建物金額を抑える窓の選び方【種類やサイズによって変わる窓の金額】 新築一戸建て 間取りプランのポイント
YKK AP画像データダウンロード「APW330シリーズ」
建築費・人件費の高騰によって
新築一戸建ての建物金額も
上昇しています。
窓の選び方を工夫することで
建物に掛かる金額を
抑えることができます。
今回は、
・窓の種類やサイズによって
どのくらい金額が変わるのか
・窓の種類やサイズを選ぶ目安
を中心にご紹介いたします。
※YKK AP様の講習「窓の整理術」
をヒントとして、
これまで三島店のお客様からいただいた
ご質問・ご要望にお答えいたします。
【浴室窓・トイレ窓・勝手口ドア】
の選び方については コチラ
窓の種類による
価格の差
同メーカー・同素材・同サイズである場合
窓の種類によってどのくらい価格が変わるか
YKK AP様のAPW330シリーズを元に、
例を挙げてみます。
【窓の種類】
価格比較の前に
ユニバーサルホーム三島店において
良く使われている窓を
ピックアップしてみました。
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引き違い窓は、左右両側とも
スライドして開けられる窓です。
昔からよく使われている窓です。
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横すべり出し窓は、上側を吊元にして
下部分が外側に向けて開く窓です。
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縦すべり出し窓は、左右どちらかの吊元から
外側に向けて開く窓です。
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FIX窓は開閉できない窓です。
【窓の価格比較】
同メーカー・同サイズ・同素材であれば
通常は
引き違い窓
→横すべり出し窓≒縦すべり出し窓
→FIX窓
の順で、価格が下がっていきます。
上図のように、APW330シリーズの
06007サイズで比較例をあげると
引き違い窓とFIX窓の間で
27,700円の差が出ています。
【窓の種類を選ぶ目安】
通風・換気が必要ではなく
採光や眺望の機能だけ求める場合は
一番価格が安く済むFIX窓で十分です。
昔から馴染みのある引き違い窓を
選びがちな方が多いのですが、
左右に開閉できて便利な分、
すべり出し窓に比べると
金額は高くなることが多いです。
引き違い窓からすべり出し窓に
変更できるところは、こだわりが無ければ
変更した方が価格を抑えやすくなります。
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通風・換気をする場合は
窓を付ける方位によっては、
半分しか開かない引き違い窓よりも
開放しやすい
縦すべり出し窓・横すべり出し窓の方が
効果が高くなることがあります。
トイレの窓をはじめとして、
外や隣家との視線を遮りたい時は
下からのぞきこまれにくい
横すべり出し窓などの方が
合っている場合もあります。
窓のサイズによる
価格の差
同メーカー・同素材・同種類である場合
窓のサイズによってどのくらい価格が変わるか
YKK AP様のAPW330シリーズを元に、
例を挙げてみます。
引き違い窓で検証してみましょう。
通常、サイズが大きい窓の方が
小さい窓よりも価格が高くなります。
人が出入りできるような
頭上から床までの高さがある窓を
掃き出し窓と言います。
引き違いの掃き出し窓は
通風・換気、採光、眺望、人の出入り
といった役割を満たせるので、
人気が高いです。
しかし「大きなサイズ」の「引き違い窓」
であることから、価格は高くなります。
人の出入りの必要が無ければ、
腰までの高さの窓(腰高窓)で十分です。
掃き出し窓だと
窓の前に家具を置きづらいのですが
腰高窓であれば、ソファなどの低い家具を
窓の前に置くことができる
という利点もあります。
上の図面では、
リビングエリアの庭に面した方向に
サッシ幅:2370㎜・サッシ高さ2030㎜
の引き違いの掃き出し窓(H23320)
を一つ付けています。
・庭の景色を楽しむ(眺望)必要が無い
・法律基準の採光率が確保できている
・人の出入りはできるようにしたい
のであれば、サイズダウンをして
サッシ高さは2030㎜を維持しつつ
サッシ幅は1690㎜前後を確保できる
引き違い窓「H16520」のサイズなど
を選択しても良いと思います。
上の図面のLDKには、
H23320の引き違い窓の他に
玄関側にH13320の
引き違いの掃き出し窓が付いています。
※H13320のサイズは
サッシ幅:1370㎜・サッシ高さ:2030㎜
です。
・玄関に近い場所についている
・LDKにはもう一つ
大きな引き違いの掃き出し窓がある
という状態なので、
H13320の窓から人が出入りする可能性は
少なくなると考えられます。
また、H13320の掃き出し窓を
腰高窓(例えばH13311)に変えれば、
サイズダウン分の価格を抑えられる他、
窓の前も含めて、
家具の配置の自由度があがります。
※H13311のサイズは
サッシ幅:1370㎜・サッシ高さ:1170㎜
です。
YKK AP様のAPW330・331シリーズ
で検証すると、
サイズダウンによって
価格が大きく下がるのがわかります。
法律で決められた採光率などを守った上で
可能であれば、
人の出入りができればよく、
採光・眺望の機能にはこだわらない→
掃き出し窓の幅のサイズダウンを検討
人の出入りが不要→
掃き出し窓から腰高窓への
サイズダウンを検討
といった選択肢が生まれます。
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窓の種類・サイズは、
バランス良く配置することで
建物の外観デザインに
大きく影響を与えます。
また、
法律で必要な採光率が決められている部屋
もあるので、
法律違反の建物にならないように
窓はある程度付けなければいけません。
価格や機能だけで窓を選ぶことは
難しいところもあります。
しかし、自分で選べる窓については、
役割をしっかり吟味して、
価格も機能もデザインも
満足できるようにしたいですね。
三島市・沼津市・長泉町・清水町・函南町近辺で
新築一戸建てをご検討されている方
下記、お役立ち情報集をご参考ください!
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