床暖房で低温火傷!回避するための安全で快適な選択とは?
寒さが厳しい日々にも快適な生活を届けてくれる床暖房。新築やリフォームの際のマストアイテムに指定される方もどんどん増えています。
そんな床暖房ですが「使い方を誤ると低温火傷のリスクがある」というお話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実際に床暖房によって低温火傷をしてしまうケースは存在します。しかし、ある選択を取ることでそれを完全に回避することができるのです。
今回の記事ではそれらの内容を詳しく取り上げます。
低温火傷を理解する
低温火傷とは44度~50度程度の、体温より少し高い温度に長時間触れ続けることで発症する火傷です。
通常の火傷と違い内側からじわじわと進行してしまうため、治るのに時間が必要な上に、痕にもなりやすいという特徴があります。場合によっては手術による治療なども必要です。
床暖房は床全体がこの温度に近しい状態になるため、疲れなどからうっかり寝落ちてしまった時など、素肌が長時間床面に接している場合などに低温火傷のリスクが発生します。
大人だけでなく、はいはいをする乳幼児などは特に注意が必要で、そばにいる親がうたた寝している間に低温火傷になってしまったなどのケースがあるようです。
せっかく快適な床暖房ですが、このような不安がある状態では使用を躊躇ってしまうこともあるでしょう。
では回避するにはどうしたら良いのでしょうか?
温水式床暖房でリスク回避を
最も確実な回避方法は、温水式の床暖房を採用することです。
電気式の床暖房は超高熱で床を温める都合上、床の温度が短時間で高温になりやすい製品。すぐに床が温まるのが魅力ですが、低温火傷のリスクはどうしても高くなってしまいます。
一方で温水式の床暖房は、お湯を流すことで床を緩やかに温める製品。床の温度は約40度程度で安定させることができるため、低温火傷を発症する心配はほとんどありません。
温水式は電気式に比べて光熱費も遥かに小さく抑えられる他、一度温かくなると冷めにくいなどのメリットもあり、現在では温水式が床暖房の主流となっています。
安心安全に快適な生活を送るために、床暖房採用の際には温水式をしっかりとチェックしておきましょう。
設定温度にはご注意を
電気式の場合でも床暖房の設定温度を下げることで低温火傷のリスクを下げることができますし、逆に温水式でも設定温度を最大近くまで引き上げると低温火傷を発症する可能性があります。
電気式で設定温度を下げるのは床暖房の本来の使用用途的に効率的とは言えずオススメできませんが、温水式の体感温度を引き上げる選択を取る方は少なくありません。
温度を引き上げる際には、低温火傷のリスクが発生することを考えて、設定変更を考えましょう。
まとめ
低温火傷は44度~50度に触れ続けると発症。
通常の火傷より治り辛く、痕も残りやすい。
電気式床暖房は低温火傷のリスクが高い。
温水式床暖房であればほとんどリスクはない。
設定温度の引き上げは考えて行うべき。
床暖房は大変便利で快適な製品ですが、使用の注意点は存在します。しかし暖房器具というものは、常に何かしらのリスクと隣り合わせなアイテムなのです。
床暖房の問題点は正しい使用法とそのリスクを理解すれば、直面することはほぼあり得ないものばかり。こういった記事を参考に、最適な選択と利用を心掛けましょう。
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