建てるなら、最初にこの5つを確認!

ここまでのポイントをまとめると、

CHECK 01

その土地に本当に家を建てられる?

CHECK 02

分けた後の敷地は道路に2m以上接している?

CHECK 03

建ぺい率・容積率などの条件は大丈夫?

CHECK 04

「分割」と「分筆」、どちらが適している?

CHECK 05

住宅ローンや抵当権について問題はない?

この5つは、家づくりを始める前に確認しておきたいポイントです。


「親の土地だから安心」が一番危ない?

土地代がかからないことは、家づくりにおいて大きなメリットになる可能性があります。

でも、

「土地代がかからないから、その分だけ家にお金をかけられる!」

とすぐに考えるのはちょっと待ってください。

土地の形状や権利関係によっては、

  • 測量費
  • 分筆にかかる費用
  • 登記関係の費用
  • インフラ整備費
  • 住宅ローンに関する費用

など、思わぬ費用が発生する場合があります。

だからこそ、

「土地がある」ことと「家を建てやすい土地である」ことは別の話。

ここを最初に理解しておくことが大切です。


まとめ|親の土地に建てるなら「家」より先に「土地」を確認!

親の土地を使って家を建てる場合、

「土地代がかからないからラッキー!」

だけで計画を進めるのはおすすめできません。

特に、実家の敷地内に新しく家を建てる場合は、

①敷地を分けられるか
②接道義務を満たせるか
③建築条件をクリアできるか
④分割・分筆のどちらが適しているか
⑤住宅ローンや抵当権に問題がないか

を確認することが大切です。

そして、土地の条件は一つひとつ異なります。

「うちの場合はどうなんだろう?」

と思った方は、家づくりを具体的に進める前に、私たちへ相談してみて下さい。

土地について先に確認しておけば、後から「こんなはずじゃなかった……」となるのを防ぎやすくなります。

 

 

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