田村淳さんに聞いてみた!#03 独自視点で語る全く新しい「家」の考え方とは?
ユニバーサルホーム25周年キャンペーンの一環として、イメージキャラクターに就任頂いた田村淳さん。
淳さんの仕事観や人生観を赤裸々に語って頂いた総計30分に渡るインタビュー動画が公開中です!
「#03」は「”家”のこれからについて」です!
娘さんが誕生し、一戸建てに住む決意をした淳さん。「田村家の基地を持ちたい」という発想で家を購入した彼が持つ、独自の住宅観に迫っていきます。
自宅以外の「家」を持つ選択
僕はほんと、東京だけで住もうと思ってなかったんで。
住みやすい家と言うか、みんなが楽しく過ごせる場所、基地がまた作れるのになと思いながら全国回ってます。
(動画0:12~)
淳さんは地方出身であり、現在も様々な地方を飛び回って仕事をすることが多い芸能人です。そのことから、1つの場所に定住する人生をあまり考えていなかったそうです。
その考えは一戸建てを購入した今でも変わっておらず、色々なところに自分の基地があるような生き方を理想としています。
しかし家を複数所有するというのは現実的に考えて難しいことであり、一見すると夢物語のようにも思えます。どのようにして実現しようと言うのでしょうか?
そこに淳さんが考える全く新しい「家」の形がありました。
シェア自宅の可能性を探る
自分のサイズにあった家が日本全国に沢山あって、みんなでシェアしながら、自分が使いたい時だけそこを使えるっていう状況が生まれることの方が。
僕は色んな場所に住めた方が楽しいんで。
(動画0:55~)
他者と共有できる小さな家を、色々な場所に持つということ。それが淳さんの考える「家」の在り方でした。
ホテルや旅館に泊まるのではなく、賃貸を複数借りるのでもなく、財産となる家を他人とシェアして複数持つことで「色んな場所に住む」を実現できる方法です。
「え?」と思う方もいるかもしれませんが、実はこの方法、実際に現代でも「シェア別荘」という形で存在しています。普通に買えば億は下らないような邸宅を数百万(利用日数割)で購入でき、あとはわずかな維持費のみで運用することができます。
こういったシェア文化は年々拡大を見せており、一般住宅で同様の「シェア自宅」が成立するようになれば、地方に100万円程度で新たな家を購入し、利用できる時代も来るかもしれません。
淳さんが考える「色んな場所に基地を持つ」という生き方は、決してありえない話ではなくなっているのです。
1つの場所に定住し、先祖代々の家や土地を守って生きる日本古来からの価値観も大切なものですが、一方で色んな場所を飛び回る生き方もまた尊重されるべき。
「一戸建てを買ったらもうその土地から離れることができない」という考えが過去のものになる。
そんな可能性を淳さんの考えからは感じることができます。
住宅に求められる多様性とは
シェア文化がこれだけ広まってきてるから、みんなでお金出し合ってみんなの気持ちが1つになる家、みんなが納得できるような家っていうのは建てられるような気がして――
――そういう新しい家の提案は面白そうだなと思いますけどね。
(動画2:04~)
そんな「シェア自宅」が一般的なものとなった時、家族の家ではなく、「シェアするための家」をみんなで打合せして建築する未来も想像できます。
現代では20代~30代の一戸建て購入率が減少傾向にあり、生涯賃貸を考える人の割合も増加しています。そんな世代に家に興味を持ってもらうためには、新たな提示が必要だと淳さんは言います。
現在では既存の一戸建てをシェアハウスとして住むパターンはだんだんと珍しいものではなくなってきました。新築シェアハウスも文化として定着しつつあります。
しかしまだまだ新築注文シェアハウスには壁が多く、実現に至っている例は極わずかでしょう。だからこそ、その実現を視野に入れて考えることが必要になるかもしれません。
すぐに行動して実現を…というレベルの話ではなかなかありませんが、決してありえないような話でもありません。
時代が変われば形態も変わる。住宅は人々の生活に直結したものであるからこそ、多様性が望まれる文化です。
時間や場所を問わず、様々なフィールドで挑戦し続けている淳さんだからこそ見える「社会」の本質。それを基にした全く新しい住宅観は、ハウスメーカーの立場からでも考えさせられる。そんなまっすぐさがある内容でした。
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