住まいのお手入れ方法「建具編」①
ユニバーサルホーム横浜平沼店のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
住まいのお手入れ方法
住居は、できあがったときから風雨や太陽光線など、さまざまな自然現象にさらされます。また、日常生活においても、床や建具の傷みや設備機器の消耗・損傷などがつきものです。しかし、こまめに手入れをすることでダメージを抑えれば、住まいの「持ち」はグンと違ってくるものなのです。
ここからは、マイホームを良い状態で維持していただくためお客様自身の手で簡単に点検やお手入れが出来る内容をご説明します。
今回は…建具編
『 ドア 』
ドアがきちんと閉まらない時は、ドアの対角線方向の寸法を左右計ってみてください。同じ寸法ならドアの変形ではありませんので、次のことを確かめて処置しましょう。
😢 ドアがギィギィときしみ音を出す…
🔧 まずは、一番初歩的な処置ですが、丁番に「ミシン油」をさしてみましょう。(図-1参照)
😢 ドアがきちんと閉まらない…
玄関ドア丁番の調整は専門業者に!
開き戸が閉まりにくくなった場合、丁番を調節することにより、正常な状態に戻ることがあります。室内ドアの調整は取扱説明書をご覧ください。尚、玄関ドアは重く危険を伴いますので、調整の必要な場合はできるだけ専門の業者に連絡しましょう。
ドアに重いものを吊らない!
ドアに重いものを吊り下げるような場合は、丁番が変形したり、外れたりしてしまうこともあります。重いものを吊り下げないでください。
ドアの開閉で指をはさまれないように!
ドアのお手入れの際にはドアの開閉により手をはさまれないように、十分注意してください。
😢 玄関のドアの閉まりスピードがおかしくなった…
ドアが急激にバタンと閉まったり、スムーズに閉まらない時の調整。ドアのストップ角度を変えていく時の調整は、次のようにしてみてください。
🔧 スピード調整は…
ドアクローザーの調整ネジをドライバーで回します。各方向に1回転まで調整できます。早くなる方向へ1回転以上回しますと、内部のバルブが抜け、油が漏出す恐れがありますので、注意してお使いください。(図-2参照)
⇩ (図-2) (図-1)
✋ 玄関収納扉がこすれるようになったら…
●奥行方向(前後)の調整ネジを緩め(1回転)奥行方向の調整(±2mm)をした後、再びネジを締めます。
●左右の調整ネジを回すことにより±2mm移動します。
●高さ(上下)の調整ネジを緩め(1回転)高さ調整(±2mm)した後、再びネジを締めます。
😢 把手の操作は?
把手には色々なタイプのものがあり、それぞれ異なった操作方法になっています。ドアの開閉時は把手を持って開閉操作を行ってください。
プッシュブルの場合、不用意によりかかると扉が開いて転倒する可能性があります。
😢 玄関ドアのラッチボルトがかからない…
🔧 ロックのラッチボルトがかからないときは、錠受取付けネジを少しゆるめ、錠受をスライドさせ調整します。調整後しっかりとしめてください。
😢 カギの差し込み具合が調子悪い…
🔧 油を差すのは、かえってホコリが付着しますので良くありません。カギに鉛筆のシンの粉をこすりつけ、鍵穴に数回抜きさししてください。なめらかになって扱いやすくなります。(カギに付着した黒い粉は最後に布などで必ず拭きとってください)
次回は・・・建具編「サッシ」です(@^^)/~~~