ALCはメンテナンスフリー? 確かな性能が長続きする理由とその魅力
高機能外壁材 比類なき壁ALC。
耐久性・断熱性・耐火性・耐震性・遮音性・メンテナンス性などあらゆる点で優れている点から、一般住宅だけでなく大規模施設などの採用実績も豊富な外壁材です。
今回の記事ではそのALCのメンテナンス性の強みについてお届けします。外壁材選びの参考にお使いください。
素材が劣化しない外壁材
ALCはコンクリート製の外壁材。
その素材の強固さから、非常に優れたメンテナンス性を備えている製品です。
最大のポイントは外壁その物が劣化しないことです。
現在、一般的に広く使われているサイディング材は焼き物であることから、日光や風雨によって沿ったり歪んだりしてしまうリスクがあります。
一度変形したサイディング材を回復することはなく、適切なメンテナンスを施して30年~35年ほど、それらを怠るともっと早いペースで外壁が使い物にならなくなってしまうのです。
その点、ALCは60年以上経っても素材に劣化がほぼ見られないと言われており、施工当時の見た目と性能を保ったまま、一生その住宅に住み続けることも可能です。
外壁材の劣化はすきま風や防湿・断熱性能の低下を招き、壁の傷みから見た目以上に”住みづらい家”に変化してしまうのが厳しいところ。
ALCは適切な塗り替えを行えば半永久的に最高の状態をキープできることから、安心してマイホームに住み続けられるのが大きな利点と言えるでしょう。
目地も塗装に守られる
外壁材はコーキングという目地打ちを行うことで素材を繋ぎ合わせ、大きな住宅の外観を作り上げます。
外壁は日々新たな技術が開発されているのに対し、コーキング部分はまだまだ大きな進歩が見られない箇所。
目地のメンテナンスを疎かにすると、その間を潜って住宅の劣化&不快要因が内部に侵入してしまいます。
サイディング材ではこの目地部分がむき出しの状態で施工が完了するため、7~10年に一度はこの目地のメンテナンスが必須となります。行わないと、外壁材の裏面から取り返しのつかないダメージが発生することがあります。
一方で、ALCはコーキング作業終了後に、現場で塗装を行う外壁材です。目地も外壁材同様、塗装によって守られることになるため、目地が劣化要因に触れることがありません。
目地部分についても塗装の塗り替えと同時にコーキング作業をやり直せば万全と言え、特別に意識して生活する必要はありません。
塗装の選び方でメンテフリーにも
ALCは塗装の塗り替えが必要な外壁材であり、この点はメンテナンスフリーを謳っている乾式タイルと比較すると劣っている部分です。
しかし、ALCについても塗装のグレードを上げることで完全メンテナンスフリーを実現することが可能です。
乾式タイルはメンテナンスがない分、初期コストは非常に割高な外壁となっており、メーカーによってはALCを採用するよりも遥かに値段が高い可能性もあります。
であれば、その差額を利用して塗装のグレードを上げて対応することも難しくないのです。
タイルは見た目の華やかさとメンテナンスフリーが魅力の外壁ですが、ALCには見た目の荘厳さと生活水準を向上してくれる確かな性能があります。
メンテナンス性の違いのみでタイルを選ばれるのであれば、塗装のグレードアップを検討して、住みやすい家を実現する選択もできるでしょう。
まとめ
ALCは素材が劣化しない外壁材である。
目地も塗装に守られるため劣化しにくい。
塗装の塗り替えが必要な素材ではある。
塗装のグレードアップで完全メンテナンスフリーを実現可能。
ALCは素材その物が優秀であることから、メンテナンスについても大きなメリットがある外壁材です。
完全メンテナンスフリーを売りにしているタイルと比べると、そう言い切れないALCは不利なように見えるかもしれませんが、それも塗装の選択によって同レベル以上に改善可能です。
確かな性能のおかげで、様々な選択肢が用意されているのがALCrという外壁材です。長所をどう伸ばすかはお施主様次第という面白さがあります。
ユニバーサルホームではこのALC外壁材を標準で採用。
一括受注を行っていることから、サイディングと変わらない低価格で比類なき壁ALCの性能をお楽しみ頂けます。
愛知県知多半島は半田店が営業中。
是非モデルハウスで実際のALCを見学・体験しながら、より詳しいお話をお聞き下さいませ。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
新築マメ知識