しっかりと結露対策していますか?
■これからの時期は湿気に要注意です
早いもので、今年もあと数日で5月ですね。
世間がバタバタしているせいか、春が短いように感じました。
来年は春を楽しめたらと思います。
さて、5月になると、気温も上がってきて気持ちが良いが増えますが、同時に雨も増えてきて、全体的に湿気が気になる季節にもなってきます。
湿気は色々と良くないことが多く、結露の元にもなるので対策をしっかりとしていきたいところ。
今回はそんな結露のことについてお話していきます。
■年々湿気が逃げづらい家が増えている?
皆さん、マンションって結露の多い家があるって聞いたことありませんか?
この原因は、『気密性』にあるんです。
コンクリートで造られたマンションなどは、隙間がなく施工することが簡単で、高気密住宅を実現しやすいです。
しかし、この隙間がない気密性の影響で、部屋の溜まった湿気も部屋にこもることになります。
そんな状況で断熱が上手くできていないコンクリートの壁や、窓ガラスにに湿気が溜まり結露をする。
これがマンションで結露が多くなりがちな理由となります。
当然、こういったことにならないようにしっかりと対策されているマンションが多いので、一部のマンションでの話となりますので、ご安心を。
さて、今の住宅って高気密、高断熱住宅って言われていますよね?多くのメーカーがそう言って家を売っています。
ちなみにユニバーサルホームもその一つです。
ですので、こういったことがコンクリート造の建物以外でも起きやすくなっている。
こういった住宅が年々増えている状況であることが、今の住宅状況です。
ですので、湿気の対策は、対結露の重要なミッションと言えるでしょう。
■結露対策 その1 窓を考える
結露が一番するポイントはやっぱり窓。
ここを対策することが、結露対策に求められます。
ちなみに窓が結露しやすいのは、外気温によって窓が冷やされて、そこに湿気が溜まって結露します。
なので、窓はなるべく、熱を室内伝えづらい物を選ぶことをお勧めします。
ガラスも1枚よりは2枚、2枚よりは3枚、3枚よりは4枚の方がベターです。
ただ、ここ静岡だと3枚、4枚はちょっとやりすぎかも^^;
単純にガラスが増えるだけ、窓の値段も上がりますので、そこは皆さんのお財布と相談して決めてください。
また、ガラスが結露しなくても、ガラスをはめているフレームから結露することもあります。
最近では採用率が減っていますが、アルミサッシなんかは結露しやすい窓だと言えます。
それよりも、樹脂製のフレームや、メンテンナンスに難があると言われていますが、木製のフレームを使用すると、より効果的です。
これも費用がどんどん上がりますので、予算との相談になります。
新築で考えている方は、こういったことも考えてみるのも大事なことだと思います。
今回は以上です。
またの機会に、結露対策の続きをお話していきます。