冬の乾燥で起きる問題、正確に分かる?対策しないとどうなるの?
冬は寒さと同時に乾燥とも戦わなければならない季節です。
日本の冬はそもそも乾燥しやすい季節なのに加え、エアコンなど温風を発生させる暖房器具はその乾燥を促進してしまいます。
ではそもそも、空気が乾燥することによる問題とは何なのでしょうか?
今回の記事では乾燥トラブルについて取り上げて参ります。
乾燥による大きな4つの問題
乾燥に則する問題点。
早速それらを大きな4つに分けて見て行きましょう。
風邪(インフルエンザ)
空気が乾燥すると風邪をひきやすくなります。これはよく知られていることですが、実はその理由は2つあるのです。
1つは空気が乾燥することによってウィルスの動きが活発になること。今では冬の風物詩となっているインフルエンザは特に、湿度20%と50%で活動力が6割違うと言われています。
そしてもう1つは、鼻や喉の粘膜も乾燥してしまうことです。粘膜が乾燥することで防衛力が弱まり、感染力が強まったウィルスが身体に入り込みやすくなってしまいます。
このことから室内の乾燥は、想像している以上に風邪をひくリスクを高める行為だと言えるでしょう。
肌荒れ&水ぶくれ
乾燥によって皮膚の水分が失われることで、肌荒れが起きやすくなります。
乾燥肌による肌荒れの放置はかゆみを発するだけでなく、変色や水ぶくれを引き起こす可能性もあり、非常に危険です。
自宅では適切な処置をするよりも、部屋そのものの湿度を上げておく方が確実で効率的な効果を得られます。
火災の発生&延焼
乾燥した屋内では火災が発生しやすくなります。
湿度の高い環境下では火が点きにくく、点いたとしてもその火が早めに沈下されるため燃え広がる心配が小さいです。
乾燥した環境ではその逆のことが起こってしまうため、消化が難しく燃え広がる可能性が高くなります。
滅多に起こることではありませんが、乾燥の状態によって起きた時の災害レベルが大きく変わることは覚えておきましょう。
静電気(を原因とした火災)
冬場の嫌な気持ちを増幅する存在、静電気。静電気防止グッズを利用して過ごしている方も多いのではないでしょうか。
静電気も乾燥が原因で起きるもの。一般的に湿度が40%以下で発生する可能性が出始め、25%以下になると頻繁に発生する環境とされています。
人体を通る静電気は一瞬の痛みに見舞われるだけですが、この静電気が火災の原因になることもあり、上述した火災と合わせて防止しておきたいトラブルです。
湿度50%以上を保てば、インフルエンザと共にそのリスクを大きく下げることができるため、1つの目安として考えましょう。
おわりに
室内の乾燥で起こる問題点について解説しました。
乾燥の対策には様々なものがありますが、できる限り乾燥を引き起こさない暖房器具を利用するのも1つの大きな選択肢です。
中でも1階全室床暖房などで室内環境を均一に整えることは、特に体調管理の面では大きな恩恵があると言えるでしょう。
乾燥対策にエアコンの利用を控えて行きたいという方は、床暖房のノウハウが豊富なハウスメーカーに相談してみてはいかがでしょうか。
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乾燥対策だけでなく光熱費も大きく抑えることができる上、ホットカーペットのように一部分の暖房ではない効率的な暖房器具です。
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