久留米店

台風の心得!

皆様こんにちは。金曜日担当 平林です。

今回は、台風の心得についてお送りします。

 

皆様は、平成3年19号台風を御存じでしょうか?

もう30年も昔の事ですので御存じない方も多いでしょうね

 

それは今回来ると予想される台風10号と同じコースで

九州を襲った恐怖の台風です。

九州付近での勢力は940hPa(当時はミリバールでした)

 

私は当時熊本で学生をしておりましたが、

それはもう無茶苦茶な台風でした…

ツイスターという竜巻の映画がありましたが

ほぼあんな感じです!

 

ありとあらゆるものが飛んでいて

看板や屋根(瓦ではありません)も飛んでいました。

 

それなのに当時アホな学生の私はバイク用のヘルメットをかぶり

友人と外ではしゃいでいたのです…( ̄▽ ̄)

 

天罰なのでしょうか、そこから地獄の3日間が始まりました…

電気ガス水道、全てのライフラインが止まったのです!

 

家がダメなら外に買いにいこうなど甘い考えでした。

コンビニもスーパーもファミレスも停電で閉店しています。

 

道も倒れた電柱や樹木で通れません。

切れた電線がバチバチと暴れています…

バスや電車も止まり、流通も遮断され

情報といえばラジオのみでした(ノД`)・゜・。

 

今はインターネットがありますがそれすら電気が必要です。

ですからまず、

〇スマホ用のモバイルバッテリーを確保する!

スマホがあれば懐中電灯にもなりますし情報も得られます。

 

〇車のガソリンは満タンに!(スタンドのポンプも止まります)

車はエアコンも使えますし、スマホの充電もできます。

 

太陽光発電設備のある家では洗面所等にあるコンバーターから

電気を得ることができますが、エアコン等は使えません。

 

またガスやIHが使えない時はカセットコンロが役立ちます。

私はこれで3日間生き延びました。

ラーメン主食で、最後はマカロニ茹でて塩で食べました…

飲料水があればカセットコンロとラーメンで生き延びれます。

 

そして最大の問題になるのは断水中のトイレです(>_<)

タンクに注水すればトイレは使用できるのですが、

その水がなかなか確保できません。

1回5~8L水が流れますので結構な量を必要とします。

 

ですからお風呂に水を貯めておかれる事をオススメします。

ここで200L確保できます。

またエコキュートのタンクにも400L程度の水がありますので

それで生活用水は確保できます。

 

飲料水はペットボトルに確保しておけば大丈夫です。

また停電中は冷蔵庫も使用できない事も御注意下さい。

 

ブルーシートや布テープなども

補修材として確保されておけば安心です。

平成3年の時は1年くらいブルーシート品切れでした…

 

台風という自然の猛威に対して万全の対策は不可能です。

災害レベルの台風の場合3日間程度は自力で

生き残る必要があるかもしれません。

 

 

30年前、私は水が無く近くの川に水を汲みに行き

Tシャツで漉してトイレの水にしました( ̄▽ ̄)

今考えるとなかなかサバイバル生活でしたね…

 

台風が実際に来るかどうかははわかりませんが、

何かのご参考になればと思います。

 

ではまた次回。