土地のご紹介の前には、こんな調査を行います。
■調査をする項目って結構多いんです
土地選びも住宅選びと同様、もしかしたらそれ以上に大変かつ大事なことになります。
ですので、ご自分達で探すだけではなく、住宅会社や不動産会社に依頼をする方も多いと思います。
当社も多くの方に土地の紹介を依頼されますが、その際には必ず下調べをしてからご紹介するようにしています。
そうしないと、後から問題が起こったり、最悪の場合、家が建てられない敷地を大金を払って買ってしまうなんてことも起こりえるからです。
また、今後長い期間住む土地ですから、なるべく良い立地の場所に住んでもらいたいと言う気持ちもあります。
と言うことで、今回はその『下調べ』の内容をご紹介してみようと思います。
■広さだけでは判断が出来ない
土地は単純に広くなると、その分金額も上がり資産価値も上がります。
しかしそれ以上に大事なことは『住みやすさ』
広くなることでで住みよくなるなら良いのですが、広いことで生じるデメリットも考えなくてはいけません。
ちなみに広くなることで出てくるデメリットとは・・・
・外構費用(お庭や駐車場を作る費用)が上がる。
・固定資産税が上がる。
・庭の手入れが大変になる。
その他にも出てきそうですが、今簡単に思いつくだけでこの位あります。
特に税金や庭の手入れは一生のことですから、簡単に考えてはいけないことではないでしょうか?
しかし、広いことで生まれるメリットもありますし、そもそも広くないと希望の家にならないことも考えられます。
ですので、そこはバランスを見て考える必要があります。
そのバランスを考え、希望に添うような広さの土地を探していきます。
■絶対に間違ってはいけない『役所調査』
薦めることが出来そうな土地を見つけたら、次は『役所調査』に入ります。
役所調査とは、市役所の職員が来て調査をする・・・なんてことではなく、その土地に住宅を建てる上で重要な法的なことや上下水道のことなどを調べる行為を指します。
調べる項目はかなりの多岐に渡りますが、一例を挙げていくと・・・
・全面道路の幅と種類
・建ぺい率、容積率
・都市計画区域内かどうか
・敷地に水道があるか?下水はあるか?
などで、これ以外にも20を越える項目を一つ一つチェックしていきます。
この作業をしておかないと、もしかしたらこ土地ではそもそも家を建てられないなんて場合もあり、かなり重要な仕事になります。
昔は市役所や水道課、下水道課、教育委員会などを回って調べたのですが、今はある程度ならネットでも調べられます。
だから『役所調査』って言うんですね^^
なんだか長くなってしまったので、この辺りでやめておきますが、その他にもまだまだすることがあります。
とても大変な作業ですが、お客様の明るい未来のため!
頑張って調べていきます!!!